メルカリで出品すると、いつ売れるのかと楽しみになります。しかし、未経験者からすれば、「本当に売れるのだろうか?」「何日くらいかかるのか?」と心配になるかもしれません。
メルカリでは2021年12月の時点で、総出品数が25億個を突破しました。この数字を見ても、おびただしい数の商品が確実に売れていることが分かるでしょう。ポイントさえおさえれば、メルカリで自分の商品を売ることは、決して難しくありません。
そこで今回は、メルカリに出品した商品が平均どれくらいの日数で売れるのか、また、早く売れる商品の特徴や早く売るための対策をご紹介します。
どれくらいの日数で売れるの?
まず、「メルカリで出品したら、どれくらいの日数で売れるものなのか」について、具体的に解説しましょう。
早ければ出品直後
メルカリでは、出品後、早ければその日の内に売れることが珍しくありません。しかも、出品して1~2分後に買い手がつくケースもあります。
もちろんすべての商品というわけではありません。ベビーやキッズ向け、レディースのファッションアイテム、人気のゲームソフトやカードゲームなどは、かなり期待してよいでしょう。また、これらの定番以外にも、その年のトレンドアイテムは、飛ぶように売れることが極めて多いです。例えばコロナ禍では、テレワークや巣ごもりといったライフスタイルの変化で、イヤフォンの売上が桁違いに増加しました。その他の一般的な商品でも、3日~1週間が目安と考えてください。
商品が売れるまでのプロセス
メルカリで出品した商品がどのようなプロセスをたどって売れていくのか、詳しく見ていきましょう。
商品へのアクセスはWebサイトとアプリ内検索のみ
メルカリではWebサイトかアプリで会員登録を済ませたうえでなければ、出品も購入もできません。Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどのメジャーなECサイトの場合は、ユーザーが検索エンジンを使って商品検索をすると、サイト名とともに該当商品が表示されることが多いです。
しかしメルカリの商品は、この方法では画面上に掲載されることはあまりありません。メルカリで登録を済ませたユーザーがWebサイトかアプリ内で商品検索などのリサーチをして、初めて商品を目にする場合がほとんどです。そして、その中でお気に入りの商品が見つかれば、それを購入するというプロセスを踏んでいくわけです。
つまり、自分の商品を買ってもらうためには、多くの出品商品の中からユーザーに見つけてもらわなければならないということです。メルカリのユーザーの目にとまらなければ、どれだけ素敵な商品を出品していても売れることは絶対にありません。
表示は新着順
メルカリの画面を開くと、おびただしい数の商品が表示されます。もちろん上位表示された方が、ユーザーの目につきやすいため有利です。しかし、どの様な基準で表示順が決まるのでしょうか。
メルカリの商品はカテゴリーだけでも13に分かれており、各カテゴリー内でさらにミニカテゴリーに細分化されています。ファッションアイテムはもちろん、コスメやゲーム、スポーツ関連、ハンドメイド、さらには自動車やオートバイまで実に多彩です。
例えば「家電・スマホ・カメラ」のカテゴリーを選択すると、「すべて」に始まって「スマートフォン/携帯電話」「スマホアクセサリー」「PC/タブレット」…と11のミニカテゴリーが表示されます。
「スマートフォン/携帯電話」をタップすると、さらに6つのカテゴリーが現れます。
ここで「スマートフォン本体」を選んで初めて、出品されているスマホを閲覧することができます。
ただ、ここで表示されるスマホは、メーカーや機種ごとに区分されているわけではありません。iPhoneやXperia、OPPOなどが順不同にずらりと表示されます。この順番は、新着順で決まります。
Amazonや楽天なら、ある商品を検索すると、それが今日でも明日でも表示される順番はさほど変化しません。しかし、メルカリは違います。わずか一日でも、上位に並ぶラインナップは、がらりと変化することが多いです。もちろんカテゴリーやタイミングにもよりますが、多くの場合、日々多数の商品がひっきりなしに出品されるので、あっという間に下位に押しやられてしまうのです。だからこそ上手くいけば、まるで回転寿司の人気メニューの様に出品後すぐに買い手がつきますが、そうでなければ数ある商品群の中に埋もれてしまう恐れもあります。
