この記事では、中国輸入ビジネスをする際、ヤフオクを選ぶメリットとヤフオクリサーチに役立つ方法をご紹介します。
Amazonやメルカリでの販売もポピュラーですが、ヤフオクにはそれらにないメリットがあるのです。
中国輸入ビジネスで稼ぐために必要不可欠なポイントになりますので、チェックしておきましょう。
中国輸入品を販売するならヤフオク?そのメリットとは
中国輸入ビジネスでヤフオクを販路に選ぶことは3つのメリットがあります。
1.利益率を高くできる
2.入金までの時間が短い
3.リスクが軽減される
このメリットについて順番に解説していきます。
1.ヤフオク中国輸入なら利益率を高くできる
利益率を高くできるのであれば、それに越したことはありません。
商売を始めるにあたってほとんどの人が通販サイトに出品する形をとると思います。
人目につく確率は圧倒的に高いものの、手数料が痛いなと感じることもあるでしょう。
しかし、ヤフオクは販売サイトの中でも群を抜いて手数料が安いのです。
AmazonでFBAを利用した場合の手数料は約30%、メルカリでも販売価格から10%は手数料として引かれてしまいます。ですが、ヤフオクでは販売価格の8.8%しかかかりません。(Yahoo!プレミアム会員の場合)
ラクマなどの手数料がさらに安いところもありますが、利用者数が多い販売サイトを利用することを考えるとヤフオクの手数料はコスパが良いのです。
たとえば同じ商品を売るとしても、販路をヤフオクにした時とAmazonにした時とでは利益率が20%以上差が出ることになります。
もし、今Amazonを利用していて利益率の高い商品があれば、ヤフオクに出品するだけでさらに利益が上がる可能性があるのです。
尚、Amazonで利益を拡大する方法については、下記の記事を参考にしてください。
参考:Amazon出品者が利益拡大するには?手数料への理解が重要
2.ヤフオク中国輸入なら入金までの時間が短い
ヤフオクのメリットは、入金までの時間が他サイトより短いことにもあります。
入金までの時間は、資金繰りの良し悪しを左右するものです。
Amazon、メルカリ、ヤフオクで見比べてみると……
Amazon→2週間に1回
メルカリ→申請から1〜6日
ヤフオク→売上確定から最短で翌日~2・3日
となり、ヤフオクは時間のロスがほとんどがありません。
あくまで売上確定からの期間なので、購入者側が購入を確定させなればその分遅くなりますが、この点はメルカリ等を利用した場合でも同じでしょう。
中国輸入ビジネスを始めても資金繰りに困ってしまう人がいる中、ヤフオクのこのシステムはそんな問題を解消できる強みなのです。
3.ヤフオク中国輸入ならリスクが軽減される
中国輸入ビジネスをする上でヤフオクを利用すると、リスクを軽減することにもつながります。
ヤフオクで対策できるリスクは以下の2つです。
・市場での最低価格を把握できる
・アカウントの停止措置への対策
まずは市場での最低価格を把握できるという点についてご説明します。
ヤフオクには1円からの出品があり、販売サイトでの最安値を知ることができるのです。
他サイトで販売している商品が売れなかった場合、事前にヤフオクで売れた商品の価格を調査しておき、その価格に合わせれば売れる可能性があります。そうすれば、売れない商品の在庫を抱え続ける事態を防げるでしょう。
次にアカウントの停止措置への対策です。
Amazonやメルカリではアカウントを複数作成することはできません。
もし規約違反が発覚しアカウントの停止措置が取られると永久凍結されるため、一度アカウントを停止されると販売が続行できなくなるのです。
そうなった場合、他の販路を使用することで商品の販売を続行することができます。利益が見込める商品であれば売上を保持するためにも考えておきましょう。
もちろんヤフオクでもアカウント停止につながることはありますので、規約内容はしっかり把握しておきましょう。
また、ヤフオクには商品レビューがないので、口コミが商品の売り上げに影響するということはなくなります。しかし、商品や対応が悪かった場合は購入者からの評価が低くなるリスクもあるので、商品状態のチェックや購入者への対応はしっかり行う必要があります。
尚、Amazonでのアカウント停止については、下記の記事を参考にしてください。
参考:アカウント停止になる前に!Amazonに出品している商品情報の一括削除の方法とは?!
