メルカリの値下げ通知するときはいくらに設定すればいい?効果的な値下げの額と間隔を解説!

メルカリにおいて、商品を買ってもらうために効果的な方法として、値下げ通知の活用が挙げられます。

効果的なタイミングで値下げを通知すれば、興味を持ってくれた人に対して、積極的に購入してもらえる効果が期待できます。

ただし、タイミングや値下げの幅を誤ると、購入に繋がらなかったり、ただ安く買われるだけになってしまったりと、注意点も少なくありません。

今回は、メルカリで値下げ通知を出すタイミングや、おすすめの値下げ幅などについて紹介します。値下げをうまく使って今より商品を売りたい人は、ぜひ参考にしてください。

値下げ通知についての概要

メルカリの値下げ通知機能とは、文字通り値下げをした際に、ユーザーに対して通知が入る機能のことです。

値下げが通知されるユーザーは、値下げした商品にいいね!をつけてくれたユーザーが対象となっています。

自分の商品に興味を持ってくれたユーザーに対して、商品が安くなったことを伝えられるため、購入してもらえる確率が高くなる点が、大きなメリットです。

メルカリでは、出品者側から購入者にコンタクトを取る手段が限られています。そのため、値下げ通知は、購入者に対して能動的にPRできる数少ない手段と言えます。

値下げ幅はいくらでもいいのか?

値下げ通知が行われる条件は、その商品に対して一度に5%以上の値下げをおこなった場合です。

商品価格によって、必要な値下げ金額が異なるので、値下げの際は注意してください。

値下げが5%未満だった場合、何度値下げしても、通知はおこなわれません。

値下げ通知の手順

値下げ通知を送る方法は、以下の通りです。

1. メルカリを開き、出品した商品のページに移動する
2. 「商品の編集」をタップして、商品価格を5%以上変更する
3. 「変更する」をタップして完了

以上で、自動的に値下げ通知が送られます。値下げ以外、特別な操作は必要ありません。

値下げ通知を送る相手は選べる?

結論から言うと、値下げ通知を送る相手はこちらでは選択できません。

商品にいいね!をつけてくれた全員に対して、通知が送られます。

いいね!をつけてくれたユーザーに商品を買ってもらうポイント

いいね!をつけてもらったとしても、必ず購入してくれるとは限りません。単に気になっただけの場合や、ほかの商品と比較するためにいいね!しただけの場合もあるからです。

それでも、なんのアクションもしていないユーザーよりは、興味を持ってくれているのは間違いありません。売り方を工夫することで、検討中のユーザーを購入する気にさせられる可能性も十分にあります。

ここでは、いいね!をしたユーザーに対して、商品を買ってもらえるような工夫やポイントについて紹介します。どの方法が有効かは商品や相手によって異なるため、複数の方法を覚えておくことが大切です。