つまり、早く売り抜こうと思えば、多くの中からユーザーの目にとまりやすいものをタイミングよく出品する工夫が必要です。
早く売れる商品の特徴
早く売れる商品には、似たような特徴があります。これを知っているのと知らないのとでは、売れ行きに大きな開きが出ます。そこで、売れやすい商品にはどの様な共通項があるのか、4点ご紹介しましょう。
人気商品である
これはメルカリに限ったことではありませんが、ネット通販では人気アイテムは驚くほどの速さで売り切れるのが常です。
実店舗なら営業時間内に訪れなければ購入できないので、どうしても欲しい場合は仕事を休んででも買いにいったり、開店前から並んだりといった苦労が伴います。しかし、ネットを通じてのショッピングは、24時間・365日いつでも可能です。とくに月間利用者数2,000万人超えのメルカリでは、人気商品やレア品なら「寝る前に出品して、朝起きたら売れていた」ということも、決して珍しくありません。
そこまでの注目アイテムではなくともある程度目を引く魅力的な商品なら、後述するようにターゲット層が購入しやすい時間帯を狙って出品すると、早くに売ることが可能です。
保存状態が良い
メルカリユーザーが厳しい目を光らせてチェックするのが、保存状態です。同じ商品でも、箱に入ったままの未使用品と、飾っていただけでも一旦梱包を解いたものでは、価値が違います。
ましてやキズや汚れ、シミなどがあれば、見送られてしまうケースも多々あります。ややテクニック的な裏話になりますが、同じ商品でも画像がよく撮れていると売れやすくなります。ユーザーからすると、メルカリの商品は手にとったり、動かしたりすることができないため、画像のクオリティが大きくものを言うのです。よって、綺麗に見映えのする写し方を研究するのは、大いにおすすめです。
商品説明とプロフィールが充実している
画像に加えて、ユーザーにとって貴重な情報は、商品説明と出品者のプロフィールです。
多くのユーザーやマニアが知りたいと思うであろうポイントをくまなくおさえた商品説明がなされていると、グンと購入率がアップします。もちろんメールで質問は可能ですが、そのプロセスが面倒なユーザーは少なくありません。説明が曖昧だったり拙かったりする場合は簡単にスルーされてしまうのも、メルカリ出品者にとっての厳しい現実です。
また、プロフィールも丁寧に作り込まれていれば、人柄が伝わるため、ユーザーにとっては安心感が増します。プロフィールは、お店でいえば看板と同じです。誠意をもって記入すれば、見る人が見れば、他との違いはすぐに分かります。いったん信用を得るとリピーターになったり、知人やSNSにも紹介したりしてもらえるので、とても重要な要素といえるでしょう。
送料込みの価格設定である
メルカリのユーザーは商品価格を確認する際、無意識に送料も同時にチェックしているケースが非常に多いです。これは、ご自分が買う側の立場に回った時を思い浮かべるとよくわかるでしょう。
送料別だと、ワンコインで買えると思った商品が、合計で1,000円を超えてしまうこともあります。逆に送料込みで1,000円を下回るとすれば、「お買い得」と感じてその場でクリックしてもらえるかもしれません。新聞のチラシで安売り広告が目についても、そのスーパーに行くのに電車賃やガソリン代が多くかかる場合は控えてしまう、というケースに似ているかもしれません。一種の心理戦ともいえますが、「送料込みの価格」の威力は想像以上に大きいと認識しておきましょう。
商品がよく売れる時間帯
メルカリでは、商品によって売れやすい時間帯があります。これは、各商品へのニーズが高いターゲット層が、いつ、どの様なタイミングでメルカリ商品をチェック・購入するかを知ることで見えてきます。
例えば、「紙おむつ」と「腕時計」、「洗剤」と「ゲームソフト」では、それらを必要とするユーザーの顔ぶれや行動パターンが異なるのは、想像に難くありません。つまり、ただ闇雲に売りたい時に出品するのではなく、買ってもらいやすい時間を狙って売りに出すことが重要なのです。
主婦向けの時間帯
日用品やレディースアイテム、ベビー・キッズ商品を売るのであれば、主婦の仕事が一段落する午前9時~16時頃までが狙い目です。午前中に買い物など外での用事を済ませる人は、午後の時間帯にネット検索することが多いです。逆に、午後に用がある場合なら、午前の9~11時台にメルカリで買い物をする人の割合が増えます。
