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【最新版】ネットショッピングに出店したい人必見!楽天・Yahoo!・Amazonなどを徹底比較

個人、法人問わずネットショップを出店できる時代ですが、このチャンスをものにしたい人も多いのではないでしょうか?とはいえ、はじめてネットショップを出店しようとすると、どこがいいのかわかりづらいです。

そこで、出店にかかるコスト集客力の観点から、有名どころのオンラインショッピングモールを比較してみました。あなたにぴったりのモールがきっと見つかるはずです。

国内トップクラスの規模とポイントが魅力の「楽天市場」

まず最初は楽天市場から見ていきましょう。

特徴をグラフにしてみました。

集客力やポイントの人気度が特徴です。

楽天市場の魅力は、なんといっても規模が大きいことです。楽天市場と楽天トラベルを合わせると、年間の売り上げは3兆円を超えます。

2017年、「楽天EXPO」にて楽天に出店している店舗の売上状況が発表されました。

楽天によると、月商1億円(年商12億円)以上を売り上げている店舗が159店舗もあります。また、月商300万円以上(年商3,600万円)の店舗になると10,000店舗近くあります。2017年時点で楽天に出店していた店舗は約4,5000なので、月商300万円以上の店舗が約2割を占めていることになります。

楽天の人気の理由は出店数の多さだけではなく、「楽天スーパーポイント(Rポイント)」の存在も大きいです。Rポイントは日本でもっとも利用されているポイントサービスで、楽天関係のサービスだけでなく実店舗でも利用可能です。

ただ、楽天にはデメリットもあります。高額な出店料はその筆頭です。

初月にかかる料金は最低でも約18万円、これは日本国内のショッピングモールでもっとも高額です。出店数が多く競争率も激しいので、扱う商品によっては苦戦を強いられるでしょう。

楽天市場の集客力

2019年12月の楽天市場のアクセス数は、約5億3,000万件で、日本国内ではAmazonに次ぐ多さです。先にお伝えしたとおり、年間の売り上げは3兆円を超えているので、規模としては日本国内NO.1と言っても過言ではありません。

さらに、楽天市場では、
・楽天スーパーセール
・お買い得マラソン

など、ポイントアップのイベントが頻繫に行われています。イベント期間中はアクセス数が普段の3倍以上になるともいわれています。その分、多くの売り上げが期待できます。

楽天市場にオススメの商品ジャンル

楽天市場では、ジャンルによっては不動の人気店舗があって新規参入するのは難しいです。とくにアパレルやインテリア系ですね。ある調査によると、楽天市場のアパレルやインテリア系は全体的に伸び悩んでいるという報告があります。

また、どこでも買える日用品等のジャンルは、価格をいかに下げられるかが勝負を分けます。一般的に価格競争は規模が大きいほど有利になるので、やはり新規参入は難しいでしょう。

そのような中、比較的成功しやすいのはグルメ関係です。たとえばオリジナルのスイーツがヒットすれば、ランキング上位常連のお店になれる可能性は十分あります。いかにオリジナリティのある商品をアピールできるかがポイントです。

楽天市場の出店コスト

楽天市場の出店プランは下記の4つです。

プラン月額システム手数料支払い
ライトプラン39,800円3.5~5.5%3か月ごと
がんばれ!プラン19,500円3.5~7.0%12か月ごと
スタンダードプラン50,000円2.0~4.5%6か月ごと
メガショッププラン100,000円2.0~4.5%6か月ごと

※初期費用はいずれも60,000円

月額料金が一番安いのは「がんばれ!プラン」ですが、12か月分を一括で払う必要があるので、初月の費用が一番安くなるのは「ライトプラン」の約18万円(39,800円×3+60,000円)です。楽天市場ではこのほかにも、「楽天ペイ」の決済手数料(2.5~3.5%)などの費用が掛かります。

固定費ゼロが魅力の「Yahoo!ショッピング」

続いて、Yahoo!ショッピングを見ていきましょう。

特徴のグラフはこんな感じです。

出店のしやすさ、将来性、ポイントの人気度が高いですね。

Yahoo!ショッピングは固定費(初期費用や月額費用)がかからないため、日本国内ではもっとも出店数が多いオンラインショッピングモールです。その数は約90万店舗で、これは楽天市場の20倍近い数字です。楽天市場と比べると認知度は低めですが、これからどんどん伸びていくと考えられます。

