今回の記事では、メルカリ初心者に向けてメルカリの始め方を詳しく解説します。手続きはとても簡単で、スマホがあればすぐに売買することが可能です。
ただ、利用するにあたって注意しなければならない点やマナーもあるので、出品者と購入者のそれぞれに向けて解説していきたいと思います。これからメルカリで商品を出品しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
メルカリ初心者の心得
はじめに、メルカリを利用するにあたっての心得について解説いたします。
いきなりメルカリを始めても、ルールやマナー、禁止行為などを理解していないと、取引がスムーズに進まないことがあります。
場合によっては、事務局からペナルティが科され、利用制限やアカウント停止(永久追放)になる恐れもあるので注意が必要です。
ガイドに目を通す
公式ページには「メルカリガイド」が掲載されているので、始める前に必ず一通り目を通してください。同ガイドには、「初めての方へ」として、以下のような項目ごとに分けて詳しく解説されています。
- 簡単な使い方の流れ
- 出品と購入の仕方
- 配送方法
- 取引開始後のQ&A
- メルペイ
- アカウント
- ルールとマナー
出品者と購入者はそれぞれ別のアカウントが必要と思っている方もおられるかもしれませんが、そうではありません。 方法は後述しますが、いったんアカウント登録を済ませると、一つのアカウントで出品者にも購入者にもなれます。
相手がルールに違反したり、詐欺行為したりしたことに気づけず、損をする可能性もあるため、ガイドでは必ず出品と購入の両項目に目を通すようにしてください。
自分で実際に買ってみるのがおすすめ
メルカリで売りたいものがあるという方も、いきなり出品はせずに一度自分で購入してみることをおすすめします。自分が買い手側に回ることで、出品にあたりどのようなことに注意すればよいか、また喜んでもらえるかといったことが分かるからです。
しかも最低出品価格は300円からとなっており、実際に検索したり、画面を閲覧したりしてみると欲しいものが驚くほど安く売られていることもあります。そこで購入できれば、一石二鳥でしょう。
メルカリの始め方
この項目では、メルカリの始め方について解説していきます。主な手順は、以下の通りです。
- アプリをインストールする
- アカウントを登録する
- SMS認証を行う
- プロフィールを作成する
アプリをインストールする
まずは、スマホでアプリをインストールしましょう。iPhoneでは「App Store」、Androidでは「Google Play」からインストールします。 いずれも「メルカリ」で検索すればすぐに見つかります。
参考:iPhone版
参考:Android版
アカウントを登録する
アプリのインストールが済んだら、アイコンをタップしてアプリを開きます。
すると、メルカリについての簡単な説明が表示されるので、「次へ」をタップしていき、最後の画面下部にある「メルカリをはじめる」をタップしましょう。
続いてアカウントの登録方法を5つの中から選んでください。本記事では、「メールアドレスで登録」を選んだ場合について説明します。
- Googleで登録
- Facebookで登録
- Appleで登録
- dアカウントで登録
- メールアドレスで登録
「メールアドレスで登録」をタップしたら、以下の会員情報を登録しましょう。
- メールアドレス
- パスワード
- ニックネーム
- 招待コード(持っている場合のみ)
なお「招待コード」とは、知人や家族から招待されてアカウントを登録する際に与えられるコードのことです。この場合、招待する側にもされる側にもポイントがただで付与されるので得です。
続いて、「本人情報登録」に移ります。本人情報登録では以下の内容を登録します。
- 姓名
- フリガナ
- 生年月日
SMS認証を行う
次に、本人であることを確認するために、電話番号を使ってSMS認証を行います。自分が使用している携帯番号を入力したら「次へ」をタップしてください。
続いて、ポップアップ画面の「送る」をタップします。
すると、4桁の認証番号がSMSで送られてくるので、入力して「認証する」をタップすれば、すべての登録手続きが終了します。
プロフィールを作成する
続いて、任意ではありますが、特に出品を考えている方は、必ずプロフィールを記載することをおすすめします。
プロフィールが記載されているのと、そうでないのとでは、同じ商品でも売れ方に大きく差が出ることが珍しくありません。
メルカリを始めた理由や、どのような商品を売る予定か、あるいは出品しているのか、普段の生活ぶりなどを端的にわかりやすく書いておくとユーザーから親近感を持ってもらいやすくなるでしょう。
メルカリにおける出品の流れ
続いては、出品の流れについて見ていきましょう。主な出品の流れは、以下の通りです。
- 商品を登録する
- 配送情報を入力する
