どのようなネットショップでも、販売機会を増やすためには商品をより多くのユーザーの目に留めてもらうことが重要です。
例えば、「メルカリ」ではトップページに新着の出品が表示される以外にも、商品の検索結果の画面でおすすめの商品が順番に表示されます。検索結果はデフォルトでこの「おすすめ順」が表示されるようになっていますが、ユーザーは上から下にスクロールして商品をチェックするため、上位に表示されている商品の方が目に留まりやすいでしょう。
他サイトでは有料で商品を再度上位表示させることのできるリフレッシュ機能が実装されている場合もありますが、メルカリではいまのところそのような機能はありません。
それでは、出品した商品を上位表示させるためには、どのようにしたら良いのでしょうか?
本記事では、メルカリで商品を上位に表示させるための方法をご紹介いたします!
メルカリでの商品の表示の仕組みとは?
初めに、メルカリにおける商品の表示がどのような仕組みになっているかを本項で解説いたします。
タイムラインで表示される
メルカリの商品の表示順はタイムラインになっていて、新しく出品された商品がトップページに表示されるようになっています。
とは言え、国内で最も勢いのあるフリマアプリと言っても過言ではないメルカリでは、更新する度に次々と新しい商品が表示されるため、特にユーザーの多い夕方から夜にかけての出品などは、あっという間に流れてしまいます。
ユーザー数が多く出品者と購入者のマッチングがしやすい点はメルカリのメリットでもありますが、その分出品数が多いため商品が埋もれてしまいやすい点はメルカリのデメリットでもあると言えますね。
それでは、埋もれてしまった商品を上位に表示させるためには、どのようにすれば良いのでしょうか?
商品の内容を更新すれば上位表示できる?
メルカリでは、一度出品した商品の情報をあとから変更することが可能です。商品の名前や説明文を変更するとその場で更新されるため、「これで再び新商品として表示されるのではないか?」と思うかもしれませんが、残念ながら商品の情報を更新するだけでは上位表示されません。
ただし、商品の名前や説明文を更新することで、それまで記載されていなかった検索ワードやハッシュタグが追加された場合、これまでヒットしなかった検索ワードから新たなユーザーが訪問する可能性は十分にあり得ます。
これだけでもユーザーの目に留まる可能性は上がりますが、商品を更新することで上位表示させたい場合、価格を変更する必要があります。
次の項目で、商品を上位表示させるための価格変更の方法について詳しく見ていきましょう。
タイムラインで商品を上位に表示させる方法3選!
本項では、メルカリのタイムラインで商品を上位に表示させる方法を3つご紹介いたします!うまく使いこなして、出品した商品をより多くのユーザーの目に留めてもらいましょう。
なお、本項でご紹介している方法は、今後メルカリの利用規約変更などによって使うことができなくなってしまう可能性があります。最新のメルカリ利用規約をご確認の上、値段変更などは頻繁にやらずに節度を持ってお試しください。
参考:メルカリ利用規約
1.再出品する
最初にご紹介する方法は、埋もれてしまった商品を一度削除し、再び出品することで新着商品として上位表示させる方法です。
こちらの方法なら確実に商品を上位に表示させることができますが、頻繁に同じ内容の商品の出品・削除を繰り返していると事務局にスパムアカウントと判断されてしまい、アカウント停止などの措置を受けてしまう可能性があります。
再出品する際は、出品してからしばらく期間をおいてからにしましょう。
2.商品の価格を10%値下げする
メルカリは、現在の価格から10%以上の値下げを行うことで、その商品に「いいね!」を送ったユーザーに対して通知が送信される仕組みになっています。その商品の購入を検討しているユーザーがいる場合、値下げ通知が購入の決め手になるケースも多いでしょう。
ただし、元の販売価格が高い商品の場合、10%もの値下げを行ってしまうと利益が少なくなってしまいます。そのため、後々値下げすることを考慮して予め少し高めの価格設定で出品をするか、定価が安い商品で値段変更を行うことが重要です。
1でご紹介した再出品をする方法と組み合わせて、「これ以上の値下げは難しい」というラインで再出品を検討するのが良いでしょう。
注意が必要な点は、一度値下げを行ってから再び値下げを行うまでの期間です。1日の間に何度値下げをしても上位表示されることはありません。メルカリで一度値下げをしたら、頻繁にやらずに必ず24時間以上空けてから次の値下げを行うようにしてください。
3.商品の価格を100円値下げする
最後にご紹介する方法は、商品を現在の価格から100円だけ値下げする方法です。
100円の値下げを行うとタイムラインで上位表示される仕組みになっているため、メルカリユーザーの中でも100円値下げを駆使しているユーザーは多く存在します。
10%値下げの時と同様に、一度値下げをしてからメルカリで再度上位表示させるためには24時間空けて値段変更する必要がありますので、注意が必要です。
再出品をせずに上位表示する方法とは?
