【Amazonほしい物リスト】住所など個人情報漏洩防止の設定手順

Amazonほしい物リストは、自分ひとりで使うにしても、他の人と共有するにしても大変便利な機能です。しかし、よくわからないまま使用していると、自分の趣味や個人情報を垂れ流しにしてしまう恐れもあります。

この記事では、Amazonほしい物リストの使い方を、送る側と受け取る側両方の観点から解説します。ほしい物リストで個人情報をすべて開示して送る方法や完全匿名で送る方法など、状況に応じて開示情報を変える手順もお伝えしますので、参考にしてください。

目次

Amazonほしい物リストと住所など身バレの危険性について

ここでは、Amazonほしい物リストとはなにか、身バレの危険性はあるのかについて解説していきます。「Amazonほしい物リストって何?」という人はぜひ参考にしてください。

Amazonの「ほしい物リスト」機能とは

Amazonのほしい物リストとは、お気に入り商品を登録してリスト化しておける機能です。Amazonのほしい物リスト登録商品が値下げされた時に値下がり表示をしてくれるので、最安値で買うことができるという利点もあります。

「あとで買う」に近い役割を持っていますが、最大の特徴は、第三者に公開できることです。

  • 非公開-作成者のみが閲覧できる
  • リンクをシェア-リンクを知っている人だけ見ることができる
  • 公開-全員見ることができる

の3種類の設定があり、作成者が任意で選択できます。他人に公開したくない趣味全開のリストは、必ず非公開設定にしておきましょう。

何も考えずに送ると個人情報がバレるので注意

Amazonのほしい物リスト公開側の住所は基本的に非公開になっているため、個人情報がバレることはありません。しかし、ギフトを贈る側の住所・氏名情報は、商品と同梱される明細書に記載されてしまいます。名前にいたっては、外装の送り状シールにも印字されます。

つまり

  • ほしい物リスト公開者-個人情報流出の危険性なし
  • 他者のほしい物リストを見て、ギフトを贈る側-個人情報流出の危険性あり

という関係性です。

明細書や送り状に使われる情報の出どころ

Amazonでギフトを購入する際には、支払い請求先住所の入力を求められます。もともと登録してある住所を選択するほか、新しい住所を登録することも可能です。ここで入力した情報が、明細書・送り状ラベルに印字されます。

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あえてAmazonでギフトの送り主の情報をバラして送る方法

ほしい物リストでは、ギフトの送り先との関係性によって、あえて自分の名前や住所を教えたいこともあります。ここでは、ギフト送り主である自分の情報を公開して送る方法を紹介します。

どういう時にオススメの送り方?

友人や家族に向けて送る場合、自分の住所や氏名はすでに相手に知られているはずです。知られていなかったとしても、隠す必要のない情報です。

ギフト設定を理解せずに送ってしまうと、送り状にすら自分の情報が記載されません。近年は、商品送りつけ詐欺などもあるため、警戒心をもたれてしまう危険性もあります。

  • 匿名かつ住所を伏せての送り方
  • 本名かつ住所を公開しての送り方

それぞれを理解しておくことで、自分の身を守り、送り先にも不安を与えることなくギフトのやり取りができます。

送り主の情報を公開するための設定方法

商品を注文するときに、ギフトの設定にチェックを入れることで、受取人に送り主を知らせることが可能です。

《手順》

(1)ほしい物リストの商品をカートに入れる
(2)ギフトの設定にチェックを付ける

(3)お届先住所を指定する
(4)ギフト包装を選ぶ

ギフト設定を選択しない場合は、送り状に記載されるのは「Amazon.co.jp」です。ギフト設定を有効にすることにより、送り状の送り主欄が「請求先として指定された氏名」になり、納品書が同梱されます。