ポイントサービスに力を入れていて、通常は購入額の1%のポイントが付与されるところ、「Yahoo!プレミアム会員」だとさらに4%(計5%)、「ソフトバンクユーザー」がスマートログイン機能を利用するとさらに5%(合計10%)のポイントが付きます。「Tポイント」は、「楽天スーパーポイント」と並んで、利用者の多いポイントで、オンラインショッピングだけでなく、ファミリーマート等の実店舗でも使われているので、訴求力はとても高いです。最近だと、PayPayの還元キャンペーンも多いです。PyaPayは、日本国内では一人勝ち状態のQRコード決済サービスです。

初めてネットショップを出店する人にとって、固定費がかからないYahoo!ショッピングは非常に魅力的なオンラインショッピングモールになるでしょう。ただ、出店数が多く、楽天市場で有名な店舗はほぼ例外なくYahooo!ショッピングに出品しているので、楽天市と同様に、商品の独自性や付加価値が重要になります。また、楽天市場やAmazonと比べると固定費がかからない分、「ストアマッチ広告」や「PRオプション」など多様な広告オプションが用意されているので、効果的に活用していきたいところです。

Yahoo!ショッピングの集客力

2019年12月のYahoo!ショッピングのアクセス数は、約9,000万件です。これは楽天市場の6分の1程度の値ですが、近年のYahoo!ショッピングの成長は目覚ましいです。

2017年には50万店ほどだった出店数が、2019年3月時点で87万店と、年間数十万店ペースで増えています。TポイントやPayPayと連携した販促キャンペーンも強力なので、今後も伸びていくことは間違いないでしょう。

Yahoo!ショッピングにオススメの商品ジャンル

Yahoo!ショッピングは月額の固定費がかからないので、これからオンラインショッピングモールに出店したい人にとっては、最有力候補になるでしょう。しかし、その分出店数が多いため、楽天市場以上に競争は激しく、安定した売り上げを上げる難易度は上がります。

Yahoo!ショッピングの傾向としては、価格が安い商品や、試供品のグルメが売れやすいです。そのため、送料込みで500円程度の格安商品を販売して、店舗の認知度を高めていく戦略がオススメです。

Yahoo!ショッピングの出店コスト

Yahoo!ショッピングでは、固定費がかからないので、基本的には販売した分だけ手数料がかかります。手数料は決済方法によって変わってきますが、おおむね売り上げの7%程度です。

ストアポイント原資:2.5%~
アフィリエイトパートナー報酬原資:1%~
アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬原資の30%

その他、クレジットカード決済手数料3.24%など。

一つの商品に集中できるAmazon

次に、Amazonはどうでしょうか。

特徴のグラフです。

規模が大きいので集客力はもちろん出店のしやすさもありますね。

日本国内では最大のアクセス数を誇るAmazonは、ネット販売するうえで必須ともいえるオンラインショッピングモールです。

Amazonは、これまで紹介した楽天市場やYahoo!ショッピングと比べると、少し特殊な販売形態になります。独自のネットショップを持つというよりは、ヤフオク!やメルカリのように、商品を出品する感覚に近いです。

出品形式はおもに3つに分けられます。

・FBA(フィルメント by Amazon)
・マケプレプライム
・自己発送

FBAとは、在庫管理を含めて出品にかかわる業務のほとんどをAmazonが代行するサービスです。反対に、すべて自分で管理するのが自己発送ですね。マケプレプライムはFBAと自己発送の中間になります。

Amazonでは、基本的には一つの商品につき1ページだけです。なので、ユーザーが「カートに入れる」ボタンを押したときに選ばれること(カートを獲得すること)がきわめて重要になります。

価格や配送方法、在庫状況をトータル的に判断して「もっともお得」と判断された出品者が選ばれるので、プライムマークがつくFBAやマケプレプライムは明らかに有利です。

大手ーメーカーの商品は、すでに商品ページが存在するので、すぐに出品できるスピーディーさもAmazonの魅力の一つ。

ただ、Amazon.co,jp自身が出品している商品については、とくに個人の出品者の場合はまずかなわないので、あらかじめ出品したい商品の競合相手を調べておくことが大切になります。

