Amazonへの出品は個人でもできる!必要な手数料や利益の算出方法とは?

年々、サラリーマンの平均年収が減少していくこの時代において、本業とは別に副業を始めることを考え始める人も多いものです。個人でも始められる副業として今注目を集めているものに、Amazon出品があります。Amazon出品を個人で始めるときには、売値と仕入れ値だけではなくて、様々な手数料も発生するということも計算に入れる必要があります。この記事では、個人でもしっかりとAmazon出品で利益を出すための手数料の計算方法などについてお伝えします。

目次

Amazon出品をする4つのステップ

ここではAmazon出品をする全体の流れを4つに分けてご紹介します。

1.出品用アカウントを作成する

まずAmazonの出品用のアカウントに登録する必要があります。この出品用アカウントは通常のAmazonアカウントと異なるので注意です。出品用アカウントに登録するページはこちらです。

参考:Amazonで売る

登録する際に必要な書類は以下の通りです。

・運転免許証、パスポート

・過去180日以内に発行された取引明細書(クレジットカード利用明細書、預金通帳の取引明細書)

・メールアドレス

・電話番号

・有効なクレジットカード

・銀行口座
登録が完了すると提出した書類や情報に問題ないか審査があります。審査といっても、そこまで時間はとられることはありません。提出してから約3営業日で審査が完了します。

2.プロフィールを設定する

出品用アカウントを登録したら、次にやるべきことはプロフィール設定です。具体的には「特定商取引法表示」「支払い情報」を入力していきます。

まずAmazonで出品するにあたって「特定商取引法表示」に従って以下の情報を入力していきます。

・販売業者名

・住所

・運営責任者

・店舗名

・電話番号

これらが漏れていた場合には、アカウントが停止になってしまう可能性があるので注意です。

次にAmazon出品をする上での支払い方法や売上を受け取る口座を設定していきます。「支払い方法の設定」は、自分で発送する時に相手が選択できるようにするかどうかです。また新しく出品する時は代金引換はできません。そして「小口出品」ではコンビニ決済ができません。

その次に設定するのは以下の配送に関する設定です。

・返送先住所

・配送設定

・お届け日時の設定

最後に設定するのは許認可情報の設定です。例えばお酒や中古品を販売する時には、法令上表示が必要になります。このような商品を出品するために、許認可情報の設定をしましょう。

・古物商許可証番号営業許可

・医薬品販売業許可証番号

・通信販売酒類小売業許可証番号

・酒類小売業許可証番号

・高度管理医療機器販売業許可証番号

・管理医療機器販売業届出番号

許認可情報の設定は、Amazonに限らず他のネットショップで販売する際に必要になります。

3.商品を登録する

プロフィールを設定した後は、出品したい商品を登録します。出品する商品によって登録方法が変わるので注意です。ここでは型番商品とオリジナル商品の登録方法をご紹介します。

型番商品は、商品名やJANコードを入力して登録します。登録した商品がAmazonですでに売られていた場合には、相乗り出品することになります。

相乗り出品をすると他との価格競争となる可能性が高いので、売上が思うように伸びない場合があります。ですが新しく商品のページ作成が不要なので、楽に登録することができます。

オリジナル商品は、JANコード、商品名、説明文などを入力して登録します。しかし商品によってはJANコードがないものもあります。もしJANコードがない場合は、サポートセンターに問い合わせましょう。サポートセンターに問い合わせることでJANコードを免除して商品を登録することができるようにあります。

4.注文がきたら商品を発送する

自分で発送した場合は、以下の手順で商品を発送します。

・注文メールを受信

・納品書を作成

・商品を梱包・発送する

・「出荷通知」ボタンを押す

自分で発送するのではなく、注文から返品までを全て代行してくれるFBAという方法もあります。FBAは、Amazonの専用倉庫に商品を保管しておいて、商品が売れたら自動的に発送をしてくれます。しかしFBAだと、配送代行手数料や在庫保管手数料が必要となりますので注意してください。

Amazonの売上の入金

Amazonの売上入金は14日おきに確定し振り込まれるようになっています。振込手続きは14日後の締日から3日〜5日営業日に行われます。ですが2016年8月以降に登録したアカウントは「引当金」というルールが適用されることに注意しましょう。

引当金は、返品の対処として売上の半分を留めておく仕組みです。引当金の入金は14日後のため売上金の半分の振り込みは1ヶ月後となってしまいます。

Amazonに個人で出品するときにも手数料が必要!