商品名を工夫する

商品名は、後から何度でも変更できます。ユーザー受けが悪いと感じたときは、最初につけた商品名にこだわらず、商品名を再考することも重要です。

意識するポイントとして、タイトルは極力文字制限の40文字ぎりぎりまで入力してください。たくさん入力することで、より多くの検索に引っかかる確率を上げられます。

また、重要なキーワードは文章の最初にもってくることで、より検索結果に反映されやすくなるため、覚えておきましょう。

特に、値下げや限定販売など、ユーザーに伝えたいことがある場合は、「」などを使って商品名の最初に持ってくるのも、非常に有効です。

商品説明文を改良する

商品説明文は、タイトルや写真と同じ位重要な項目です。メルカリでは商品を直接確認できないため、商品説明でどれだけ魅力を感じてもらえるかが、非常に大切なのです。

大前提として、商品の状態は正確かつ具体的に記載してください。色や大きさはもちろん、型番や傷の有無などももれなく記載することを心がけてください。

加えて、言葉遣いも注意が必要です。相手を不快にさせたり、威圧したりするワードは控え、丁寧な文章にすることが大切です。

掲載している写真を増やす

商品写真は、質だけでなく数も重要です。購入者にとって、商品の情報を目視で確認できるのは写真だけなので、商品の細部まで確認できる写真を用意する必要があります。

掲載する写真は、正面や側面、背面が写っているものは必ず用意してください。加えて、細かい点や詳細を伝えたい部分があれば、その部分を強調した写真も必要です。

特に、汚れや傷がある場合は、必ずその部分が確認できる写真を用意してください。マイナスポイントを隠したまま出品すると、トラブルの原因になってしまいます。

値下げ通知のタイミングを吟味する

値下げ通知は、タイミングが重要です。相手が興味を持っているタイミングで値下げしないと、不発に終わってしまうことも少なくありません。

例えば、いいね!が集中したタイミングで値下げをすれば、購入意欲を高めやすいです。いいね!から期間が空いてしまうと、興味を失ってしまう可能性があるため、時間を空けすぎないことが大切と言えます。

また、値下げをすると検索結果の上位に表示されやすくなる機能も、見逃せません。メルカリを利用している人の多い夕方や休日などに値下げをすることで、多くの人に値下げした商品を見てもらえる可能性が高まります。

いいね!がこない商品を値下げする場合は、時間帯を意識してみましょう。

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出品者のプロフィールをもれなく記載する

出品者が意外と手を抜きがちなのが、自分のプロフィール内容です。商品の説明はしっかりしていても、自分の紹介はほとんどやっていないという出品者も少なくありません。

しかし、購入者は出品者のプロフィールもしっかりチェックしています。信頼して購入できる相手か見極めるためには、プロフィールを確認するのが一番だからです。

基本的な挨拶や、発送曜日に発送方法などの基本的な情報は、必ず記載してください。また、ノークレームノーリターンなどの独自ルールは絶対に記載せず、丁寧な文章を使って全体的に柔らかな印象を持たせることが重要です。

単品で売れないならセットでの販売もあり

単品で出品してもなかなか売れない商品はセットにして売ることで、まとめて販売してしまう方法があります。うまくいけば、なかなか売れない商品をまとめて買ってもらえるため、便利な方法です。

セット販売には、購入時のやり取り回数や送料を減らして、時間や利益を高められるメリットがあります。セット商品が安定して売れるのであれば、多少売り上げを下げてでも、売っていく価値はあります。

当然、ただ不人気商品をまとめるだけでは、余計に売れなくなってしまうだけです。元の価格よりも値引きをしたり、追加でセット商品を加えたりすることで、以前になかった付加価値をつけましょう。

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期間限定を強調する

多くの人は、期間限定品に対して購入意欲が増す傾向があります。メルカリでも同様で、商品を期間限定販売することで、普通に売るよりも購入してもらえる確率を高められます。

期間限定を強調する場合は、タイトルの最初に「」などでくくってユーザーに伝えるのが効果的です。値下げも併せておこなえば、多くの人に限定品であることを周知できます。

注意点として、常に販売している商品に期間限定と記載することはやめましょう。意外とよく見ているユーザーもいるので、限定でないのに限定品だと偽って販売していると思われると、ユーザー評価が下がってしまう可能性があります。

値下げ交渉を受けた際の注意点

メルカリでは、購入者から値下げ交渉を持ち掛けられるケースが多々あります。値下げ交渉自体は、双方にメリットがある行為なので問題はありません。

しかし、交渉をおこなう際にはいくつか注意点があります。必要以上の値下げをして赤字になったり、不手際で相手が不快に感じてしまったりしないように、気をつけるべき点は押さえておきましょう。

ここでは、メルカリで値下げ交渉をおこなう際に、注意すべき点についてまとめました。いつ自分が当事者になってもいいように、必ず頭に入れておきましょう。

値下げした商品を他人に購入されないように注意する

値下げした商品を、別のユーザーがタイミング悪く購入してしまうケースは少なくありません。これ自体は問題のある行為ではありませんが、値下げ交渉した相手からすれば、決して気持ちのいいものではありません。

そこで、値下げする商品は専用出品に切り替えてください。ほかのユーザーに購入されないように一工夫加えておけば、値下げした相手も安心して購入手続きをおこなえます。

専用出品の方法は、商品タイトルにその旨を記載することです。誰が見てもわかるように明記しておくことで、もし間違えて購入してきた相手がいても、取り下げてもらいやすいです。

