メルカリのコメントに返信こないのはなぜ?対処法や注意点を紹介

誰でも自由に出品や購入ができるメルカリ。しかし、気に入った商品にコメントしても返信がこないことがありますよね。

理由がわからず対処に困っているといつの間にか商品が売れてしまうことも。

そこで今回は、メルカリでコメントしたのに返信がこない理由やその対処法について解説していきます。

また、メルカリの取引で困らないコメントの例文も紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

目次

メルカリで出品者から返信が来た時の手順

メルカリにあるコメント機能は、商品の情報収集だけでなく出品者がどんな人なのかを知るツールにもなります。

そのため、上手にメルカリでお買い物や出品をするには、コメント機能の使い方を知っておく必要があります。

そこでここでは、メルカリ初心者さんのために、相手からコメントが返ってきた時の返信の手順について説明していきます。

1.メルカリのコメント返信通知を確認する

メルカリには商品にコメントが来たことを通知してくれる、お知らせ機能があります。

自分の商品にコメントが来た時や、購入者としていいねやコメントを送った商品に、出品者や他のユーザーがコメントを投稿した時に通知が届きます。

ということで、まずはコメントが到着した際に通知してくれるコメント通知の設定を確認しておきましょう。

ただ、購入者側となるユーザーはプッシュ通知(アプリを閉じていても通知がスマホに表示される)機能を利用できません。

そのため、購入希望の商品にコメントを投稿した際は、こまめにメルカリアプリを開いて、通知が来ていないかを確認しましょう。

また、コメントはレスポンスの早さが大切になります。

出品者によっては、1日以上返事が無いとコメントを削除してしまう人もいますし、その間に他のユーザーが商品を購入してしまうこともあります。

出品者もレスポンスが悪いとせっかくの購入者を逃してしまうこともあるので、特に質問や交渉のやりとりをしている時は、こまめにメルカリでコメント返信の通知のチェックをするようにしましょう。

2.返信内容を確認する

商品ページに飛び、下の方にスクロールするとコメント欄があります。

ここで相手からの返信内容を確認できます。

「すべて見る」を押すと、これまで商品に送られた、出品者や他のユーザのコメントを全て見ることができます。

相手への返信もこのページから行います。

3.相手に返信する

相手からのコメントを確認できたら返信をします。コメントページの下のコメント入力欄から返信します。

メルカリには返信相手を選択するTO機能などは無いので、そのままメッセージを入力して「送信」を押すだけです。

商品ページに残されたコメントは他のユーザーも見ることができるので、言葉遣いは丁寧にしましょう。

また、個人情報は記載しないよう注意してください。

悪質なコメントはメルカリの利用制限がかかり、退会処分になる可能性もあるので、絶対にやめましょう。

4.コメントがきちんと反映されているか確認する

念のため、商品ページに戻り自分のコメントが反映されているか確認しましょう。確認ができたら返信は完了です。

また、相手からコメントが返ってきたら1〜4の手順を繰り返します。

やりとりの途中でわざと返事をしない人がいますが、できるだけ最後まで誠意を持って返信するようにしましょう。

特に交渉の途中でコメントの返信をしないと、出品者にブロックされてしまい、その出品者から商品を購入できなくなってしまうこともあります。

注意:購入者はコメントの修正・削除はできない

商品ページに残したコメントは、出品者のみ全て削除が可能です。

コメントの右側にあるゴミ箱マークを押すだけで削除が完了します。

この時に、「出品者がコメントを削除しました。」という文章が残ります。

その一方で、修正機能はないため、購入者側は間違った内容を送ってしまった場合、訂正文を送り直す必要があります。

そうならないために、メルカリでコメントを返信する前に、誤字がないか、相手に伝わりやすい文かをよく確認してから送信するようにしましょう。

出品者から返事がこないのはなぜ?