Amazonに出品するときには、売値と仕入れ値の差額だけを考えればいいと思っている人も多いようですが、様々な種類の手数料が必要になります。

Amazonに出品する場合の手数料は、小口出品と大口出品、それぞれの場合で変わってくるので、まずは小口出品、大口出品のそれぞれについて見ていきましょう。

Amazonに小口出品者として出品する場合の手数料とは?

まず、Amazonに小口出品者として出品する場合の手数料について見ていきましょう。小口出品者の出品料はこちらの画像の通りです。

参考:【Amazon出品サービス】料金プラン

小口出品者の特徴

  • 月額登録料が無料である
  • 商品が1つ売れるたびに基本成約料が100円必要
  • 商品が1つ売れるたびに販売手数料とカテゴリー成約料が課金される(大口と共通)

月間に課される料金がない代わりに、商品1点につき販売ごとに100円請求されるのが小口出品者の大きな特徴となります。最初は小口から始める人が多いでしょうが、ある程度利益を見込めるようになってきたら、大口へ変更したほうがいいでしょう。

Amazonに大口出品者として出品するときの手数料とは?

次に大口出品者として出品する場合の手数料について見ていきましょう。こちらもまずは画像でご確認ください。

参考:【Amazon出品サービス】料金プラン

大口出品者の特徴

  • 月間登録料が4,900円必要
  • 販売手数料とカテゴリー成約料は必要

小口出品者との大きな違いというのは、商品1つにつき100円の基本成約料の代わりに、月間登録料が4,900円必要になるという点です。少額な商品であっても、月に50点以上出品するのであれば、大口に切り替えたほうがお得になりますね。

また、手数料の他にも、大口になれば購入者に複数の支払いのオプションを提示できる、Amazonに登録されていない新商品やオリジナル商品も登録して販売できる、出品可能なカテゴリーが増える、出品や商品管理を効率化するためのツールを無料で利用できるといった特徴があります。

ある程度小口で稼げるようになったら、できるだけ早い時期に大口に切り替えたほうがいいですね!

AmazonにFBAで出品する場合には個人でも初期費用は必要?!

Amazon出品を始めて、ある程度慣れてきたら、誰もがFBA出品の検討を始めます。FBAにしようかどうしようか考え始めた人にとって、とても気になることがFBAには初期費用が必要なのかどうかということです。

マーケットプレイスに登録した商品をFBA登録して、FBA倉庫に送るので倉庫までの運賃や商品の仕入れ値は必要ですが、FBAを利用する上での初期費用は特に必要ありません。

FBAに到着した後に必要となる費用は若干ありますが、家にある本やCD,DVDなどの出品から始めるのであれば、ほとんど初期費用なしで始めることができます。

手数料パターンはこれ!ここをしっかりと理解しよう!!

ここまでで、色々な用語がたくさんでてきたので、頭の中がかなりぐちゃぐちゃになってしまったという人もいる事でしょう。いったん頭の中を整理しましょう。

まずAmazon出品で必要になる手数料は次のようになります。

小口出品の場合

基本成約料+販売手数料+カテゴリー成約料

大口出品の場合

月間登録料+販売手数料+カテゴリー成約料

上記がAmazonに出品するための基本的な手数料になります。

それぞれの用語についてもう少し詳しく見ていきましょう。

Amazon出品手数料 基本成約料とは?

まずはAmazon出品の手数料の基本成約料とはどのような手数料なのでしょうか。基本成約料は小口出品者にのみ請求されるもので、大口出品者は必要ありません。

商品が1つ売れるたびに100円が課金されます。

  • 10点売れれば1,000円
  • 100点売れれば10,000円
  • 1000点売れれば100,000円

こんな感じで単純に「売れた商品数×100円」で手数料が発生していきます。

Amazon出品を続けていけば、月に50点以上売れるようになる日もそれほど遠くはありません。そろそろ軌道に乗ってきたと思ったら、早めに大口に切り替えたほうがお得になるのは言うまでもありませんね。

Amazon出品手数料 販売手数料とは?