ただし、一部のギフト商品および支払い方法によっては、送り状に送り主の記載がなくなりますので、注意してください。

支払い方法をクレジットカードにすること

以下の支払い方法では、ギフト設定をしていても、送り状に送り主の情報が記載されません。

《送り主の情報が記載されない支払い方法》

  • コンビニ、ATM、ネットバンキング、電子マネー払い
  • 携帯決済
  • 全額Amazonギフト券
  • 全額Amazonポイント

ギフト送り主の情報を表示させたい場合、支払い方法はクレジットカード一択です。

金額を表示しない設定を忘れずに

家族や友人に、自分の情報が渡るのは良いとしても、プレゼントである以上、購入価格は伏せたいものです。

ギフト包装選択時に、「納品書に金額を表示しない」というチェックボックスが表示されるので、忘れずにチェックを入れましょう。

ただし、注意書きにもある通り、一部の商品においては値札が取り外せない場合があります。

Amazonでギフトを送る場合に送り主の情報を表示しない(伏せる)方法

SNSやブログなどネットを通して知り合いになった人、もしくは自分が一方的に知っている相手に送る場合、送り主の個人情報を渡すのはリスクが大きいです。

ここでは、送り主の情報を伏せて送る方法を紹介します。

Amazonギフトの送り主の情報を表示しない方法:設定に気をつければ個人情報は記載されない

Amazonでのギフト注文の仕組みを理解していれば、送り先に送り主の情報が渡ることはありません。適切な設定で送った場合の送り状は以下の通りです。送り主の欄には「amazon.co.jp」とAmazonの住所が記載されています。注文者の名前も住所も載っていません。

《ギフトの設定を有効にすると起きること》

  • メッセージとラッピングを付けることができる
  • 納品書には、メッセージ・請求先として登録した住所・氏名が記載される
  • 送り状に送り主の名前が記載される

《ギフト設定を無効にすると起きること》

  • メッセージやラッピングを付けることはできない
  • 納品書に、ギフトを受け取る側の住所・氏名が記載される
  • 送り状に送り主の情報が記載されない

《支払い方法による違い》

  • クレジットカード払いでは、ギフト設定に関わらず、納品書にクレジットカードの登録住所が記載される
  • クレジットカード以外の支払いでは、ギフト設定に関わらず、送り状に氏名記載がなくなる

上記がAmazonでのギフト注文の仕組みです。

  • ギフト設定を無効
  • クレジットカード以外の支払い方法を選ぶ

ことにより、完全匿名で、荷物を送ることができます。ただし、ニックネームすら記載されませんので、何かしらの方法で相手に自分が送ったことを伝えてください。

Amazonギフトの送り主の情報を表示しない方法:送り主の情報を伏せて送るための設定方法

送り主の情報をどこまで伏せて送るかによって、設定方法が異なります。ニックネームすら教えずに「完全匿名(送り主の情報を一切表示しない)で送る方法」と、住所だけ伏せて「ニックネームで送る方法」の2パターンを紹介するので、状況に応じて使い分けをしてください。

《完全匿名(送り主の情報を一切表示しない)で送る手順》

(1)ほしい物リストの商品をカートに入れる
(2)ギフトの設定のチェックをはずす

(3)お届先住所を指定する
(4)発送・配送オプションを選択する
(5)クレジットカード以外の支払い方法を選択する

以上の手順で送れば、完全匿名でのギフト発送が可能です。

《ニックネームで送る方法》

(1)アカウントサービスの中から「アドレス帳」を選択する
(2)新しい住所を追加を選択
(3)相手に知らせたいニックネームとバレても大丈夫な住所を入力して保存する

※住所1に値する、県と市まで記入してあれば大丈夫です。電話番号は相手に知られないので、自分の番号を記載します。

(4)ほしい物リストの商品をカートに入れる
(5)ギフトの設定にチェックをつける

(6)お届先住所を指定する
(7)ギフト包装を選ぶ
(8)発送・配送オプションを選択する
(9)クレジットカード以外の支払い方法を選択する
(10)請求先住所下の「変更」を選択し、手順3で保存した住所を選択する

この方法で、住所は伏せ、ニックネームは相手に知らせる事が可能です。住所はダミーでOKですが、実際に住んでいる人がいる住所は記載しないようにしましょう。自分の住所を市まで記入する、Amazon倉庫の住所を記入する、などが無難です。

Amazonギフトの送り主の情報を表示しない方法:支払い方法のベストはAmazonギフト券

完全匿名にしろニックネームだけ知らせるにしろ、住所を伏せたいのであれば、支払い方法はAmazonギフト券がおすすめです。

ギフト注文での支払いでは、コンビニ・ATM・ネットバンキング・ 電子マネー払いが利用できない場合があります。クレジットカード払いは、納品書にクレジットカード登録住所が記載されてしまうので、避けましょう。

Amazonギフト券とは、Amazonやコンビニ・家電量販店などで買えるプリペイドカードのことです。カードに入っている金額と同額で購入することができ、支払いの際にも手数料はかかりません。Amazonで買い物をする際に、現金払いと同義で使える支払い方法です。

実店舗に買いに行くのが面倒、Amazonからの発送を待っていられない、という人はEメールタイプかPDFタイプを購入しましょう。このタイプのAmazonギフト券であれば即受け取り・即チャージが可能です。