「気になる商品にコメントを送ったのに、出品者から返事がない!」と困る時がありますよね。

特に他の商品と併せて検討している時は早急に返事が欲しいものです。

では、どんな理由で出品者は返事が遅れるのでしょうか?それには7つの理由が考えられます。一つずつ見ていきましょう。

1.忙しくてアプリを開けない

出品者の中には、仕事や家事で忙しい人もたくさんいます。

このような人は空き時間にしかアプリを開くことができないため、コメントに気付くのも遅れがちです。

日頃から忙しい出品者は、プロフィールや商品ページに「育児中なので対応が遅れることがあります」「◯時以降は対応できません」などの注意事項を記載している人も多くいます。

気になる商品にコメントを残した時は、出品者のプロフィールなどをチェックして、対応時間が書かれていないか確認しておくと良いでしょう。

もし2日以上返事がない場合は、購入しても発送自体いつになるかわからないので、他の商品の検討をおすすめします。

2.出品意欲が無くなった

メルカリには、お金を稼ぐために本気で取り組んでいる出品者もいれば、売れたら良いなくらいの気持ちで利用している出品者もいます。

熱があまりない出品者は、商品がなかなか売れないまま時間が経ってしまって出品のことを忘れてしまっていることがよくあります。

  • 出品数が少ない
  • 出品日がどれも1ヶ月以上前
  • 他の商品のコメントも返していない

などの項目が当てはまる人は取引の意欲が低い傾向にあるので注意が必要です。

出品数は出品ページ下の方にある「出品者」というところをタップすると出てくるプロフィールページで確認することができます。

また、出品日は商品ページの「商品の説明」の左下に表示されています。

3.あとで返信しようとしてそのまま忘れてしまっている

たまたまコメントが来たタイミングが忙しかったり、外出中だったりすると、通知が来てもあとで返そうとアプリを閉じてそのまま忘れてしまっていることもあります。

また、質問が商品を実際に見ないと確認できない内容だと、出先では返事ができないこともあります。

この場合は、返事をしたくないというわけではないので、思い出せば返してくれる可能性もあります。

ただ、いつ返事が来るかは出品者次第なので、この場合も2日以上返事がないようであれば他の商品を検討しても良いでしょう。

4.大幅な値引き交渉が不快だった

大幅な値引きを提案されたことに不快感を覚え、メルカリでコメント返信をしない出品者もいます。

出品者は、送料や手数料などを加味して出品金額を決めているので、あまりにも大幅な値引きの提案は失礼にあたる場合があります。

そのため、定価などを調べて、本当に失礼な値引きではないかよく確認してからコメントを送ることが大切です。

また、出品者によっては値引き交渉自体断っている人もいます。

コメントをする前にプロフィールや商品説明に「値引き不可」などの記載がないか確認するようにしましょう。

5.評価が悪い人には購入して欲しくないと思っている

もし、あなたに悪い評価(残念だった)が多く付いている場合、出品者によっては商品を購入して欲しくないと感じコメントを返さない可能性があります。

なぜなら、悪い評価(残念だった)が多い人との取引はトラブルが起こりやすいため、面倒を避けたいと思うからです。

正直これは仕方のないことなので、悪い評価(残念だった)が多くついてしまっている人は、その原因をよく考え、良い評価を増やすように努めましょう。

6.コメントの文面が失礼

コメントされた内容が出品者にとって失礼なものだと、返信をしない人もいます。

相手の顔が見えない文面でのコミュニケーションは、誤解が生じやすいものです。

本人に悪意はなくても言葉選びを間違えてしまうと、相手に不快な思いをさせてしまいます。

出品者の中には、コメント削除や、送ってきたユーザーをブロックすることもあります。

場合によっては言い争いなどのトラブルに発展する可能性もなくはありません。

相手と最後まで気持ちよくやりとりをするためには、

  • タメ口は使わない
  • 顔文字を多用しない
  • あいさつをちゃんとする

といった点に気をつけてコメント作成しましょう。

コメントを送る際は、送信ボタンを押す前に自分のコメントをもう一度読んでみて、相手が不快に思う箇所はないか、伝わりやすい文章になっているかを確認してから送るようにしましょう。

7.過去に取引した時の印象がよくなかった

出品者が以前にも取引をしたことがある相手の場合、前回の取引であなたに悪い印象を持ち、わざと返事をしないということも考えられます。

もしそうであれば、いくら待っても返事が来る可能性はないでしょうし、今後その人から商品を購入することも難しくなるでしょう。

通常であれば、リピーターは出品者にとって有難いものです。

継続的な関係を築けるように、どんな取引も毎回丁寧に対応することを心がけましょう。

8.あえて無視している

コメントの内容によって気分を害して無視されることがあります。

例えば、「失礼な言葉遣いをしている」「商品説明に記載している内容と同じ」などです。

また、相場金額を無視した極端な値下げ交渉の場合も対応してくれないケースがあります。

コメントを返さない出品者の対応にも問題はありますが、もう一度自分がコメントした内容を振り返って「失礼な言動や要望になっていないか」確認することが大切です。

コメントを送る際は入力した内容を確認してから送信しましょう。

メルカリのコメント返信が来ない時の対応は?