また、Amazonでの商品レビューのメリットについては、下記の記事を参考にしてください。
ヤフオク中国輸入のリサーチ手順について
ここからは中国輸入販売をヤフオクで行うために必要なリサーチの手順について説明していきます。
ヤフオクの公式サイトを開く
↓
条件指定のページを開く
↓
条件を設定し検索をかける
という簡単な流れです。
順番に説明していきます。
ヤフオクの公式サイトを開く
ヤフオクの公式サイトを開きます。
条件指定のページを開く
トップページの上部、検索窓の右横に付いている「+条件指定」というリンクを押します。
条件を設定し検索をかける
開催中のオークションで、上部にあるキーワード欄と下部にある商品の状態欄のみ設定を変えます。
まずはキーワード欄の説明です。
「すべて含む」の欄に、中国・輸入品・互換などのキーワードを入力しましょう。
次に検索窓下のチェックを入れる項目は、真ん中の「タイトルと商品説明」を選択します。
ページをスクロールし、下部にある商品の状態の欄では「未使用」を選択すれば、条件の設定は終了です。
検索ボタンを押して、表示された商品画像をチェックしていきましょう。
ヤフオクリサーチで中国輸入品を芋づる式に見つけよう
利益が出る中国輸入品を効率よく見つけたいですよね。
中国輸入=Amazonと考えている人は多いですが、実はヤフオクにも多くの商品が出品されています。
そして中国輸入品の販売者は、中国輸入品のみを扱っていることが多いのです。
中国輸入品のみを出品している販売者を見つけることができれば、芋づる式に商品を見つけることができます。
以下で、リサーチ方法を説明していきます。
条件指定してキーワード検索をかけよう
先ほど説明した条件指定からキーワード検索をするのは同じです。
ノーブランド・中国・輸入などのキーワードを入力し、「タイトルと商品説明」にチェックする。
販売者が商品説明欄に同様のキーワードを入力していることがあります。そういった商品を見逃さないために必ずここにチェックを入れてください。
カテゴリを指定すると、より目的に近い商品を探すことができるので、探したい商品のカテゴリも設定しましょう。
たとえば、ヨガ関連の商品を検索したい場合
↓
↓
特定の商品が決まっていないのであれば「すべての商品を見る」、決まっているのであればその商品名をクリック。
設定ができたら「商品の状態」を未使用にして検索をかけます。
中国の仕入れ先を特定しよう
中国商品を見つけることができたら、仕入れ先を特定する作業に入ります。
今回はヨガマットを探してみます。
商品名をコピーし、翻訳サイトで中国語に変換しましょう。
翻訳結果をコピーし、タオバオやアリババなどの中国サイトで検索をかけます。
画像が表示されるので、ヤフオクで見つけた物と同じ商品があるか見ていきましょう。
同じものが見つかったら、商品のサイズや付属品等も同じか確認してください。
そして下記のデータをメモし、リストを作成していきます。
・ヤフオクでの商品名と商品ページのURL
・中国サイトでの商品名と商品ページのURL
・仕入れ値
これらは利益計算をして最終的に仕入れをするまでに必要なデータです。
リスト管理することで一目で比較が可能になるため、作業の効率が上がります。なお、シーズン関連商品等、今は時期ではないが後から利益が見込める商品というものもあるため、 今回仕入れないからといってリストから削除してしまうのは勿体ないです。
芋づる式リサーチの方法
中国輸入品を扱っている販売者は、中国輸入品のみを取り扱っていることがほとんどです。
中国輸入品を見つけたらその販売者の「出品中の商品を見る」を確認すると、芋づる式に中国輸入品が見つかります。
より利益が見込める商品を手早く知りたい場合は、出品商品が多く、評価が高い販売者を探してチェックするとよいでしょう。
仕入れ先の特定は、先ほど説明した方法と同じ手順になります。
中国輸入品の仕入れをするなら代行業者が必須
中国輸入品で最大限に利益を出したいのであれば代行業者を利用することは必須となります。
代行業者は中国からの商品の輸入に関しての様々なことを代わりに行ってくれます。
自分で全てをやろうとするとかなりの時間が掛かるので効率的に利益を出すなら必ず代行業者を使いましょう。
なぜ代行業者が必要なのか、ということと、お勧めの代行業者を紹介していきます。
中国輸入の代行業者はなぜ必要なのか
中国輸入商品の仕入れに使われるタオバオやアリババは2種類あるということを知っていますか?
