この記事では、中学生でも同居している親や家族にバレることなくAmazonで買い物をする方法をお伝えします。支払手段やコンビニ受け取りの指定、コンビニ受け取りの手順についても解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
18歳未満の学生が親バレせずにAmazonで買い物する方法

ここでは、18歳未満の学生が親バレすることなくAmazonで買い物をする方法をお伝えします。
未成年でもAmazonは使える?
Amazonでは、18歳未満の利用に関して、利用規約内で「18歳未満(未成年者)のお客様は、親権者または後見人が承諾する場合に限り、アマゾンサービスをご利用になれます。」と記載しています。利用の過程で承諾を得たかどうかを確認する場面はないため黙って利用することも可能ですが、承諾を得ていない場合はAmazonの裁量によってアカウントの停止をすることも可能だと明記されているので、一応アカウントを作ることを親に話しておいて下さい。
Amazonの買い物では現金払いの手段もあるため、親のお金やクレジットカードは使わないと約束しておきましょう。未成年でも、親の承諾さえあればAmazonの利用は可能、というのが回答です。
アカウントは新規作成したほうが良い
親など家族がすでにAmazonアカウントを持っていて、一緒に利用することを勧められる場合もあるはずです。しかし、アカウントには注文履歴が残り、消すことはできず、登録済みのメールアドレスにもさまざまな情報が送られてしまうためオススメしません。また、買い物をしなかったとしても、共有していると閲覧履歴が家族にバレてしまいます。
買い物の内容がバレるのが嫌な人は、自分専用の新規アカウントを作りましょう。ニックネームで登録することも可能で、メールアドレスはフリーメールでも構いません。
クレジットカード以外の支払い方法
未成年だと自分のクレジットカードを作ることはできません。そして、親のクレジットカードを借りてしまえば、それこそいくらのものをいつ買ったのかがバレてしまうので、絶対にやめましょう。親にバレずにAmazonで買い物をしたいのであれば、クレジットカード以外で支払う方法を考えます。
通帳やカードを自己管理しているのであればATM払いでも良く、中学生を除く15歳以上ならデビットカードを作るという選択肢もあります。Amazonの支払い方法一覧を記載するので、自分が使えそうな支払い方法を選択しましょう。一番手っ取り早いのは、Amazonギフト券を使うことです。コンビニで現金で買うことができるので、明細など履歴を残すことなく買い物ができます。
《Amazon未成年にオススメの支払い方法》
・コンビニ払い
・ATM払い
・ネットバンキング
・電子マネー払い
・Amazonギフト券
・Amazonポイント
・Amazon Pay
・PayPay
・プリペイドカード
・代金引換
受け取りスポットを指定
自分の住所をお届け先に指定してしまうと、家族が家にいる時に荷物が届いた場合、買い物をしたことがバレてしまいます。お届け先指定の際には、必ず受け取りスポットを指定しましょう。
・ローソン
・ファミリーマート
・ミニストップ
・ヤマト運輸営業所
のいずれかで受け取ることが可能です。
コンビニ受け取りの場合は、認証キーまたはバーコードが必要、ヤマト運輸営業所で受け取る場合は、お問い合わせ伝票番号と本人確認書類が必要です。
なお、Amazonマーケットプレイス出品者が発送する荷物については店頭受取が指定できません。親にバレることなく買い物をしたいのであれば、発送元がAmazonになっている物を選びましょう。

《店頭受取が指定できない注文》
・Amazonマーケットプレイス出品者が発送する商品
・Amazon定期おトク便
・お届け日時指定便で配送される商品
・30万円以上の商品(ファミリーマート・代金引換で受け取りの場合は5万円以上の商品)
・3辺合計が80cmを超える商品、または重量が10kgを超える商品
・危険物(火気厳禁)
・商品詳細ページに、「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」と表示されている商品
・Prime Try Before You Buyの注文
書籍ならKindleで購入するのがオススメ
本や雑誌を買いたい場合、紙の書籍にするのではなく電子書籍Kindleで注文してしまえば、配達そのものが必要ありません。
・購入直後から読むことができる
・紙の書籍より安く売っている場合がある
・部屋の荷物として増えることがない
・Kindleアカウントを共有しなければ所持している本の内容がバレることがない
などメリットが多い方法なので、ぜひ活用してみましょう
スマホやiPad、パソコンを持っていれば、Kindleアプリをダウンロードすることで読書が可能です。Kindle本体を所持していなくても読めるというのは、収入の少ない学生にとって魅力でしょう。ただし、親バレ回避の観点から、家族と共有で使っているデバイスでは読まないようにして下さい。