出品者からコメントが返ってこない理由はわかったかと思いますが、実際に返信がなかったときにどんな対応をすれば良いのでしょうか?

ここでは、購入者と出品者それぞれの対応をご紹介します。

購入者側ができること4つ

購入者側ができる対応は以下の通りです。

  • 時間を置いてもう一度コメントを送る
  • 2日くらい待ってみる
  • あきらめて他の商品を探す
  • 出品者をブロックする

どうしても返事が欲しい時は、半日くらい置いてもう一度コメントを送ってみるか、2日くらい返事を待ってみると良いでしょう。気づいていないだけや、返事を忘れているだけであれば返ってくる可能性はあります。

それでも返事がなければ、その出品者からの購入はあきらめ、他の商品を探しましょう。

コメントをちゃんと返さない出品者は、誠意のあるやりとりや取引をしてくれない可能性もあるので、ブロックするのも一つの手です。

そうすればその出品者に気づかず商品を買ってしまう心配もありません。

出品者側ができること4つ

出品者側ができる対策は以下の通りです。

  • 時間を置いて「返事がなければコメントを削除します」とコメントを送る
  • 2日くらい待ってみる
  • 諦めてコメントを消す
  • 相手をブロックする

特に、値引き交渉などを断った後のコメントは来ないことが多い傾向にあります。

基本的にできることは購入者側と同じですが、コメントの削除は出品者にしかできません。

不快に感じたらコメントを削除してもいいでしょう。

メルカリ購入のシチュエーション別コメント例文

メルカリで出品者から返事を貰うためには、丁寧なコメントが重要になります。

ただ慎重になりすぎると堅苦しい印象の文面になるので注意が必要です。

ここではメルカリ初心者でもすぐに活用できる、シチュエーション別の例文をご紹介していきます。

商品の在庫確認コメント

出品から時間が経っている商品は、念のため在庫確認をしておいた方がいいでしょう。

また、商品説明に「購入前に在庫確認をお願いします」などと書かれていることもあるので、その場合もコメントが必要です。

【例文】
「初めまして。こちらの商品を購入したいと思っているのですが、まだ商品は残っているでしょうか?よろしくお願いいたします。」

まずは、「初めまして」や「こんにちは」などの挨拶から始めます。

挨拶があるかないかで印象は大きく変わるので、忘れないようにしましょう。

顔文字や記号は使いすぎ注意です。もし出品者が顔文字や記号付きで返信をしてきたら、その後は相手に合わせて適度に使いましょう。

信頼できる出品者か確認するためのコメント

出品者選びに慎重な人は、購入前にコメントを送り、相手の対応を見てみるのも良いでしょう。

【例文】
「初めまして。こちらの商品を購入したいと思っています。このまま手続きさせていただいてもよろしいでしょうか?よろしくお願いいたします。」

正直、購入前の確認メッセージはいらないし面倒臭いと思う出品者は多いです。

ですが、そんなコメントにも、丁寧に早く返事をしてくれる出品者は信頼度が高いと言えるでしょう。

商品の状態を確認したいときのコメント

中古品や長期保管品など写真だけではよくわからない商品の情報を確認したいときがあります。

そのようなときは次のようにコメントしてみましょう。

【例文】
「こんにちは。何度もコメントしてすみません。こちらの商品の購入を検討しています。購入時期・使用頻度・汚れの有無や状態について確認したいのですが、よろしいでしょうか?お忙しいところ申し訳ありませんが、お返事いただければ幸いです。」

商品の購入前にどのような状態なのかを確認することは大切です。

ただし、出品者によっては手間をかけずに売ってしまいたい人もいるので、購入者とのやりとりを嫌うケースもあります。

特に、中古商品の確認をするのは当たり前と思うかもしれませんが、コメントの内容によってはその商品を購入できなくなることも考えられるため、相手の気分を害しない丁寧なコメントを心がけましょう。

値引き交渉のコメント

メルカリを利用する上で、せっかくならお目当ての商品を少しでも安く購入したいですよね。ただ、交渉は言葉遣いを間違えると、出品者を不快にさせてしまうこともあるので、丁寧に行いましょう。

