フリマアプリ「メルカリ」なら、出品だけでなく発送も簡単です。
しかし、商品によってどんな発送方法を利用するべきか、迷ってしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、メルカリに対応している発送方法と、お得な使い方をご紹介したいと思います。
Contents
メルカリで商品が購入されたらやるべき事と送り方
出品商品が購入された場合、右上に表示される「やることリスト」にチェックが入ります。
ここで、購入者へのお礼と発送に関するメッセージを送ると親切です。
入金手続きが完了するとメルカリから発送を促す連絡が入るので、出品時に提示した期日以内に発送するように努めましょう。
梱包に使う道具と資材
商品は、運搬中に破損したり、雨に濡れて台無しになったりしないように梱包をします。
商品により最適な梱包方法は異なりますが、使用頻度が高い道具をご紹介します。
◆はさみ
包装紙やテープをカットする時など、何かと必要となります。切れ味が良く、刃が大きめのはさみを用意しましょう。
◆梱包テープ(OPPテープ)
ガムテープでも問題ありませんが、透明な梱包用テープは見栄えがいいだけでなく、粘着力においても優秀です。封筒や小包程度ならセロテープでも代用できますが、OPPテープを用意しておいて損はないでしょう。
◆ダンボール
ダンボールは多くの商品の発送に使われています。スーパーなどで廃棄予定のダンボールを貰えることもありますが、汚れていたり理想的なサイズがなかったりすることがほとんどです。自分が通販を利用した時のダンボールを保管しておくか、いざという時はまとめ買いすることをおすすめします。
◆エアークッション
通称「プチプチ」と呼ばれている緩衝材です。商品の破損を防ぐためにも、使用するのが最低限のマナーです。業務用のものから、◆スケール(はかり)
梱包後の送料を計算する際に使用します。軽い商品は体重計では測れないため、スケールがあると重宝します。多様な製品がありますが、10g単位で計量できるものを選びましょう。
その他、新聞紙も溜めておくと便利です。箱詰めした商品が中でズレないように隙間に詰め込みます。新聞紙がない場合は、エアークッションやダンボールなどでも対応可能です。
メルカリ利用者に好評の送り方比較サービス
フリマ初心者が失敗しがちなのが、配送方法の選択です。
そもそも、「配送の仕方がわからないからメルカリを利用できない」という方もいます。
しかし、これらの壁と手間は「送料の虎」というツールで解決します。
参考:送料の虎
- 「送料の虎」にアクセスします。
- 「かんたん料金検索」の「発地(発送地)」と「着地(送り先の都道府県)」を選択し、検索をクリックします。
- 梱包した荷物のサイズと重さを入力します。
- 送料を比較したい配送方法にチェックを入れ、検索ボタンをクリックします。全項目にチェックを入れてもOKです。
- 配送方法を比較した一覧表が表示されます。
送料をはじめ、配達日や時間帯指定の有無、その他オプション・サービスが一目瞭然となります。
高価な商品には補償をつけた方がお互いのためになることもあります。送料の安さだけでなく、補償や追跡サービスの有無も比較しながら最適な配送方法を選択しましょう。
営業所への荷物持ち込み
配送業者に荷物を持ち込むと、割引サービスを受けられることがあります。
集荷サービスも大変便利ですが、近所に各業者の営業所がないか調べてみましょう。
営業所の検索ページ一覧
メルカリ×ヤマト運輸の提携サービス「らくらくメルカリ便」
らくらくメルカリ便は、メルカリとヤマト運輸が提携している配送サービスです。
クロネコヤマトの宅急便よりも送料が安いにもかかわらず、配送スピードは変わりません。
メルカリ出品ならではのお得な配送方法だと言えます。
らくらくメルカリ便の送り方はサイズ別の3種類
らくらくメルカリ便の各種発送方法を詳しくご紹介します。
対応サイズ