Amazonプライムで日時指定するという手段もある
有料サービスですが、Amazonプライム会員になれば日時指定が無料でできるようになります。自分だけが家にいる時間帯を指定することで、コンビニ受け取りにせずとも親にバレることなく商品の受け取りが可能です。
Amazonプライムは30日間の無料お試し期間があるので、気になる人は一度試してみることをオススメします。大学生や専門学校生など18歳以上の学生が使えるAmazonPrimestudentもあります。Primestudentは、無料期間が半年間と長くて本会員になっても金額が安いので、該当する人はこちらを選択しましょう。ちなみに、Amazonプライム会員になっても、Amazonプライム対象外となっている商品(プライムマークが付いていない商品)は、日時指定ができないので注意して下さい。
宅配ロッカー設置店舗で受け取る
コンビニの店舗によっては、Amazon HubやPUDOステーションという宅配ロッカーが設置されています。
宅配ロッカーのある場所を受け取りスポットとして指定すれば、コンビニの店員を介さずにAmazonの商品を受け取ることができるのでかなり便利です。
商品を受け取るにはメールが必要
商品の受け取りには、受け取り用のバーコードもしくはお問い合わせ番号と認証番号が必要です。そのため受け取りの情報が書かれたメールを提示できる機器があればそれだけで受け取れます。
商品受け取りに身分証明書は不要
コンビニ受け取りに身分証明書は必要ありません。なので商品を受け取ろうとしている人が中学生でも高校生でも受け取りのメールさえあれば、誰でも受け取ることができます。
本人以外でも受け取りが可能
先ほども述べたようにメールさえあれば、商品の受け取りが可能なので注文した人以外でも受け取ることができます。例えば家族の誰かが注文した商品の受け取りをその子供である中学生が受け取りにいくことも可能ということです。
代理で取りに行ったとしても、コンビニの店員から身分証明書などを求められることはないので安心して受け取りにいきましょう。
商品内容が親にバレる2つのケース

Amazon.co.jpから発送される商品は、茶色いダンボール箱に入っていて中身はわかりませんし、送り状に商品名の記載もありません。そのため、買い物をした事自体はバレても良い、中身だけ知られなければOKという人は自宅受け取りにしておくという方法もとれます。
しかし、中には商品受け取り時の送り状や外装によって、中身が親にバレるケースが存在します。ここでは、商品内容が親にバレる2つのケースを紹介します。
発送元がAmazon.co.jpでない商品
Amazon.co.jpが発送する商品においては、送り状には商品名が記載されません。品名という項目があっても、バーコードやIDで管理されているため、中身についてわかるような記載は無いのが通常です。
しかし、Amazonで売られている商品には、Amazon.co.jpが発送する商品と、Amazonマーケットプレイス出品者が発送する商品の2種類が存在します。Amazonマーケットプレイス出品者が発送する商品に関しては、梱包・発送手段・送り状の記載の仕方などすべてにおいて、Amazonとは異なります。
外装はよく見るAmazon.co.jpと書かれたダンボールではないですし、メール便で届くこともあります。また、送り状についても、商品名を書かないまたはぼかして書く出品者もいれば、ハッキリと商品名で記載して発送してくる出品者もいます。買い物をしたことだけではなく内容までバレてしまう危険性があるので注意しましょう。
なお、販売元がAmazonマーケットプレイス出品者でも、発送元がAmazon.co.jpになっていれば大丈夫です。販売元と発送元は商品ページから確認できます。