【例文】
「初めまして。こちらの商品を購入したいと思っています。恐れ入りますが、◯◯◯円までお値引きしていただくことは可能でしょうか?もし可能であれば即購入させていただきたいです。ご検討よろしくお願いいたします。」

金額は具体的に指定すると、承諾してもらいやすくなります。交渉が成立したらお礼のコメントを送り、他のユーザーに購入されてしまわないように速やかに購入手続きをしましょう。

また、断られたとしても「かしこまりました。もう一度検討させていただきます。ありがとうございました。」などと丁寧に返事をしましょう。

無視をしてしまうと、ブロックされ今後その出品者と取引ができない可能性があるので絶対にやめましょう。

商品購入後の発送に関するコメント

商品購入後、その商品の発送手配が完了したらその旨を伝えるメッセージが届きます。

そのメッセージに対する返信のコメント例をみていきましょう。

【例文】
「迅速に対応していただきありがとうございます。商品が届きましたら、受け取り評価をさせていただきます。」

上記のように発送連絡をいただいたら、すぐに返信するようにしましょう。お互い気持ちの良い取引をするにはレスポンスの早さがポイントです。

ただし、発送期日が過ぎても商品が届かないケースもあります。

そのときは、次のようなコメントがおすすめです。

【例文】
「お世話になっております。先日発送の連絡をいただいてから〇〇日が過ぎましたが、未だに商品が届いておりません。大変お手数ですが、配送業者にご確認いただけますでしょうか?お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願い致します。」

また、スムーズな取引により商品が届いたとしても、届いた商品が破損していたり欠陥があったりする場合も考えられます。

そのようなケースのときは次のようにコメントしてみてください。

【例文】
「お世話になっております。届いた商品を確認したところ破損が見つかりました。(または、事前に確認させていただいた商品の状態と異なっています。)大変恐れ入りますが、今後の対応について相談させてください。」

届いた商品に欠陥や相違があった場合は、まずは出品者に相談するのが一般的です。

「返信がない」「対応してくれない」などの問題が発生した場合はメルカリ事務局に相談しましょう。

受け取り評価のコメント

取引が始まり、商品が到着したら中身の確認をしましょう。

もし商品に問題がなければ、受け取り評価を行います。お互いが評価を送ると取引が完了です。

【例文】
「この度は迅速で丁寧な対応ありがとうございました。またご縁がありましたらよろしくお願いいたします。」

今後また取引があった時のためにも丁寧にお礼の評価コメントを送りましょう。

メルカリ出品者のシチュエーション別コメント例文

ここでは、出品者がシチュエーションごとに使えるコメント例を紹介していきます。

購入前・購入後・取引メッセージなどすぐに使える例文ばかりなので、ぜひ活用してみてください。

購入前のコメント

購入前に考えられるコメントは、購入の連絡や在庫の確認・値下げ交渉などです。

まずは購入前に購入連絡や在庫確認のコメントをもらったときの例文を紹介します。

【例文】
「コメントありがとうございます。購入可能ですので、お手続きをお願い致します。」

「コメントありがとうございます。現在、在庫はございますので、早めに手続きいただけますと幸いです。よろしくお願い致します。」

続いて、メルカリでの取引で必ずと言っていいほどあるのが値下げ交渉です。

簡単に値下げできるときは困らないですが、値下げできないときのコメントは難しいですよね。

まずは値下げ交渉を受けた場合、承諾するときのコメントから紹介します。

【例文】
「コメントありがとうございます。〇〇円で問題ございません。今から価格を変更いたしますので、早めの手続きをお願い致します。よろしくお願い致します。」

次は値下げ交渉に対してお断りするときのコメント事例です。

【例文】
「コメントありがとうございます。大変申し訳ございませんが、こちらはこれ以上値下げがむずかしい商品です。ご了承いただけますでしょうか?」

次は、購入前に商品の状態確認があったときのコメントです。特に中古商品の場合は商品状態が気になります。

購入者が納得できるような説明をして、無理に購入を勧めることのないよう気をつけましょう。

【例文】
「コメントありがとうございます。こちらの商品は〇〇が〇〇の状態になっております。納得していただける方に販売したいと考えておりますので、どうぞご検討ください

購入後のコメント

購入後のコメントは購入していただいた御礼や入金確認についてです。

入金確認前と確認後のそれぞれのコメントを紹介します。

【入金確認前のコメント例文】
「この度は、商品を購入していただきありがとうございます。入金の確認ができましたら、発送手続きに入らせていただきます。引き続きよろしくお願い致します。」