次に販売手数料について見ていきましょう。こちらは小口、大口関係なく請求される料金ですが、Amazonに出品した商品が売れた時にはじめて請求されます。出品するだけでは手数料は発生はしません。

販売手数料は商品を出品しているカテゴリーによって商品価格から一定割合を支払う必要があります。

商品カテゴリー販売手数料率
15%
CD・レコード15%
ビデオ・DVD15%
エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)8%(最低販売手数料は30円)
カメラ8%(最低販売手数料は30円)
パソコン・周辺機器8%(最低販売手数料は30円)
付属品
(エレクロニクス、カメラ、パソコン)
10%(最低販売手数料は30円)
Amazonデバイス用アクセサリ45%(最低販売手数料は30円)
楽器10%(最低販売手数料は30円)
ドラッグストア
  • 1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%

  • 1商品あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%
ビューティー
  • 1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%

  • 1商品あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%
スポーツ&アウトドア10%(最低販売手数料は30円)
カー&バイク用品10%(最低販売手数料は30円)
おもちゃ&ホビー10%(最低販売手数料は30円)
TVゲーム15%
PCソフト15%
ペット用品
  • 1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%

  • 1商品あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の15%
文房具・オフィス用品15%(最低販売手数料は30円)
ホーム(インテリア・キッチン)15%(最低販売手数料は30円)
ホーム(家具)
  • 1商品あたりの売上合計が20,000円以下の場合は商品代金の15%


  • 1商品あたりの売上の合計が20,000円を超える場合は商品代金の10%

ホームアプライアンス15%(最低販売手数料は30円)
大型家電8%(最低販売手数料は30円)
DIY・工具15%(最低販売手数料は30円)
産業・研究開発用品15%(最低販売手数料は30円)
食品&飲料
  • 1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%

  • 1商品あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の10%
腕時計15% (最低販売手数料は30円)
ジュエリー
  • 1商品あたりの売上合計が10,000円以下の部分には商品代金の10%

  • 1商品あたりの売上合計が10,000円を超える部分には商品代金の6%

※適用は2023年2月28日まで(最低販売手数料は30円)
ベビー&マタニティ
  • 1商品あたりの売上合計が1,500円以下の場合は商品代金の8%

  • 1商品あたりの売上の合計が1,500円を超える場合は商品代金の15%

(最低販売手数料は30円)
服&ファッション小物
  • 1商品あたりの売上合計が3,000円以下の場合は商品代金の12%

  • 1商品あたりの売上の合計が3,000円を超える場合は商品代金の8%

※適用は2022年3月1日から2023年2月28日まで(最低販売手数料は30円)
シューズ&バッグ
  • 1商品あたりの売上合計が7,500円以下の場合は商品代金の12%

  • 1商品あたりの売上の合計が7,500円を超える場合は商品代金の6%

※適用は2022年3月1日から2023年2月28日まで(最低販売手数料は30円)
その他のカテゴリー15%(最低販売手数料は30円)

ほとんどの商品の手数料は10%から15%ですが、8%と手数料が極端に安いカテゴリーもあります。金額条件のない8%の商品カテゴリーは次の通りです。

  • エレクトロニクス(AV機器&携帯電話)
  • カメラ
  • パソコン・周辺機器
  • 大型家電
  • ゲーム機本体
  • オフィス機器/電子辞書・オフィス機器/電子辞書アクセサリ

こちらはどの商品も高額で販売されているものですよね。新品をAmazon出品初心者が扱うのはかなり難しいのですが、中古ならかなり簡単に出品できます。

特におすすめなのは楽器とゲーム機本体です。メルカリやヤフオクなどで家でいらなくなったものが多数出品されているので、そういったものを安く仕入れて、Amazonで売ってみましょう。

Amazon出品手数料 カテゴリー成約料とは?

基本的な手数料の最後はカテゴリー成約料になります。

カテゴリー成約料は、本、CD・レコード、ビデオ(VHS)、DVDのメディア系の商品を販売した時に発生する手数料になります。

具体的な金額は次の通りです。

商品カテゴリ成約料
80円
CD・レコード140円
DVD140円
VHSビデオ140円

こちらは大口小口関係なく、商品が1つ売れるたびに他の手数料とは別に課金されるものです。

Amazon出品にFBA利用するにはどのくらい手数料が必要になる?!