これらの方法は、現状メルカリの利用規約で明確に禁止されているわけではありませんが、最初にお伝えしたように何度も出品や削除を繰り返すと、スパムアカウントと判断されてなんらかの措置を受けてしまう可能性があります。ですが、商品が埋もれる度に値下げをしていては、利益が出ないですよね。
そこで、再出品や値下げを行わずに商品を上位表示させる方法をご紹介いたします!
その方法とは、100円値下げを行ったあと、すぐに元の価格に戻す方法です。100円値下げを行った時点で既に商品が上位に表示されているので、すぐに元の価格に戻しても元の位置に戻ってしまうことはありません。
ただし、この方法だと、再び100円値下げを行って上位表示させたい場合に、定価と100円値下げした価格を行き来するだけでは、更新されない点に注意が必要です。
例えば、1000円の商品を900円に値下げした直後に1000円に戻して、24時間経過後に900円に値下げしても、100円の値下げを行ったことにはならないという仕組みです。この場合、再度上位表示させるには、900円から100円値下げした800円まで値下げをする必要があります。
また、値下げした瞬間の価格で購入されてしまう可能性もあるため、この点に関してもご注意ください。
100円値下げで売れやすくなる?
上位表示になにかと便利な100円値下げですが、100円である必要はあるのでしょうか?
正確にお伝えすると、メルカリは100円「以上」の値下げを行った場合に再度上位表示される仕組みになっています。それ未満の値下げを行っても上位表示されないため、必ず100円以上の値下げを行うことが重要なのです。
上手に100円値下げを行うことで、商品をより多くの人に見つけてもらうことができるほか、購入してもらえる可能性も上げることができます。次の項目から、100円値下げの効果と上手な活用方法を見ていきましょう。
いいね!を集めやすい
100円値下げを行うことで商品が上位表示され、より多くの人の目に留まることで「いいね!」を集めやすくなる点もメリットとして挙げられます。
いいねとは、メルカリの商品ページに表示されているハートマークの部分です。
いいねをした商品が10%以上の値下げをされたり、その商品にコメントがついたりするといいねをしたユーザーに通知が送信される仕組みになっています。
そのため、購入を検討している証でもあるいいねは多ければ多いほどメリットがありますが、5個以上集まると上記に加え、メルカリのタイムラインで上位表示されやすくなるのです。タイムライン以外にも、単純にいいねの数が増えることで、いいね順で表示した際に上位に表示されやすくなるというメリットも挙げられます。
このように、いいねが増えると商品がより多くのユーザーの目に留まりますし、購入を検討してもらうきっかけにもなります。
せっかく商品を出品しても、他のユーザーの目に留まらなければ販売機会を逃してしまいますよね。
100円値下げを上手に活用して、いいねを集め、なるべく商品を多くの人に見つけてもらえるようにしましょう。
100円値下げで上位表示するためのルールとは?
100円値下げを行うことにはご紹介したようにさまざまなメリットがありますが、メルカリでより多くの人に見つけてもらうためには頻繁に100円値下げを行った方が良いのでしょうか?
実は、1日の間に何度も100円値下げを行うことには意味がないのです。1日の間に何度100円値下げを行っても、タイムラインでの新着表示はされず、ただ値下げをしただけになってしまうため、1日1回のルールを守る必要があります。
厳密には23時間以上?
1日と言っても、一度100円値下げによって新着表示させたあと、再び新着表示させるためには、厳密には23時間の期間を空ける必要があります。
とは言え、1時間の差であれば、毎日同じ時間に商品をチェックして100円値下げを行った方が効率的と言えるでしょう。時間を決めることで値下げを忘れてしまうことも防げますし、仕事終わりやユーザーの多いタイミングなど、好きな時間に設定することが可能です。
メルカリを開いている人の少ない早朝に100円値下げをして新着表示を行っても、他の時間に比べて多くの人の目に留まる可能性は低いと言えます。
そのため、戦略的に時間を決めて100円値下げを行うことが重要になってくるのです。
新着表示におすすめの時間帯とは?
それでは、100円値下げを行って新着表示をするのには、具体的に何時頃がおすすめなのでしょうか?
一般的にメルカリを見ているユーザーの多い時間帯は、20時~22時頃のゴールデンタイムです。仕事や夕食が終わって、携帯を見ながらくつろいだり、商品をチェックしたりするのに丁度良い時間だからでしょう。
「ユーザーが多いならゴールデンタイムを狙って100円値下げを行えば良いのでは?」と思う方も多いと思いますが、実は一概にそうとは言えません。
と言うのも、ゴールデンタイムはユーザーの母数が多い分出品者の数も増えるため、ライバルが多く、せっかく新着表示させても埋もれてしまうことがあります。
そこでおすすめなのが、ゴールデンタイムを少し外した、0時以降の深夜の時間帯です。
20時~22時に比べて出品者の数は少ないものの、まだまだ携帯を見ているユーザーの多い時間帯なので、長く新着表示させることができます。
ただし、当然のことながら扱う商品やそのジャンルによって、興味を持つユーザーの年齢層や活動時間帯もある程度変わってきます。
ターゲットに合わせて時間設定することも戦略の1つですが、一番は定期的に新着表示させることが重要ですので、忘れずに100円値下げを行える無理のない時間に設定するのが良いでしょう。
どのような時間帯に100円値下げを行ったとしても、新着表示されるだけでより多くのユーザーの目に留まることは間違いありません。
毎日コツコツ行うことが重要です。
100円値下げしたのに上位表示されない!