【入金確認後のコメント例文】
「この度は、商品をお買いあげいただきありがとうございます。発送の準備が整い次第、発送させていただきますので、今しばらくお待ちください。」

取引メッセージのコメント

取引が成立したら、取引メッセージでのやり取りになります。

入金確認後に商品を発送したら、「発送を通知する」ボタンをタップすると自動的に発送連絡が購入者に届くシステムです。

しかし、取引メッセージを使って自分の言葉で伝えるほうが印象が良くなるので、ぜひ次のようなメッセージを送ってみてください。

【例文】
「お世話になっております。ただいま郵便局(ヤマト運輸や佐川急便など)より、商品を発送いたしました。追跡番号は【◯◯◯◯◯】です。商品到着まで今しばらくお待ちください。お受け取りになられましたら、お手数ですが受け取り評価をお願い致します。」

商品が無事到着すれば問題ないですが、配送業者のトラブルで商品が届かなかったり届いた商品に欠陥や破損があることも考えられます。

その場合のコメント返信の例を紹介します。

【商品が届かないというメッセージを受けたときの例文】
「大変ご迷惑をおかけしております。すぐに配送業者のほうに確認いたしますので、もうしばらくお待ちください。」

【届いた商品に欠陥や破損があった場合の例文】
「大変ご迷惑をおかけしております。今後の対応についてですが、〇〇、〇〇とさせていただきたいと存じます。この度は大変不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。今後ともどうぞよろしくお願い致します。」

商品の発送前に商品の状態をしっかりと確認する必要がありますが、それでも何かしらの問題が起きて商品に影響が出ることがあります。

原因はどうであれ、購入者に迷惑をお掛けすることに変わりはないので、丁寧にお詫びして返金や代替品の返送など誠実な対応をしましょう。

このような場面で不誠実な対応をすると、評価を下げられてしまいます。

今後の取引に影響する可能性があるので注意が必要です。

商品到着後の評価コメント

商品到着後の評価コメントは今後の取引につながる可能性があります。

できるだけ丁寧なコメントを心がけましょう。

【例文】
「この度は商品をご購入いただきありがとうございました。とても気持ちよく取引を進めることができました。また機会がありましたら、よろしくお願い致します。」

商品を発送したのに受け取り評価がもらえないときは?

商品を発送して相手方に届いていることが確認できているのに、受け取り評価がもらえないことも考えられます。

メルカリでは、受け取り評価をもらわないと売上金が入金されないシステムですが、一定期間を過ぎるとメルカリ事務局で受け取り評価をして売上金が入金されるので心配ありません。

メルカリ便を利用すれば、このような事態でも取引画面で追跡できるので安心です。

メルカリ販売の値引き交渉対応の例文

交渉のコメントにどう返事をすればいいか悩む出品者は多いのではないでしょうか?

ここでは、値引きを承諾する場合と断る場合の例文をそれぞれご紹介します。

どちらを選択しても次の段階・取引につながるような対応が大切です。是非参考にしてみてください。

値引き交渉を承諾するコメント

値引額に問題なければ、速やかに承諾の返信をしましょう。

【例文】
「初めまして。コメントありがとうございます。お値引き可能ですので、〇〇円に変更させていただきます。ご確認いただけましたらご購入手続きをお願いいたします。」

中にはすぐに手続きをしてくれない購入者もいます。損をしないために、コメントが返って来てから金額変更するのもおすすめです。

その時は、「確認のコメントをいただき次第、金額変更をさせていただきます。お返事お待ちしております。」と送って返事が来るのを待ちましょう。

もし返事を待つのが面倒であれば、専用出品(取り置き)もおすすめです。

専用出品とは「〇〇様専用」というページを新たに作り、そのページで購入してもらう方法です。これはメルカリの正規ルールではなくユーザーの独自ルールです。

専用出品にすれば他のユーザーが購入してしまうことも少なくなります。

値引き交渉を断るコメント

もちろん値引きが難しい場合は断っても問題はありません。

ただ、できないからといって無視をすると、相手の気分を害しトラブルに発展する可能性もあるので、必ず返信はしましょう。

【例文】
「初めまして。コメントありがとうございます。大変申し訳ありませんが、送料や手数料の都合でお値引きは難しいです。ご希望に添えず申し訳ございません。よろしくお願いいたします。」

商品の購入を検討してくれたことに感謝の気持ちと、希望に添えず申し訳ないという気持ちを伝えます。

断ったとしても、元の金額のまま購入してくれる人もいるので、「またお願いします」などの文章は不要です。

返信がこない!キャンセルしたほうがいいケースは?