Amazon出品を始めて、ある程度軌道に乗ってきたら、出品やクレーム対応の手間を省くためにFBAを利用する人も増えてきます。このFBA利用にはどのくらいの手数料が必要となるのでしょうか。

FBAの手数料は大きく分けると次の2つがあります。

  • 配送代行手数料
  • 在庫保管手数料

※販売手数料は別途かかるので注意しましょう。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

Amazon出品 FBAの配送代行手数料とは?

まずは配送代行手数料について見ていきましょう。FBA倉庫に商品を預けると、注文が入るたびにAmazonのスタッフがピッキング、梱包、発送を行ってくれます。

この手数料が配送代行手数料になります。

手数料の金額は、商品のサイズ、高額商品、販売したカテゴリーによって変わってきます。

参考:【Amazon出品サービス】FBAの料金プラン

商品の区分は大きく以下の4つに分けられます。

  • 小型・標準サイズ
  • 大型サイズ
  • 特大型サイズ

    参考:【Amazon出品サービス】FBAの料金プラン

    厳密にすべての手数料を覚えるのは大変なので、FBA料金シミュレーターで計算してみるといいでしょう。

    参考:FBA料金シミュレーター

    Amazon出品 FBAの在庫保管手数料とは?

    FBAを利用する場合には、在庫保管手数料というのも必要になります。FBAを利用する場合には、Amazonの倉庫を使わせていただくので、その倉庫利用代と考えればいいでしょう。

    商品の寸法から体積を計算して、FBA倉庫に商品が到着してから、注文が入って発送されるまでの日数分、日割りで計算されます。

    回転率が悪くて大きな商品の場合には、気がつくと保管手数料ばかりがかさんでしまう、ということも起こりうるので、在庫の回転率をもとにして考える必要があります。

    場合によっては、高額で売れる商品でも回転率が悪いものは、自己発送にした方が良い場合もあります。

    在庫保管手数料の計算方法は以下の通りです。

    服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリーを除く(10%の手数料含む)

    服&ファッション小物、シューズ&バッグカテゴリー(10%の手数料含む)

    Amazon出品 FBAで必要になるその他の手数料について

    AmazonでFBAを利用する場合には、ここまででご紹介した手数料が基本料金になりますが、このほかにもFBAのサービスの一部を利用することで発生する料金があります。そちらについても見ていきましょう。

    FBAの在庫を引き上げて返送する、もしくは所有権を放棄するための手数料

    FBAに納品した在庫を何らかの理由で手元に引き上げる場合や、商品のFBA倉庫での破棄を依頼する場合に必要になる手数料になります。

    回転率があまりにも悪く、月間保管手数料だけがかかり続ける場合には、見切りをつけて商品を引き上げるという決断も必要になります。

    また、商品が何らかの理由で破損した場合は、その商品を置き続けておくと、売ることはできないのに月額保管手数料だけがかかってしまいます。早々に破棄をお願いする必要があります。

    こちらの料金の詳細は画像の通りです。FBAを利用する場合には、このような料金も必要になるのだ、ということも頭に入れておきましょう。

    参考:FBA返送/所有権の放棄手数料

    購入者が返品した場合の手数料

    購入者が破損やその他何らかの理由によって返品してきた商品の中でも、Amazonが返品送料を無料にしている特定のカテゴリー(服&ファッション小物、シューズ&バッグ)で販売した商品については手数料が必要となります。

    購入者返品手数料は、商品ごとのFBA配送代行手数料の合計と同額になるので発送時と返品時とで二重に手数料がかかることになってしまいます。

    破損などが理由で破棄する場合には、購入者返品手数料に加えて、廃棄を依頼するための手数料も支払わなくてはいけません。

    破損している商品をそのままFBAに戻されてしまったら、在庫保管手数料だけがかかり続けることになってしまうので注意しましょう。

    購入者返品手数料が発生する場合については、下記の記事も参考にしてください。

    参考:Amazonの出品手数料が高い?その理由を詳細に解説!