- 値決めをする
- 売れたら梱包・発送する
- 購入者を評価する
商品を登録する
まずは、売りたい商品を商品ページに登録していきましょう。もし複数ある場合は、1点ずつ商品ページを作成する必要があります。具体的には、以下の項目を登録します。
- 「商品画像」
- 「カテゴリー」と「商品の状態」
- 「タイトル」と「商品説明」
出品作業は、アプリ画面の最下部の「出品と表示されたカメラマーク」をタップして始めます。
「商品画像」は、アプリ内のカメラで撮影してそのまま掲載できます。1点につき最大20枚までアップできるので、全体像や複数アングル、傷や汚れがわかるディテールも包み隠さずに載せると、ユーザーから信頼されやすくなります。
「商品の状態」は、以下の6パターンから選びます。
- 新品、未使用
- 未使用に近い ・目立った傷や汚れなし ・やや傷や汚れあり ・傷や汚れあり ・全体的に状態が悪い
「タイトル」は、40字まで入力できます。ブランド名や品番、サイズ、カラー、また「今だけ50%オフ」「残り1点大特価」など、ユーザーの購買意欲を掻き立てるワードを入れると効果的です。
「商品説明」は、ユーザーがもっとも注目する部分の一つです。直接手に取ったり、説明を聞いたりできない分、商品説明が買うかどうかを決める大事な情報源となるためです。
配送情報を入力する
必要となる配送情報は、以下の4項目です。
- 配送料の負担:「送料込み」または「着払い」から選ぶ
- 配送方法
- 発送元の地域:どの住所から送るかを記入する
- 発送までの日数:「1〜2日」「2〜3日」「4〜7日」の中から選択する
実は、商品画像や商品説明、タイトル、価格以外に、この配送情報もユーザーからは細かくチェックされます。特に送料込みかどうか、何日以内に発送するかは、売れ行きを左右することが多いです。
できる限り、配送料は「送料込み」で出品者が負担し、発送までの日数はなるべく短くするとよいでしょう。
販売価格を決定する
続いて商品価格を決めます。300円以上ならいくらに設定しても構いません。ただし、自分が売りたい価格よりも、売れる価格で出品するのが基本です。
そのために、メルカリ内の同等品や類似品の相場をチェックしたり、念のためAmazonや楽天など、他のショッピングサイトでの価格も参考にしたりするとよいでしょう。
後述しますが、送料を負担するならその分を上乗せするなど、工夫をしなければ利益が減るので要注意です。また、売れた場合にのみ販売手数料(販売価格の10%(税込))をメルカリに支払わなければならないので、その分も計算に入れた値決めが必要となります。
売れたら梱包・発送する
商品が売れたら、できるだけ早く梱包をして発送します。発送したら購入者に「発送通知」を送りましょう。発送通知は、取引画面で「商品の発送をしたので、発送通知をする」というボタンをタップして送ります。
すると発送された旨が、リアルタイムで購入者に届きます。ここで「〜〜(商品名)を〇月〇日、△△(運送会社)にて送らせていただきました」といったコメントを取引メッセージから送っておくとより親切でしょう。
購入者を評価する
メルカリでは、必ず取引相手を互いに「評価」するルールになっています。評価は、「良かった」と「残念だった」の2択です。
購入者が出品者を評価した後に、出品者が購入者を評価して取引が終了となります。出品者が評価をしなければ取引は続行中と認識されるので注意が必要です。
メルカリにおける購入の流れ
次に、購入の流れについて解説いたします。主な購入の流れは、以下の通りです。
- 買いたい商品を決める
- 支払い方法と住所を指定する
- 購入手続きを完了させる
買いたい商品を決める
まずは、購入したい商品を決めて、購入手続きを行います。商品を探すには、以下の2つの検索方法があります。
- カテゴリー検索
- キーワード検索
検索結果が出たら、さらに「価格の安い順」など並び替え機能を使ってわかりやすく表示させることもできます。
商品が絞れたら「購入手続きへ」ボタンをタップしてください。
支払い方法と住所を指定する
続いて「支払い方法」を選びます。支払い方法には、以下の11通りがあります。
- クレジットカード払い
- コンビニ払い
- ATM払い
- キャリア決済
- FamiPay
- メルペイ残高
- ポイント
- メルペイあと払い
- チャージ払い
- Apple Pay
- メルカリクーポン
その後、初回のみお届け先住所を入力します。以後、届け先を変更する場合は、その都度入力が必要です。
購入手続きを完了させる
最後に「商品を購入する」をタップしたら購入手続きは終了です。
あとは商品が届くのを待ち、中身を確認して問題がなければ「受取評価」をして、出品者もこちらを評価したら取引終了となります。
出品者側の注意点
この項目では、出品者側が気をつけるべき注意点について解説いたします。
販売手数料がかかる
先述の通り、商品が売れた場合にのみ商品代金の10%(税込)が、販売手数料として請求されます。