メルカリではコメント返信が来なくなり、取引相手と連絡が取れないケースがあります。

基本的に連絡が取れなくても取引は成立しますが、万が一返品や返金などの対応が必要なときに連絡が取れないようでは困りますよね。

このような事態を避けるためにメルカリでは「キャンセル」が可能です。

ここでは、キャンセルしたほうがいいケースを紹介します。

商品代金の支払いがないケース

商品代金の支払いがないケースはキャンセルしたほうがいいです。

メルカリの支払い期限は3日。それまでに支払いが確認できない場合はメルカリ事務局から購入者にメッセージが届きます。

購入者から何の連絡もなく、期限が過ぎても支払いがない場合は、その取引をキャンセルして再出品しましょう。

商品発送の連絡がないケース

支払いを完了しているのに、出品者から商品発送の連絡がない場合はキャンセルしたほうがいいです。

メルカリでは取引メッセージでやりとりをしなくても、商品代金を支払って商品が届けば取引が成立します。

しかし、商品を購入したら出品者から何かしらの連絡を受けるのが一般的です。

発送期日を過ぎても出品者から連絡がない場合は、その取引をキャンセルしましょう。

商品が届かないケース

商品が発送されているのに届かないケースがあります。

その場合は、自然災害や連休中など配送に問題が生じて時間がかかっている可能性が高いです。

また、不在で受け取れていないケースや宅配ボックスに入っているなどのケースも考えられます。

また、発送したことを確認できているのに届かない場合は、出品者に配送の状況を確認してもらうようにしましょう。

万が一、出品者から連絡がないようであればその出品者は悪質な出品者の可能性があるので、今後は取引しないほうが無難です。

届いた商品にトラブルがあるケース

商品が届いたらすぐに受け取り評価をせずに、商品の状態を確認する必要があります。場合によっては破損や欠陥があるかもしれません。

届いた商品が違っていたり知らされていない破損があったりしたら、すぐに出品者に連絡するようにしましょう。

メルカリではこのような連絡をしたときに24時間返信を待つように記載されています。

24時間待っても返事が来ない場合や連絡が取れても相談に応じてくれない場合はメルカリ事務局に問い合わせてください。

メルカリのコメント返信するときの4つの注意点

メルカリのコメント返信するときの注意点は次の4つです。

  1. コメントは他の利用者にも見られる
  2. コメントは後から編集できない
  3. 通知オフの設定をしていると通知がいかない
  4. 値下げ交渉のコメントは削除する