一つは全世界向けの英語表記のサイト、もう一つは中国国内向けの中国語表記のサイトです。
全世界に向けたグローバルサイトの方は誰でも使うことが出来るのですが、中国国内向けサイトの方が価格が安く商品のバリエーションが多いです。
もちろん仕入れには中国語サイトの方を使いたいと思いますが、こちらは現地の銀行口座を用意することとアリペイという決済サービスへの登録が必要です。その上、商品の発送は中国国内のみです。
つまり実質中国に住んでいなければ使えないのです。
これらの面倒な準備を代わりに引き受けて、中国国内で商品を代理購入してくれるのが中国輸入代行業者になります。
お勧めの中国輸入代行業者はどこか
中国輸入を代行する会社は数多くありますが、お勧めはイーウーパスポートです。
輸入代行業者の中には見積もりを多く改ざんしたり、中抜きをしたり、粗悪な商品を送ってきたりなど信頼できない会社もあります。
イーウーパスポートは中国にありますが、日本企業で日本人スタッフが常駐しているので安心です。
やり取りも日本語OKなので難しい中国語の壁がなく簡単に仕入れができるのは大きな魅力でしょう。
更にイーウーパスポート【ゴールド会員】なら検品までお願いできるので、こちらで品質チェックをする手間が省けます。
ヤフオク中国輸入ならリサーチツールを活用しよう
輸入品の転売ビジネスをしている人は多く、ヤフオクでも2013年9月に一部無料サービス化が始まってから参入者が増えました。
多数のライバルを制するには、いかに利益が出る商品を見つけられるかが鍵を握っているのです。
リサーチツールを活用すれば、ネットで販売されている最安商品を見つけて利益をあげ、競合相手に差をつけることが可能となります。
おすすめのリサーチツールと利用方法を紹介していきます。
おすすめその1.@即売くん
@即売くんのおすすめポイントは、無料で初心者でも簡単に利用でき、商品ページのテンプレートが豊富に準備されているところです。
@即売くんの出品方法を詳しく解説していきます。
まず@即売くんのダウンロード・インストールを完了させましょう。
「soku.exe」というファイルをクリックし起動させます。
↓
起動後、基本設定から順に入力していきます。
基本設定では、商品を発送する都道府県とYahoo! IDの入力が必須です。
入力を終えたら設定保存をして次に進みましょう。
↓
初期状態設定のページでは主に以下の項目を設定していきます。
・デザインの設定(テンプレートのデザインやカラーなど)
・よく利用する発送方法
・よく利用する代金の受取方法
入力を終えたら保存し次のページに移ります。
↓
次に商品ページに表示させる文章等を設定しましょう。
・タイトル
・商品説明
・注意事項
の順に入力していきます。
また、商品ページに別のページを表示させたい場合は、リンクの編集からリンクを作成し、商品説明欄に貼り付けてください。
↓
設定が終わったらプレビューを表示させ作成した商品ページを確認します。
プレビューに問題がなければ完成を押し、デザイン等修正したい項目があれば戻って修正してください。
↓
テンプレートが完成したら実際に商品を出品していきましょう。
商品案内完成の画面で、テンプレートコードの下部にあるコピーボタンを押すと、内容が全てコピーされます。
↓
ヤフオクの出品ページから商品のカテゴリを選びこのカテゴリに出品を押しましょう。
商品情報入力ページに移ったら、タイトルを入力し商品説明の欄でHTMLタグ入力を選択して、@即売くんでコピーしたコードを貼り付けます。HTMLタグ入力は、Yahoo!プレミアムに登録した状態でパソコン版から出品する際に選択できます。
他に必要な項目の設定が終わったら、確認画面へ進みましょう。
↓
プレビューを確認して問題がなければ出品するを押して終了です。
おすすめその2.オークファン
オークファンとは、ヤフオクやAmazon等商品を販売しているサイトの落札価格や情報を過去10年まで遡って調べることができるサイトです。
商品の最安値・販売(落札)価格の相場・開始価格の相場を調べるときに重宝します。
オークファンの便利な点は、ソフトウェアのダウンロードや煩わしい手続きをせずに以下の事が行える点です。
・条件を設定すると自動で入札を行ってくれる
・設定された条件から商品を検索し、ヤフオクでの出品状況を知らせてくれる
これらの機能で、商品リサーチの時間が大幅に短縮できます。
ただし、無料会員では機能の回数制限が付いたり、利用できないものがあるため、中国輸入ビジネスでヤフオクを頻繁に活用したいと考えている場合は有料会員になることをおすすめします。
おすすめその3.AppTool
AppToolはヤフオク出品管理ツールで、会員登録をすれば誰でも無料で使用できます。
ヤフオクでの出品作業の手間が省けるツールで、出品・再出品、出品商品、テンプレート作成、画像管理など、出品に関する様々な業務を一括管理しやすくなっていますので、特に商品を複数出品する方におすすめです。
AppToolの利点としては、
・売上計算
・まとめて一括評価
・出品テンプレートで楽に出品
・一括出品
など、様々な機能がありますので、日々の出品作業にかかる手間を大幅に省く事ができます。
サイト内に使い方の説明がある他、不明点がある場合はメールでの問い合わせも可能となっています。
尚、Amazonの商品価格リサーチに便利な「Keepa」の使い方については、下記記事を参考にしてください。