夕食の準備や後片付け、寝かしつけや就寝時間にさしかかる夕方から夜にかけての時間帯は避けた方がよいでしょう。
社会人向けの時間帯
社会人となると、主婦とはまったく行動パターンが違ってきます。じっくりと買い物を楽しめるのは、平日の夜か土日祝日に集中します。オフィスや仕事関連の商品や、価格帯が高めのスポーツ・趣味関連のアイテム、腕時計、アクセサリー、自動車などは、平日の20時以降か金曜日の深夜、あるいは土曜日の早朝を狙っての出品がおすすめです。
学生向けの時間帯
学生は、授業や部活動が終わる16時以降から23時頃までが狙い目です。金曜日など休みの前日なら夜中の閲覧数が増えるので、ゲームやDVD、ホビー商品などは、0時くらいから出品してもよいかもしれません。
商品を早く売る対策
メルカリで商品を早く売るために、おすすめの対策があります。売れにくいと感じたら、そこであきらめずに、ご紹介する方法をぜひ試してください。
再出品する
メルカリに出品して1週間ほど経っても売れない場合は、一度取り下げて再出品するのがおすすめです。ある程度時間をおいたり、シーズンを変えて再度出品すると、たとえ同じ商品でも新着扱いとなるため、上位表示されるからです。
時期やタイミングが異なれば、クリスマスや夏休みなどのイベント効果があったり、閲覧しているユーザーの顔ぶれや好みも変化したりします。それにより、以前はまったく興味をもたれなかった商品があっさり売れることがあります。
なお、あまり頻繁に再出品をおこなうとメルカリから罰則対象とされる恐れがあるので注意してください。
商品説明の内容や画像を変える
商品説明の内容や画像を変えるのも、販売促進には有効な方法です。説明の切り口や商品画像のアングルなどを変えるだけで、商品自体の印象が大きく変化します。
キズや汚れについては、あまり触れたくないかもしれませんが、隠すと疑われることもあり、それがかえってマイナス効果になるにもなり得ます。それより正直に記載した方が、信頼につながることが多いうえ、売れた後にトラブルになりにくいのでよいでしょう。
また、商品名が誤っていないか、品番も含めて細かくチェックしてください。少しでも間違っていると検索にヒットしないからです。
価格を下げる
もっとも効果が出やすいのが、商品の値段を下げることです。先に触れたように、送料を別料金にしている場合は、送料込みに変更することも検討してください。
ユーザーの目は思いの外厳しいです。たとえ10円高くても手を出してもらえないこともあります。他の出品者の価格や世間の相場とも比較して、その時々で最良の落としどころを模索してください。
メルカリで早く売るための心構え
最後に、メルカリに出品するうえでの心構えについてお伝えしましょう。これらの意識がユーザーに好印象を抱いてもらえたり、商品が早く売れたりするのに役立つので、ぜひ覚えておいてください。
丁寧な応対
メルカリで人気のある出品者に共通していえるのが、ユーザーへの応対が丁寧という点です。
ときには、仕事や家事などでとても忙しくしている最中に、立て続けに問い合わせが届くことがあるかもしれません。中には、取るに足らない質問もあるでしょう。しかし、ユーザーとのやり取りはすべて履歴が残り、内容は他のユーザーも閲覧できます。
その対応ぶりで評価が分かれることもあるので、決して感情的にならず、興味を持ってもらえたことに感謝して、品のある丁寧な返答を心掛けてください。
スピード重視
メルカリでユーザーが重視するのは、商品の品質と安さに加えて「スピード」です。購入が決定したらできるだけ速やかに梱包して、一日でも早く購入者の手元に届くように配慮します。
出品者が何日で売れるかが心配になるのと同様、購入者も何日で届くかが気になります。この点も評価のポイントになることが多いので、ぬかりなく対応するようにしてください。
まとめ
同じ商品でも、出品する時間帯や商品説明の内容、画像に工夫を加えるだけで、売れるスピードがまったく異なってきます。
ユーザー目線に立って、いつ、どの様な商品が欲しくなるか、また、その商品の何を知りたいかをよく汲み取って出品するように心がけてください。
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