値下げ交渉は必ずしも応じる必要はない

値下げ交渉は、必ず応じなければいけないわけではありません。利益がでなくなってしまうような大きな値下げや、何度もしつこい値下げ依頼などに対しては、断ることも大切です。

メルカリでは、少しでも安く購入するために、大幅な値下げを要求してくる人もいます。こういった相手に都度律儀に値下げする必要はありません。一度返信して理解してもらえないのであれば、その後のコメントを返信する必要もないです。

値下げを断ったからといってユーザー評価に傷がつくわけではありませんし、ペナルティも皆無です。応じるべき値下げと、応じる必要のない値下げは、しっかり区別して対応しましょう。

値下げ通知が相手に届かない理由

値下げをしたのに、ユーザーに値下げ通知が届かない場合、いくつかの原因が考えられます。

せっかく値下げをしたのに、通知が届かなければ値下げを伝えることができず、販売機会を増やすことには繋げられません。

ここでは、値下げしても通知が届かない理由について紹介します。

相手ユーザーが通知をオフにしている

値下げ通知は、ユーザーの都合でオンオフを切り替えられます。通知設定がオフになっていれば、いいね!をしても相手に値下げ通知は届きません。

いいね!を多用する人は、連日多くの値下げ通知を受け取っています。通知が多すぎて煩わしいと思った人が、通知をオフにするケースも珍しくありません。

相手の通知がオフになっている場合、こちらからできるアクションはないです。相手がまた通知をオンにしてくれるまで待つか、通知がオフになっていない相手をターゲットに販売をしましょう。

値下げの金額が基準値に達していない

メルカリで値下げ通知が送られる基準は、元の金額から5%以上値下げしたときです。加えて、一度の値下げで5%以上価格を下げる必要があります。

複数回に渡って細かい値下げをしていると、値下げ通知は送られないので注意してください。

そのため、小さい値下げを何度もおこなうより、タイミングを見計らって大きな値下げを1～2回おこなうほうが、値下げの効果が高いと言えます。

通知オフを減らすための工夫

前述した通り、通知をオフにされるといくらこちらから値下げをしても、相手には伝わりません。しかも、こちらから通知オフを解除してもらうこともできないため、一見対処方法がないようにも思えます。

しかし、直接的な方法でなくても、間接的に通知オフのユーザーを減らす方法はいくつかあります。特定の1ユーザーに対して効果が無くても、不特定多数のユーザーに対して通知オフの確率を減らせれば、トータルで売り上げを上げられる確率は高いです。

ここでは、通知オフのユーザーを減らすための工夫について紹介します。

ログインしている人が多い時間帯に値下げする

普段は通知をオフにしている人でも、自分がメルカリにログインしているときや、情報を集めたいときには通知をオンにしている可能性があります。

そのため、利用している確率の高い夕方や休日であれば、普段は通知をオフにしている人に対しても値下げ通知が届く可能性があります。

もちろん確実とは言えませんが、メルカリを使っている人が少ない時間帯に値下げするよりは、効果のでる確率が高いです。

普段から丁寧なやり取りを心がける

コメントへの返信や、購入者への対応などは、常日頃丁寧なものを心がけてください。

購入者の信頼を勝ち取ることで、自分からの通知をオンにしてもらえる確率が高まります。

不特定多数からの通知は不要でも、信頼している相手からの通知は来てほしいと思っている人は少なくありません。

信頼感を得ていて損をすることはないため、普段から徹底して好印象を与えられるようにしておきましょう。

まとめ

メルカリでは、値下げをすると値下げ通知が、いいね!をしてくれたユーザーに届きます。商品に興味を持ってくれたユーザーに対して再度アプローチができるため、うまく利用すれば販売確率を上げられます。

値下げ通知を送るためには、必ず一度の値下げで5%以上金額を下げてください。また、値下げは多くのユーザーがログインしている、夕方や休日におこなうのがおすすめです。

いいね!をしてくれたのに購入してくれないユーザーに対しては、値下げ通知をおこなうことで再度アプローチをかけてみましょう。それでも購入されないのであれば、商品タイトルや写真、プロフィール内容などを見直してください。