1、コメントは他の利用者にも見られる

メルカリは特定の人と個別に連絡が取れないので、メルカリ上のコメントは全ての利用者に見られます。

そのため、マナーを守ってコメントすることが大切です。

例えば、「挨拶をする」「丁寧な言葉遣いをする」「感情的なコメントはしない」「個人情報は書かない」「誹謗中傷はしない」などが挙げられます。

メルカリではお互いがどんな人かわからない状態で文字だけのやり取りをします。

自分でそのつもりがなくても相手が傷ついてしまうことも十分に考えられるので注意しなければなりません。

特に値引き交渉は、相手にとって不快に感じる可能性があります。

いきなり「〇〇円にしてください」ではなくて、値引き交渉に応じてくれるのか、どこまで下げてもらえるのか、丁寧に交渉しましょう。

2、コメントは後から編集できない

メルカリのコメントは、出品者側からは編集で消すことが可能ですが、質問者側からは一切編集することができません。

コメントした瞬間から大勢の人に見られることになります。

誤字脱字はないか、個人情報に当たるような内容は載せていないか、不適切な表現はしていないかなど、送信前にしっかりと見直ししましょう。

質問者が間違ってコメントした場合は、再度コメントして先ほどのコメントに誤りがあることを謝罪し、正しくコメントし直す必要があります。

万が一、個人情報を載せてしまった場合は、出品者にお願いして削除してもらうしかありません。

出品者がコメントを削除したい場合は、削除したいコメントを表示し、右側のゴミ箱のマークをタップすれば削除可能です。

3、通知オフの設定をしているとメルカリでのコメント返信の通知がいかない

相手方が通知オフの設定をしていると、コメントをしても相手に通知がいきません。

相手がそのコメントに気付くのを待つしかないです。

メルカリの初期設定では通知は「オン」になっています。

何らかの理由で相手の通知がオフになっている可能性があるので注意しましょう。

4、値下げ交渉のコメントは削除する

値下げ交渉を受けた後にその利用者と音信不通になった場合は、そのコメントをすぐに削除しましょう。

そのコメントを見たユーザーが「その値段で買えるのか!」と交渉してくるからです。

そもそも提示している金額が1番売りたい金額なので、なるべくなら交渉されたくないと誰もが思っていますよね。

1番売りたい金額で売れるように過去の交渉内容は消しておくのがおすすめです。

コメントのマナーを守れば返信が来やすくなる

返信が来ない原因の一つとして、コメントのマナーが悪いと思われている可能性があります。

マナーをしっかり守ることで返信が来る可能性が上がります。

なれなれしい言葉遣いは止める

よそよそしすぎる感じがいいとは言いませんが、逆にフレンドリーになりすぎてなれなれしいと思われてしまうようなコメントにならないように注意しましょう。

顔文字や絵文字なども要注意です。

友達以外の人からなれなれしくされることに嫌悪感を抱く人もいますし、フレンドリーすぎると軽薄で信頼できない相手と思われてしまう可能性もあります。

特に相手の顔が見えない文章だけの取り引きになりますから、コメント一つで相手からの印象が決まると言っても過言ではありません。

不信感を持たれないようにコメントには丁寧な言葉遣いを心がけ、「いつもありがとうございます」「返信が遅れて申し訳ありません」というように状況に応じた挨拶もしっかりとしていきましょう。

無理なお願いはNG

まず、コメントは依頼するものではなく相談だということを念頭においてください。

値下げをお願いすることはできますが、一か八かの値下げ交渉ではなく常識の範囲内の金額を提示する必要があります。

無理な金額や要望などは、受けた側からすると不快に感じることがほとんどです。

また、返事に困ってしまうこともありブロックされてしまう可能性も十分あります。

値下げをお願いする前に、コメントの履歴から値下げ交渉をしたことがあるのかどうかを確認すると参考になる場合があります。

また、値下げだけでなく発送の催促などの場合も、相手の立場に立って考えて相手が不快にならないようなコメントを心がけましょう。

同じことを何度も聞かない

商品について気になるところがあれば、必ず確認してから購入することは当然です。

しかし、商品ページに記載されているのに、よく読まなかったり、聞いた方が早いとすぐに質問してしまうことは絶対に避けましょう。

質問する方は返信くらいすぐできると思ってしまいがちですが、相手からするとたかが返信とはいえ手間暇がかかるものです。

やり取りの手間を省くために商品ページの内容やプロフィールを詳細に記載している場合もありますから、相手に迷惑と思われないようなコメントを書くことを心がけてください。

誠実な対応をする

購入者や購入希望者からのコメントは、しっかり読んで誠実で丁寧な返信をするようにしましょう。

適当なことを言ってごまかそうとしたり、あいまいなコメントはしないようにしてください。

そして「知りません」「答えられません」といったぶっきらぼうととられるような返信も望ましくありません。

反対に、調べても分からなかった旨を伝えることで、質問に答えられなかったとしても誠実さは伝わります。

自分の質問に対してしっかりと対応してくれたことに嬉しいと感じる人は多いでしょう。

しかし、聞かれてもいないことまで丁寧に答えていてはキリがありませんから、質問から逸脱しない範囲での回答をするようにしましょう。

メルカリのルールを守る

メルカリでは暴言・脅迫行為、誹謗中傷を禁止する事項が定められているため、直接取引や交換、外部サイトへの誘導など他のルールと同様にしっかりと把握し守りましょう。

もしルール違反をしてしまった場合は、今後メルカリを利用できなくなる可能性があります。

また、コメントで嫌な思いをしても、相手を攻撃するような言葉を使うのは絶対にしないようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した出品者から返事がない理由を覚えておくと、早い段階で諦めがついて次の取引に進めたり、取引をしないほうがいい人の判断材料になったりもします。

また、こちらでご紹介した返信例文を使っていただければ相手に丁寧な印象を与えられるので、特に返信の文面に悩みやすい初心者さんにはぜひ参考にしていただきたいです。

どんな場面・相手でも誠意を持ってやりとりをすることはとても大切です。

ぜひこの記事を読み返して、気持ちよくメルカリを利用してください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を監修した人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

目次