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個人情報を明かさずにギフトを受け取る方法

通常、ほしい物リストの公開側は個人情報を明かさずにギフトの受け取りが可能です。しかし、誤った設定方法でほしい物リストを公開してしまうと、注文者に「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」といった個人情報が渡ってしまう場合があります。

ここでは、完全匿名でギフトを受け取ることができるほしい物リストの公開方法をお伝えします。

※アカウント名は公開されないので変える必要性なし

ほしい物リストを作成する

ほしい物リストを作成します。リスト名は、自分と公開する相手にわかりやすければなんでもOKです。ちなみに、ほしい物リストは何個でも作れて、それぞれにリスト名・公開設定・お届け先の住所・氏名を登録できます。ブログ公開用・家族友人間公開用・あとで買うもの用など、用途別に使い分けると大変便利なので、積極的にリストを作成していきましょう。

《手順》

(1)アカウントサービスの中の「ほしい物リスト」を選択し、「リストを作成する」を選択
(2)リストの名前を入力、公開/非公開の設定をして「リストを作成」

ほしい物リストの詳細設定

リストを作成したら、ほしい物を追加する前に詳細設定を済ませましょう。

(1)該当リストの右側にある「・・・」にカーソルを合わせ、「リストの設定」を選択

(2)公開設定を「非公開」、リストの用途を「自分」にする
(3)受取人を、公開用のニックネームにする
※公開する相手がわかりやすいものが良いです
(4)自分のEメールアドレスを入力する
※公開されることはないので、正しいアドレスを入力してください
(5)誕生日は、公開したければ入力
(6)内容欄に、受取人の情報を入力
※第三者が検索しやすくなるためのものですので公開しても良い情報だけ記入します

(7)お届先住所を「新規作成」する
※氏名だけ公開されるので、受取人名と同じニックネームにします
※住所と電話番号は公開されないので、正しい情報を入力します
※住所の一番最後に「(本名)様方」を入れます

(8)第三者の出品の商品の発送同意書のチェックをはずす
※ここにチェックをつけてしまうとマケプレ出品者経由で個人情報が漏れる可能性があります
(9)購入済みの商品をリストに保持、サプライズにする、デフォルトのリストについては好みで設定

購入済みの商品をリストに保持にチェックを入れると、誰かが商品を注文したとしてもリストから商品が消えません。複数送られても困らない商品は、チェックをつけておくと良いでしょう。

サプライズにするにチェックを入れると、リストの商品が注文されても未購入の商品として表示されます。通常リストから消えたことで「誰かが送ってくれるんだ」と気づいてしまうので、サプライズ演出が嬉しい人はチェックを入れておきましょう。再び購入されそうになったときにはメッセージが表示されるので、重複の心配はありません。

デフォルトのリストにチェックを入れると、「ほしい物リストに追加する」ボタンを押したときに優先して追加されるようになります。

商品をほしい物リストに追加する

ほしい物リストに入れたい商品のページにいき、「ほしい物リストに追加する」を押します。

リストが複数ある場合は「ほしい物リストに追加する」ボタンの横にある下矢印をクリックして全リストを表示させ、該当リストを選びましょう。

コメント、数量、優先度を追加する

ほしい物リストに戻り、商品ごとにコメント、数量、優先度を追加します。

コメントは任意で入力してください。優先度と必要個数を入力しておけば、リストを見た人に「どのくらいほしい物なのか」「何個送ってもらえると嬉しいのか」が伝わるので、希望通りに受け取れる可能性が上がります。

リストを公開する

最後に、リストを公開しましょう。

(1)公開したいほしい物リストの「その他」から「リストの設定」を選択
(2)公開/非公開の設定を「リンクをシェア」に変える
(3)変更を保存

(4)その他の横にある「リストの共有」を選択
(5)「表示のみ」を選択して、リンクのコピーもしくはEメールで招待を選ぶ

SNSやブログでほしい物リストを公開したいときは、リンクのコピーを選んでプロフィール欄などに貼りつけます。家族や友人に教えたいときは、Eメールで招待を選ぶとスムーズです。

「表示して編集」を選んでしまうと、商品の追加や削除の権限まで与えてしまうので注意しましょう。

【Amazonほしい物リスト】住所など個人情報漏洩防止の設定手順まとめ

ほしい物リストは、適切な設定で使えば、送る側も受け取る側も安全にやり取りができる便利な機能です。受け取る側は好きなタイミングでほしい物をリスト化でき、送る側も本人に尋ねることなくプレゼント選びができます。Amazonほしい物リストの仕組みを理解して、ギフトを楽しみましょう。

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この記事を監修した人

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