大型のもの・重すぎる商品は外装のまま送られてくる可能性大
発送元がAmazon.co.jpであっても気をつけなければいけないのは、大型・重量の重い商品を注文した場合です。Amazonの梱包に入りきらない・Amazonの梱包では強度が足りない場合には、外装パッケージに送り状が貼り付けられてそのまま発送されてくることがあります。
3辺合計が80cmを超える商品、または重量が10kgを超える商品については、店頭受取の対象外となってしまうので、注文には重々注意しましょう。家族がいない時間帯を狙って日時指定をかけ、受け取り後即座に自分の部屋に持っていってしまうのが確実です。
Amazonの注文をコンビニ受け取りにするメリットとデメリット

親や家族にバレることなくAmazonで買い物をする時、最も確実で便利な手段がコンビニ受け取りです。ここでは、コンビニ受け取りのメリットとデメリットを紹介します。
Amazonコンビニ受け取りのメリット6つ
コンビニ受け取りを指定することのメリットは以下の6つです。
・親や家族にバレることなく荷物を受け取れる
・深夜でも関係なく24時間荷物を受け取れる
・出掛けるついでに受け取れる
・旅行先であっても近くのコンビニを指定すれば受け取れる
・病院内のコンビニが受け取りスポットになっていれば入院中フロントにバレることなく荷物を受け取れる
・店頭受け取りを指定することによって手数料が取られることはない
Amazonコンビニ受け取りのデメリット3つ
メリットの多いコンビニ受け取りですが、デメリットも存在します。コンビニ受け取りを指定することのデメリットは以下の3つです。
・レジに行く前に専用端末で手続きをしなければいけないのが面倒
・自宅まで運ぶのが大変
・店頭受け取りに対応していない商品がある
まず、店頭受け取りはレジに直行して荷物を受け取れるわけではありません。ミニストップとローソンはロッピー、ファミリーマートはマルチコピー機と、それぞれ専用端末で受け取り手続きをする必要があります。
支払番号や確認番号を入力して手続きを完了させると、バーコード付きの申込券が発行され、それを持ってレジに行くことでやっと荷物を受け取れます。慣れれば数分の作業ですが、判押しすら要らない自宅受け取りと違って手数が多く、面倒なのはデメリットと言えるでしょう。
また、コンビニと自宅の距離にもよりますが、商品を受け取ってから自宅に運ぶのが少々大変です。Amazonは小さい商品でも大きめのダンボール箱に入っていることが多く、軽いのにかさばります。
親にバレずに買い物をするためにコンビニ受け取りを指定したとしても、普通サイズのカバンには入りません。玄関で出迎えられてしまえばAmazonで買い物をしたことがバレてしまいます。
最後に、店頭受け取りに対応していない商品の存在です。
・Amazonマーケットプレイス出品者が発送する商品
・Amazon定期おトク便
・お届け日時指定便で配送される商品
・30万円以上の商品(ファミリーマート・代金引換で受け取りの場合は5万円以上の商品)
・3辺合計が80cmを超える商品、または重量が10kgを超える商品
・危険物(火気厳禁)
・商品詳細ページに、「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」と表示されている商品
・Prime Try Before You Buyの注文
以上の商品については、店頭受け取りの対象外となってしまいます。
Amazonの荷物をコンビニで受け取る手順

Amazonから発送される荷物は、一部を除き店頭受け取りの指定が可能です。ここでは、Amazonの荷物をコンビニで受け取るための手順を解説します。
お届け先を受け取りスポットにする
Amazonで買い物をする際、注文確定の段階で、お届け先を受け取りスポットに指定します。住所や郵便番号、目印の建物などで近くの受け取りスポットを検索できるようになっているので活用しましょう。
このとき、かならず「受取スポットを探す」でお届け先のコンビニを指定してください。「新しい住所を追加」でコンビニの住所を入力してもコンビニ受け取りはできません。
注文確定
最終確認画面で、お届け先と配送方法を確認します。お届け先が指定したコンビニの住所、配送方法が店頭受取になっていればOKです。
Eメールを確認
店頭受取で商品を注文すると、商品発送を知らせるメールの後に認証キーが記載されたメールが送られてきます。コンビニで受け取るためにはこの認証キーが必ず必要になりますので、Eメールの受信を確認しましょう。
受け取り期間内に指定コンビニに行く
商品がコンビニに到着すると、到着メールが届きます。認証キーを控えてコンビニに行きましょう。受け取り期間を過ぎると自動でAmazonへ返品されてしまうので、必ず受け取り期間内に出向くようにして下さい。
ローソン・ミニストップでの受け取り方法
(1)Loppi端末に行き、「各種番号をお持ちの方」を選択