- ネコポス:郵便受けに入るサイズ(角形A4サイズ)
- 宅急便:60サイズ~160サイズ
- 宅急便コンパクト:専用BOXまたは専用薄型BOXに入るサイズ
全国一律料金&メルカリが全額補償
- ネコポス:全国一律195円
- 宅急便コンパクト:全国一律380円 ※専用BOXまたは専用薄型BOXの購入価格65円
らくらくメルカリ便は全国一律料金ということで、北海道や沖縄などの離島に送る際も追加料金が不要です。
トラブルが起きた際はメルカリ側が全額補償というのもポイントです。
コンビニ・ヤマト運輸の営業所から発送OK
コンビニから発送できるというのも、らくらくメルカリ便の便利なポイントです。
対応しているコンビニエンスストアは、ファミリーマート・セブンイレブン・サークルK・サンクスです。
コンビニ以外では、ヤマト運輸の営業所でも受け付けていますが、集荷は30円かかりますのでご注意ください。
らくらくメルカリ便を実際に利用してみよう
「らくらくメルカリ便」は、メルカリ限定のお得で安心感抜群の配送サービスです。
らくらくメルカリ便での具体的な送り方
らくらくメルカリ便は、匿名配送OKなので宛名書きが不要です。個人情報を教えあわなくていいという安心感があります。
送料は全国一律で、幅広いサイズに対応しています。
らくらくメルカリ便の利用方法を具体的にご紹介します。
手順としては、商品を梱包して、「配送用2次元コード」を表示するだけで準備万端です。
ヤマト運輸の営業所に持ち込む場合は、ヤマト運輸のHPから最寄りの営業所を探しておきましょう。
参考:ヤマト運輸 直営店・取扱店検索
配送用2次元コードの表示方法はとても簡単です。
- メルカリの商品取引ページから、商品のサイズを選びます。
- 「コードを生成」ボタンをタップします。
- 配送用2次元コードが表示されます。
- ファミリーマートはFamiポートで発券する
- セブンイレブンはレジに持っていく
上記のとおり、コンビニごとに手続きが異なります。
ヤマトの営業所から発送する場合は、スタッフに「ネコピット」の場所を尋ねましょう。
ネコピットとは、送り状の自動作成サービスを備えたタブレット端末です。
操作方法が不明でも、スタッフがサポートしてくれます。
ネコピットの操作方法は以下のとおりです。
トップ画面で「提携フリマサイト」を選択します。
「2次元コードをお持ちの方」を選択します。
続いて、メルカリで生成した2次元コードをタブレット裏面のカメラで読み取ります。
コードの読み取りに成功すると、送り状情報が表示されます。
送り先に間違いがなければ次へ進み、配達日時と配達時間帯を指定します。
印刷された送り状と荷物をヤマト運輸のスタッフに預ければ発送完了です。
らくらくメルカリ便のメリット&デメリット
送り状の作成が簡単かつ匿名でできることが、らくらくメルカリ便の大きなメリットです。
メルカリに登録した住所が自動的に適用されるので、入力する手間がありません。
コンビニから24時間発送できるというのも魅力です。
デメリットは、集荷サービスを利用すると配送料金以外に、取引ごとに集荷料30円が発生することでしょう。
発送方法は自由に選べるので、自分のニーズに合ったサービスを選ぶとよいでしょう。
商品を発送したら発送通知をする
らくらくメルカリ便を利用したら、メルカリの取引画面から発送通知を行いましょう。
「商品の発送をしたので、発送通知をする」というボタンを押し、「商品を発送しましたか?」で「はい」をタップします。
発送通知が済んだら、らくらくメルカリ便での発送が完了となります。
取引メッセージで発送方法や配達予定日時を伝えるとより親切です。
取引の段階がわからなくなったら、トップ画面右上にあるチェックマークから「やることリスト」で確認できます。
商品によってはらくらくメルカリ便以外の発送方法も便利
ここまで、らくらくメルカリ便についてご紹介してきましたが、場合によってはそれ以外の発送方法の方が便利なこともあります。その発送方法について、ご紹介していきます。