    長期在庫保管手数料

    Amazonでは毎年2月15日と8月15日にFBA倉庫の在庫一斉チェックが行われていましたが、2019年8月15日からは毎月15日に在庫一掃チェックが行われています。

    この時に、保管期間が365日以上たっている商品については、長期在庫保管手数料が課せられてしまいます。

    毎月こまめに在庫の状況をチェックして、長期在庫保管手数料が課金されそうな商品は、値下げして売り切るもしくは当月14日までに引き上げる手続きを取った方がいいでしょう。

    納品不備受領作業手数料

    FBA倉庫に商品を納品するときに、ラベルの貼り方や、商品の梱包の仕方など、Amazonからは一定のルールを求められます。

    このルールを守らずに商品を送ってしまうと商品を受け取ってもらうことができません。

    ただし納品のルールを満たしていない場合でも、Amazonの方の裁量で商品が受領されることもあります。その時に手間賃として請求されてしまうのが「納品不備受領作業手数料」になります。

    料金は次の通りになります。

    問題のタイプ納品不備受領作業初回2回目以降
    ラベルの貼付の不備や間違い

    不要なバーコードを覆い隠していない、ASINが貼り付けられていないなど
    ラベルの貼付51円81円
    ビニール袋での梱包が必要ビニール袋に商品を入れる92円102円
    エアキャップでの梱包が必要エアキャップで梱包92円122円
    テープでの梱包が必要テープで梱包51円81円

    ラベルの貼り間違いなどは、 Amazonの方で直してくれるようですが、 2回目以降はガッツリと請求されてしまいます。納品する際には、不備がないようにしっかりと確認してから商品を発送しましょう。

    FBA納品ルールについては、下記のサイトを参考にしてください。

    参考:【Amazonセラーセントラル】納品在庫要件

    Amazonマーケットプレイスに出品する場合の手数料の計算方法の詳細

    あなたがもしもお店で次のような商品Aと商品Bを見つけたら、どちらの利益が大きいと思いますか?

    商品A

    実店舗販売価格(仕入れ値):50000円

    Amazon販売価格:80000円

    商品B

    実店舗販売価格(仕入れ値):2000円

    Amazon販売価格:20000円

    Amazon出品を始めようとしているのであれば、一瞬で選べるようになることが成功への近道です。

    まずは自分の利益はしっかりと計算できるようにしておこう!

    いまさら、と思う人も多いかもしれませんが、利益は次のように計算します。

    【利益】=【売値】-【仕入れ値】

    Amazon出品の場合には、Amazonから請求される手数料があるので、次のようになります。

    【利益】=【(売値-手数料)】-【仕入れ値】

    もろもろのAmazonの手数料を計算すると売値の20%程度になるので、実際の利益の計算は次の通りになります。

    【利益】=【(売値)-(売値×0.2)】-【仕入れ値】

    つまり

    【利益】=【(売値)×0.8】-【仕入れ値】

    ということになります。

    利益計算例

    利益の計算を先ほどの商品Aと商品Bに当てはめると次の通りになります。

    商品Aの利益

    【80000×0.8】-50000=64000-50000=14000

    商品Bの利益

    【20000×0.8】-2000=16000-2000=14000

    どちらも同じ金額の利益を上げることができますね。

    しかしビジネスとして考えたときに、商品Aと商品Bは同じ利益を出せる商品だと考えてもいいものなのでしょうか?

    「売値と仕入れ値の差額が大きい≠利益が大きい」ここを理解しておこう!

    サラリーマンをしていると、その担当部署にいる人でなければ、実際の利益の金額と利益率というのは全く違う話だということが、わかりにくい話かもしれません。

    Amazon出品を始めても、なかなかうまくいかない人の多くが、仕入れ金額とAmazonでの売り値の差額だけを見て、利益が出せる商品なのかということを判断してしまいがちです。

    先ほどの例では、商品Aの方が商品Bよりも差額が大きいので、一見すると儲かりそうと感じてしまうのですが、実は本当に儲けられる商品というのは商品Bだと気が付けるかどうかが、成功するかどうかの大きな分かれ目になります。

    儲けられる商品を見極めた上で、仕入基準については下記の記事を参考にしてください。

    参考:稼ぎたいなら仕入基準を明確に!売り上げ予測からの逆算が成功の一歩

    利益ではなくて、利益率で考えるように!