参考:Keepaの使い方とは?グラフの見方やAmazon価格比較機能の使い方を解説
ヤフオク中国輸入で商品を仕入れるかの判断をしていこう
商品を仕入れるかどうかの基準は基本的に2つです。
一つは利益額、もう一つは商品の需要があるかとその供給量になります。
利益額=商品落札価格 −(商品仕入値+輸入・発送などにかかる全ての経費)で求めることができます。
必要経費の項目はたくさんあるためここでは割愛します。
ヤフオクを利用した場合は、落札価格+送料が【商品落札価格】となるので忘れずに計算しましょう。
全てを計算して利益があり、なおかつ市場の需要と供給を見て成り立つようであれば仕入れに進みます。
中国商品の価格とかかる費用
中国サイトで表示されている価格は、当然ですが中国人民元での価格になるので、日本円に換算して計算する必要があります。
そこを間違えてしまうと実際と全然違う金額になり、正しい利益が算出できないので間違えない様にしてください。
また、輸入をする際には商品代金に加えて主に以下の経費がかかってきます。
・代行業者への手数料
・為替手数料
・中国国内の送料
・国際送料
・関税
・消費税
選ぶ代行業者によっても違うので、慣れてきたら代行手数料が安くて自分に合った業者を探すとよいでしょう。
また、ヤフオクで販売する際の経費も忘れずに計算してください。
全ての経費を含め計算した上で利益が出るものならば仕入基準の一つを満たしたことになります。
尚、中国輸入での送金方法については、下記の記事を参考にしてください。
ヤフオク中国輸入では商品の需要と供給量のバランスを考えよう
仕入れを判断するにあたって、需要と供給も大事な基準です。
需要が高く、全体的に売れるまでの時間が短い商品であれば、他に出品しているライバルがいても引く必要はありません。他者よりも魅力のある出し方を工夫すれば良いのです。
しかし、出品者が多いのに全体で1週間に1つしか売れていないような物は、商品が売れ残る可能性も高くなってしまいます。
需要が高く供給量がほどよい商品を見る目安として、1週間に1つ以上売れていて出品者が3名以下・3日で1つ以上売れていて出品者が5名以下・1日1つ以上売れていて出品者の数は多くてもよい、という基準があるのでそれらに着目してみましょう。
また、初心者の方は利益額のラインを500円以上と決めた上で、需要と供給の基準を満たす商品を扱えばほとんどリスクは抑えられます。
ヤフオク中国輸入ではリサーチをして利益が見込める商品を決めたら仕入れよう
利益の計算をして基準を満たしている物が見つかったら、いよいよ仕入れに移りましょう。
仕入れの流れは、代行業者にタオバオやアリババの商品ページのURLと仕入数を伝えて発注します。
業者によっては段取りが違うこともあるので、事前に確認しておくとスムーズです。また、日本語で対応ができるスタッフがいる業者だとより安心でしょう。
仕入れの個数は、ロットでの注文になるので最低個数も確認しておく必要があります。
あまりにも多く仕入れると、万が一売れない場合は在庫を抱えることになるので、自分が考える個数と業者の最低個数が合致するかも判断しましょう。
初めて仕入れるものに関しては、少なめの個数で発注し、販売実績ができたら個数を増やして追加発注していきます。
また、取り扱う商品は複数の種類を少しずつにしていくことが基本です。
Aという商品が売れなくてもBという商品で利益が出ればカバーできます。
1つに絞ると、自分でリスクを高めることにつながってしまうのです。
ヤフオク中国輸入で販売する際に気を付けたい事とは
中国輸入品をヤフオクで販売する前に、知っておくべき事があります。
紹介する内容を理解したうえで始めていきましょう。
1.ヤフオクで売られている中国輸入品の種類について
2.リサーチをする上で押さえておきたいポイント
3.仕入れるときに押さえておきたいポイント
についてまとめました。
順番に解説していきます。
1.ヤフオクで売られている中国輸入品の種類について
中国輸入品と言っても、販売サイトによって売れる商品が変わってくるのはご存知でしょうか。
ヤフオクでは主に以下のジャンルの中国輸入品が多く出品されています。
・自転車/自動車/バイクのパーツ
・コスプレ用品
・スマホのアクセサリー用品(モバイルバッテリー・ケース・画面保護シール等)
・ゲームのアクセサリー用品
・おもちゃ
・レディースとメンズのアパレル品
・バッグや財布、装飾品等アクセサリー小物
・キャンプ、アウトドア等レジャー用品
・スポーツ用品
・寝具
もちろん他にも販売されていますが、多く出品されているカテゴリになるのでこの中から探していくと中国輸入品に早くたどり着けます。
2.リサーチをする上で押さえておきたいポイント
中国輸入ビジネスで仕入れる商品は、基本的にはノーブランドの物です。
また、ノーブランドとなっていても偽物やコピー品が販売されていることもあります。これは知的財産権の侵害にあたるので避けましょう。
リサーチをする際には、商品本体や箱にブランド名やロゴが入っていないか確認してください。
よく確認せずに仕入れてしまうと、後々大事になる可能性があります。
3.仕入れるときに押さえておきたいポイント
ヤフオクでリサーチをして仕入れる前にもう一度確認して欲しいことがあります。
・利益が出て、需要があり購入される商品か?