商品が売れると、自動的に事務局によって販売手数料が差し引かれた金額が入金されるシステムのため、とりたてて振り込むなどの作業は必要ありません。
売上金を現金で受け取るには振込申請が必要
売上金は「メルペイ」という独自の決済システムに入金され、そのままメルカリの買い物などに利用することができます。
ただ、どうしても現金で欲しい場合は、その度に振込申請を行う必要があります。
1回につき200円の手数料がかかるため頻繁に振込申請をするよりは、ある程度まとまった額がたまってからの方が損をしなくて済みます。
送料を負担するのが原則
メルカリでは、送料は出品者が負担するのが一般的です。強制ではありませんが、その方が売れやすくなるため事務局も推奨しています。
必ず受取評価をしてもらう
商品が売れても、購入者が出品者に対して「受取評価」をしなければ、事務局から商品代金が入金されません。これは、何らかの問題があった場合に購入者を保護するためです。
したがって、購入者に必ず受取評価をしてもらう必要があります。もし商品が届いても受取評価がされない場合は、すみやかに取引メッセージから催促するようにしてください。
購入者側の注意点
続いて、購入者側の注意点について解説していきます。
疑問はコメントで解消する
ユーザーはいつでも、コメント機能を使って出品者にメッセージを送ることができます。
「商品の使い方」「傷や汚れの状態」「何回くらい使ったのか」「もっと安くならないか」など、疑問点や要望は積極的にコメントで質問するとよいでしょう。
商品説明に目を通す
商品説明欄も必ず目を通すようにしましょう。
中には、送る商品と画像を別のものにしているケースもあるため、商品画像やタイトルだけで決めるのは危険です。画像と説明内容が一致しているかを、きちんとチェックしましょう。
商品説明がなかったり、具体性に欠けていたり、上から目線だったりする場合は、後でトラブルになるケースもあるので要注意です。事前に必ず評価やコメントを確認し、信頼できる相手かどうかを判断するようにしてください。
画像をしっかり確認する
一旦購入してしまうと、「納得して購入したはず」と判断されるため、出品者によほどの落ち度がなければ返品が難しいケースが少なくありません。
基本的に、「気が変わった」「思った商品ではなかった」といった理由は、購入者側の落ち度とみなされ、出品者は返品に応じなくてよいことになっています。
そうならないためにも、商品画像は事前にしっかりチェックし、不明な点があればコメントで確認する癖をつけてください。
商品に問題があれば受取評価をしない
先述した通り、届いた商品に何らかの問題がある場合は、受取評価をしないようにしてください。もし評価をすると、問題があったとしてもそのまま取引が終了し、代金も出品者に入金されてしまいます。
もし問題があった場合は、すみやかに取引メッセージで相手に確認したり、悪質な場合は事務局に相談したりする心がけてください。
値下げ交渉が可能
コメントを通じて値下げ交渉ができるのもメルカリのメリットです。
値下げ交渉は、価格の10%以内であればまったく問題はありません。出品者もそれを覚悟して売っている面があるので、遠慮せずに交渉してみてください。
ただし、マイルールで「値下げNG」としている出品者もいるため、その場合は控えた方がよいでしょう。
配送方法は「メルカリ便」がおすすめ
配送方法は、「メルカリ便」がおすすめです。メルカリ便は、メルカリ独自の配送サービスで、匿名配送機能があるため安心して利用することができます。
匿名配送とは、双方の名前や住所といった個人情報を知られずに取引できるというものです。メルカリでは、どのような人物が利用しているかわかりません。
万が一トラブルになった際に、もし住所を知られていると自宅まで来られた璃、ストーカーされたりする恐れもあるでしょう。
したがって、同じ商品が複数あるなら「メルカリ便」を選択している出品者の方がおすすめです。
メルカリ便は、他にも「追跡可能」「全国一律料金」「宛名記入不要」といったメリットがあります。
まとめ
メルカリは、売るにしても買うにしても、とても利用しやすいフリマアプリです。
ユーザーの利益を考慮したさまざまなシステムやルールが整備されているので、初心者の方でも安心して始めることができます。
ただし、事前にメルカリガイドに目を通したり、記事内で触れた注意事項を意識したりして問題なく利用できるように気をつけることが大切でしょう。
ところで、ビジネスで成功するためには独学よりも体系化された教材やサービスを活用して学ぶ方が結果が早く出ます。
ここではアクシグ編集部が予め登録した上で責任者に直接取材をし、有用性を確認した教材やサービスのみを厳選してご紹介します。無料ですのでお気軽にご登録またはご相談ください。
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