    利益と利益率は似ているように見えますが、まったく違うものです。

    商品Aも商品Bも同じ14000円という利益を出していますが、実際の利益率は次の通りになります。

    商品A

    50000円の仕入れで14000円の利益で28%の利益率

    商品B

    2000円の仕入れで14000円の利益で700%の利益率

    商品Bというのは、わずか2000円という金額で、仕入金額の7倍もの利益を生み出すことができる超お宝商品だということがわかります。

    商品Bのような商品をたくさん見つけることができれば、手持ちの資金が少なくても、倍々ゲームで儲けることができますよね。

    一方で、商品Aを仕入れるためにはまずは5万円という初期費用を用意する必要があります。

    この違いの大きさに気が付きましょう。

    一瞬「これはお宝か?!」と感じたとしても、冷静に売値に「0.8」をかけてから、仕入金額を引いて、実際の利益率を計算するクセを身に着けていきましょう。

    Amazonで利益が出せる商品かどうかはFBAシミュレーターで計算を!

    Amazon出品で実際にこの商品で利益が出せるかどうかを計算するためには、Amazonで公式に用意してくれているFBAシミュレーターでこまめに計算してみましょう。

    商品名やASINなどを入力すると、実際にかかる費用や、どのような販売方法がいいのか、ということが一瞬でわかります。

    FBAを使うと、確かに手数料は余計にかかりますが、Amazonが積極的に売り出してくれるので、売れ行きはかなり良くなります。自己発送の時と比べると、2倍から3倍売れるようになった、という人もいます。

    もしもあなたのアカウントの信用が薄い場合には、積極的にFBAを利用して、売り上げを上げていくのも戦略として大切ですよね。

    Amazon出品制限を解除する方法

    Amazonで出品制限がある商品は、解除することができます。ここでは出品制限がされた場合の解除方法についてご紹介します。

    請求書、販売許可書を提出して解除する

    「出品許可申請」ボタンを押すことで出品解除の申請をすることができます。解除する際には、請求書や販売許可書の提出が必要になります。請求書に関しては、10点以上商品を買ったことが証明できる請求書が必要です。

    また販売許可書は、大手メーカーから個人宛てに対応してもらい許可書をもらう必要があります。しかし大手メーカーが個人ごとに対応してもらうことは難しいです。そのため請求書や販売許可書を提出して解除する方法は困難です。

    書類がいらない場合もある

    書類を提出せずとも、Amazonの出品制限が解除されるケースがあります。例えば商品の状態が中古の場合や、Amazon側が信頼できると判断した場合です。中古品には元々制限がかかっていないので問題はありません。

    また取引をやっていくと実績がついてきます。実績がついてくるとAmazon側からこのアカウントは信頼できるものだと判断してくれます。そうなった場合には「出品許可申請をする」ボタンを押すだけで解除ができます。

    出品解除ができない商品もあり

    信頼のあるアカウントであっても、出品制限を解除することができない場合もあります。例えば2016年以降に作ったアカウントだと、CDを販売する時に「出品許可申請」ボタンが表示されません。これは海賊版の出品を防ぐために規制が強くなったためです。

    この例はCDだけではありません。状況によっては他の商品でも出品ができなくなる場合があることを知っておきましょう。

    Amazon出品を個人で始めるときには手数料をしっかりと計算して確かな利益を!

    この記事では、Amazon出品を個人で始める人のために、手数料をどのように計算したらいいのかということについて詳しく見てきました。

    Amazon出品を始めようとすると、どうしてもどの商品を仕入れたらいいのか、ということに目が向いてしまいがちです。しかし、しっかりと利益を出している人というのは、手数料や利益率、ということもしっかりと考えた上で価格を設定しています。

    FBA料金シミュレーターを駆使して、商品ごとにどのような価格設定なら売れるのか、最低販売価格はどのように設定したら、赤字を出さずに商品を回転させていけるのか、しっかりと見極めたうえで出品しましょう!

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    この記事を書いた人

    ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
    世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

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