・販売しても問題ない商品か?
この2点をしっかり確認しましょう。
特に、販売しても問題がないかという点ですが、先ほど話したように偽物・コピー品だったり、禁止されているような危険物を避けて商品を選ばなければいけません。
また、ヤフオクの規定として出品不可のものあるため、出品禁止物のページを隅々まで読んでおきましょう。
<例>
・無修正のアダルトコンテンツ(無修正であることを示唆しているものもNG)
・汗、臭いがついた不衛生な使用済みの物
・警察や消防、郵便配送業者等の制服(犯罪で悪用される危険性があるもの)
上記は一例なのでまだまだありますが、これらはどの販売サイトでも禁止されている物がほとんどです。
規約違反にならないよう事前に調べておく必要があります。
また、サイズの大きい物など在庫管理に手間取るものは慣れるまで避けた方が無難です。
尚、Amazonの出品制限については、下記の記事を参考にしてください。
参考:Amazonの出品制限とは?CDの出品制限を解除する方法
ヤフオク中国輸入でリサーチをする際の注意点とは
最後にリサーチをする上での注意点を説明します。
・重たい、サイズが大きい等保管が難しい商品は避ける
・時間を定めてリサーチを集中的に行う
・リサーチした結果を客観的に見つめる
これらがなぜ大切か順番に説明していきます。
重たい、サイズが大きい等保管が難しい商品は避ける
輸入から輸入する際、送料は商品のサイズ・重量によって決められ、大きい物は送料も高くなってしまいます。
それだけでなく、落札者に発送するときも大きければ大きいほど送料は高くなることや、落札・発送まで自分で管理をしなければならないため保管に場所を取ってしまうことを考えると、利益が見込めるものであっても仕入れ候補から外した方が良いでしょう。
時間を定めてリサーチを集中的に行う
始めたばかりの頃は、商品が見つからずに何時間もリサーチをしていたという話をよく聞きます。
その場合は、カテゴリ自体に良い商品がない、もしくはキーワードを上手く設定できていないという原因が考えられます。
ある程度探してダメなら切り替えて、違う条件に変更してリサーチを行わなければなりません。また、長時間行っても集中力が途切れ、良い物があっても判断できなければ勿体ないです。1回2時間以内などルールを決めて短時間で集中してリサーチを行うほうが良い物が見つかります。
良い商品があった時は、商品名やURL、出品者情報のデータをまとめておきましょう。
リサーチした結果を客観的に見つめる
リサーチをして見つけた商品は、それまでの苦労や自分の好みなどが重なって愛着がわくものです。しかし、その感情に左右されると、仕入れる基準を下げてしまい結果的に利益が出なかったり、出品してはいけないものを仕入れてアカウント停止になるということにもつながりかねません。
あくまでも、利益を出すための仕入れなので、感情に左右されず客観的に判断しましょう。
自分で判断をするには不安という場合は、友人や家族、仲間に見てもらうのが一番です。
第三者の評価も踏まえて仕入れ基準を満たしたものを仕入れるようにしましょう。
ヤフオク中国輸入を展開するメリットとまとめ
メリットについていろいろ説明してきましたが、ヤフオクを選ぶメリットを簡単にあげると、
・利益率が高くなり、入金も早いので資金繰りに困りにくい
・値付けを誤るリスク・アカウント停止リスクへの対策ができる
という点です。
これは輸入ビジネスで損をしないためにもとても重要なことです。
また、このビジネスで稼ぐために最も重要なのは、利益の出る商品を見出すリサーチスキルです。
この記事ではビジネスを成功させる上で理にかなったリサーチ方法を紹介しました。ぜひ活用してみてください。