本などを安く発送できるゆうメール
まずは、料金の安さが特徴のゆうメールです。
本やCD、雑誌などを、最安で180円(〜150gまで)、最も高くても360円(501g〜1kgまで)で発送することが可能です。とにかく料金を安く抑えたい場合には、ゆうメールはおすすめの発送方法です。
料金が定額のクリックポスト
次にご紹介するのは、どこから発送をしても一律198円(税込)で発送ができるクリックポストです。利用の際は以下の条件があります。
・サイズは34cm×25cm以内
・厚さは3.0cmまで
・重さは最大1kgまで
・着払い不可
また、Yahooウォレットを用いて料金の支払いを行えるため、ポストに投函する際も切手を貼る必要はありません。わざわざ送り状を書く必要もないため、非常に便利ですね。
安心して発送できるレターパック
相手に確実に届けたい場合は、レターパックを利用することがおすすめです。なぜなら、レターパックには追跡サービスという補償がついており、「商品は今どのような状況か?」などといった配達状況を、随時確認することができるからです。
レターパックには、2種類の発送方法があります。
・レターパックライト
→料金は370円、厚さは最大3センチ、重さは最大4kg
・レターパックプラス
→料金は520円、厚さの上限はなし、重さは最大4kg
また、レターパックは、コンビニエンスストアなどで購入し、ストックしておくことができます。さらに、レターパックに入れた商品はポストに投函できるため、わざわざ郵便局に出向く必要もなく、手間が省けるという点も、大きな特徴ですね。
最低金額が最も安い普通郵便
普通郵便とは、はがきや封筒などをポストに投函し、それを配達員が配送するサービスのことで、馴染みの多い発送方法かと思います。
普通郵便の特徴は、100円以下で発送できるという安さでしょう。その際、以下の画像ように、重さごとに料金が異なります。
発送する商品の料金がいくらかを、ご自身で判断するのが不安な場合は、郵便局で計量をしてもらうことができます。その場で指定された料金を料金を支払い、発送しましょう。
普通郵便には、定形郵便と、定形外郵便の2種類があります。
できるだけ送料を安くしたい方へ
商品を発送する際は、「なるべく安い方法で発送したい・・」と思う方もいるかもしれません。ここでは、なるべく送料を安くするためのコツについて、ご紹介します。
とにかくコンパクトにすることを意識する
ご紹介した発送方法はどれも、サイズや重さによって料金が変わってきます。そのため、なるべくコンパクトにすることで、それに比例して送料も安くすることができます。
余分なものを省いたり、なるべく箱を小さくするなどの工夫をするようにしましょう。
補償がついていると料金が高くなる
レターパックのように、追跡サービスがついているものは、料金が比較的高めです。
追跡サービスがついていれば、確実に商品を届けることができるため、到着までの心配はなくなるかもしれません。ですが、それによって料金が高くなるのを避けたい場合は、補償が本当に必要かを検討してみてください。
ただし、商品によっては、補償がついていなかったことでトラブルに発展する可能性もありますので、商品によっては料金が高くなっても補償をつけた方がよいケースもあるでしょう。
補償に関しては、商品によってその有無を変更していくことをおすすめします。
メルカリ商品の送り方まとめ
らくらくメルカリ便は、匿名配送ができる上にコンビニから発送できる画期的なサービスです。
24時間営業のコンビニが使えるため、郵便局から発送する「ゆうゆうメルカリ便」よりも利便性が高いのではないでしょうか。
ボタンをタップするだけで発送準備や発送通知が完了するのも嬉しいポイントでしょう。
メルカリは送料込みの値段設定が主流のため、全国一律の配送料金というのも魅力的です。
メルカリでの発送方法をマスターして、出品ライフを満喫していきましょう。