値下げを行っても新着表示されない場合、どのように対処すれば良いのでしょうか?商品を購入してもらうためには、商品のデータを常に見直して最適化する必要があります。
商品の名前や説明文を見直す
メルカリを利用している人の中でも、タイムライン以外に、検索で自分のほしい商品を探しているユーザーは多いでしょう。
新着表示を使ってより多くのユーザーに商品を見てもらうことは重要ですが、その商品に興味のあるユーザーに検索で見つけてもらうための適切な設定や、購入したいと思ってもらうための努力もとても大切です。
例えば、商品説明に関連する多くのキーワードを盛り込むことで、その商品を探していなくても関心のあるユーザーの検索結果に表示させることができます。
また、検索でその商品が表示されて、ページを開くところまでは行っても、購入を検討するに至らない可能性もあるため、見た人がその商品を購入したくなるような説明文を考える必要がありますよね。
さらに言うと、購入を検討しても、必要な情報が不足していたり、商品に不安のある状態だったりすると最終的な購入に繋がらない可能性もあります。
例えば、「美品」「格安」などのキーワードだけが羅列されていて文章での説明がなければ、「ただ検索ワードとして入れているだけなのでは?」と不安になり、購入には至らないでしょう。
ですが、「丁寧に扱っていたので傷等少なく美品です。大切に使っていただける方に購入してほしいです」と書いてあれば、量産的な印象にもならず、購入したい気持ちをくすぐられるのではないでしょうか。
また、ネット通販全般に言えることですが、商品の購入者は、イメージ通りのものが届くかを重視しています。
色や形、大きさに関する情報が不足している、傷の有無に関する説明がない等も、購入の決め手に欠けてしまう要因になります。
コメント機能で質問をしてくれる購入者もいますが、それが手間と感じる人も多いため、商品の情報はわかる範囲で詳細に記載しておくのがおすすめです。
「限定」を上手に活用する
「いいね!」がついている商品など、購入を検討しているユーザーがいる状態では、「期間限定」「フォロワー限定」など、対象を絞って値下げを行うことも効果的です。
ただし、やりすぎてしまうと、「この出品者は必ず値下げを行うから、それまで待とう」と定価で購入してくれる購入者がいなくなってしまう可能性も考えられます。
いいねをつけて購入を保留しているユーザーの中には、値下げを待っているユーザーも多く存在するため、ここぞというタイミングで効果的に限定値下げを行うことが重要です。
再出品のしすぎに注意
100円値下げと再出品を効果的に活用すれば商品を新着表示させることができますが、再出品を何度も行うと、かなりの確率で「圏外飛ばし」と呼ばれる規制をかけられてしまいます。
圏外飛ばしとは?
圏外飛ばしとは、他の利用制限と異なり、ユーザーにわからない状態で実行される規制です。Twitterにおけるシャドウバンのようなものと考えると良いでしょう。
圏外飛ばしになってしまうと、出品したはずの商品がなぜかタイムラインに表示されず、検索してもヒットしないため、新しくユーザーの目に留まることがなくなってしまいます。
事務局に怪しい商品だと判断され、出品者に知らせずにミュートされてしまうわけです。圏外飛ばしの状態で商品が購入される可能性は低いため、可能なら避けたいですよね。
圏外飛ばしになってしまう原因には、再出品以外にも、以下のようなものがあります。
圏外飛ばしの原因
埋もれてしまった商品を再出品する以外に、短時間で何度も商品の削除や出品を繰り返す、商品名や説明文がそのまま同じ商品を複数出品する、1日の間に大量の出品を行う、悪質な高額転売などによって圏外飛ばしの措置を受けることがあります。
本来、圏外飛ばしはスパム行為への対策として怪しい出品を見えないようにする措置ですので、上位表示したいという理由で圏外飛ばしになってしまうのは嫌ですよね。
圏外飛ばしにならないように、再出品の際は必ず期間を空ける、商品説明をコピー&ペーストしない等の工夫が必要です。
メルカリでは値段変更や再出品を頻繁にやらず、節度を守って上手に新着表示しよう
本記事では、再出品や10%値下げ、100円値下げなど、メルカリで埋もれてしまった商品を再度上位表示させたい場合に使えるテクニックをご紹介いたしました。
出品した商品はなるべく早く売れてほしいものですが、メルカリでの頻繁な再出品はスパムと間違われてしまうリスクもあります。
節度を守って、上手に値下げを活用し、商品を見つけてもらえるように工夫しましょう。
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