(2)お問い合わせ番号を入力し、「次へ」を選択

(3)認証番号を入力し、「次へ」を選択

(4)内容を確認し、「了解」を選択

(5)発行された申込券を持ってレジに行き、商品を受け取る
ファミリーマートでの受け取り方法
(1)マルチコピー機に行き、トップメニューの「荷物の発送/レジで受取」をタッチします。

(2)次に、「レジで受取」をタッチします。

(3)次に、「番号入力」を選択します。

(4)次に、「第1番号(お問合わせ番号、店頭受取番号)」を入力します。

(5)次に、「第2番号(認証番号)」を入力します。

(6)「ただいま通信中です」と表示されますので、しばらく待ちます。

(7)次に、確認画面で内容を確認して「OK」をタッチします。

(8)マルチコピー機から「Mコピーサービス申込券」が発行されます。

(9)最後に発行された申込券を持ってレジに行き、伝票に受取のサインを記入し商品を受け取ります。店頭での代金引換の場合は、その際に支払います。
受け取り場所を変更したい時
Amazonでの注文時に設定した受け取り場所のコンビニを変更したいと思うこともあるでしょう。ここでは商品の受け取り場所を変更する方法を紹介します。
注文をキャンセルする
受け取り場所を変更したい場合は、注文を一旦キャンセルして再度注文し直す必要があります。ちょっとめんどくさく感じるかもしれませんが、受け取り場所を変更するにはこの方法しかありません。まだ商品が発送されていなければ、Amazonから注文をキャンセルすることができます。その上で再度注文をし、希望の受け取り場所を指定すればOKです。
コンビニ受け取りに関するQ&A

ここでは、コンビニ受け取りに関するよくある質問をまとめました。
受け取り期間は何日間?
コンビニ受け取りを指定した場合は、商品到着のEメールを受信した日を含む7日間、ヤマト運輸営業所受け取りを指定した場合は、商品到着のEメールを受信した日を含む3日間が受け取り期間です。受け取り期間を過ぎてしまうと、自動的にAmazonへ返送されてしまいますので注意しましょう。
返品したいときはどうしたらいいの?
コンビニ受け取りを指定していて、何らかの理由で商品が必要なくなった場合、受取期間をすぎるまで放置しておけば自動的にAmazonへ返送されます。しかし、この行為は、Amazonからペナルティを課せられる危険性をはらんでいます。ペナルティの対象になると、今後コンビニ受け取りができなくなる、最悪の場合アカウントが利用できなくなることもありますから、むやみに放置による返品行為はしないようにしましょう。
返品したくなったときには、まずAmazonや出品者に連絡を取り、どのような対応をすればいいのか指示を仰いでください。受取拒否をするよう言われたら、コンビニに受け取りに行かず放置しておきましょう。返品手続きをして返品するよう言われた場合には、一度コンビニで商品を受け取り、Amazonの指示に従って返品手続きをします。
認証キーを紛失してしまった場合は?
お問い合わせ番号と認証番号が書かれたEメールを紛失してしまった場合、Amazonアカウントにログインして「メッセージセンター」を見ることで確認できます。または、注文履歴を開き、お支払ガイドへのリンクをクリック、決済方法を選択することでも番号の表示が可能です。
コンビニに行ってから紛失に気づいた場合でも、スマホを持っていればその場でAmazonにログインして確認することができますので安心です。
まとめ

Amazonでの買い物は、クレジットカード以外の支払い方法も指定可能だったりコンビニ受け取りが可能だったりと、親にバレたくない人にやさしいシステムになっています。コンビニ受け取りの対象外になっている商品もありますが、注文確定前にわかることですので、知らずに自宅に配送されてしまったという事態にはなりませ ん。また、自宅受け取りしかできない商品も、家族がいない時間帯で日時指定をすれば、バレずに受け取ることも可能です。
この記事を参考に、ぜひ、自分の好きなものをAmazonで購入してみてください。