JANコードがないオリジナル商品は、申請に時間がかかる一方で、ヒットしたときの売り上げは大いに期待できます。

Amazonには「スポンサープロダクト広告」という、クリック課金型のサービスがあるのですが、広告効果は非常に高いのでおすすめです。

Amazonは、楽天市場やYahoo!ショッピングのような、店舗全体のブランディングには不向きですが、逆に言えば一つの商品でも、大きな売り上げを狙うことができるオンラインショッピングモールです。

Amazonの集客力

2019年12月のAmazonのアクセス数は約6億件。これは、国内のオンラインショッピングモールでは楽天市場を上回って堂々の1位です。

売上高は2018年で約1.5兆円。これは楽天市場に次いで2位です。

楽天市場ほど参入障壁が高くないので、これからネット通販に参入する人にとっては最有力候補の一つになるでしょう。

Amzonにおすすめの商品ジャンル

先にお伝えしたとおり、Amazonの場合は独自店舗を出店するというより、商品を出品する「出品者」としての側面が強くなります。

そのため、あるジャンルに特化して店舗全体を盛り上げていくというよりは、一つ一つの商品に注力して、「カートを獲得する」ことが重要になります。

カートを獲得するためには、

・低価格
・潤沢な在庫
・迅速な発送
・高いカスタマー評価

といったことが求められます。

Amazonの出店コスト

Amazonの料金形態は大きく2つに分けられまず。

・大口出品
・小口出品

大口出品

月額4,900円の登録料がかかる代わりに、さまざまなサービスを利用できます。

・Amazonが用意するすべての決済方法を選択可能
・マケプレプライム
・Amaoznスポンサープロダクト(サイト内広告)

小口出品

月額料金がかからない代わりに、使えるサービスが限定されます。

商品が一つ売れるごとに100円の成約料がかかるので、月に50点以上販売する場合は大口出品のほうがおすすめです。

また、小口出品者は、すでにAmazonで販売されている商品のみ販売可能なので、オリジナル商品を販売したい場合は必然的に大口出品になります。

このほかに、販売手数料として商品価格の10%前後、それからFBA(フィルメント by Amazon)を利用する場合は、FBA利用料金もかかります。

FBAを利用すると、在庫管理やアフターサービスを含めてAmazonに丸投げできるので、大量の商品を売る場合はぜひとも利用したいサービスです。

ポンパレモール出店のオススメ理由

「ポンパレモール」を見ていきましょう。

こちらが特徴のグラフです。

特徴のグラフは、ポイントの人気度やサポート体制が高いです。

「ポンパレモール」は、ここまで紹介した大手オンラインショッピングモールと比べると、まだまだマイナーな存在です。

ただ、ポンパレモールの運営元はリクルートのグループ会社で信頼性は高く、ポイントサービスの「ponta(ポンタ)」は、じゃらんやホットペッパーと共通で、ローソンをはじめ実店舗でも使えます。

とくにじゃらんでは、ホテルの予約等で一度にたまるポイントが多いので、じゃらんでたまったポイントをポンパレモールで使うという流れが期待できそうです。

現時点の集客力はあまり高いとは言えませんが、逆に言えば競争率は低いので、個人でもランキング上位を狙える可能性は比較的高いでしょう。

また、2019年7月より料金体系が変更されて、月額料金(基本出店料)が無料になりました。初期費用の6万円を除けば固定費はかからないのも魅力の一つです。

サイトの使い勝手は楽天市場のRMS(店舗運営システム)に似ているので、すでに楽天に出店している人であれば違和感なく使えるはずです。

ポンタモールの集客力

2019年12月のポンパレモールのアクセス数は約400万件。決して小さな数字ではありませんが、大手の競合サイトと比べると明らかに少なめです。

近年ではYahoo!ショッピングや次に紹介するWowmaに押され気味でしたが、2019年より料金形態を改善して巻き返しを図っています。

逆に言えば、ライバルは少ないので、これからオンライン販売を始めたい個人にも十分チャンスがあると言えます。

ポンパレモールにおすすめの商品ジャンル

ポンパレモールは大手オンラインショッピングモールと比べると小規模ですが、月間400万件のアクセスあるということで、認知度がそこまで低いわけではありません。ヒットすれば大きな売り上げを見込めます。

ポンパレモールの中でヒットしていないジャンルの商品を狙えば、カテゴリーで1位を狙うことも不可能ではありません。

auユーザーと親和性が高い「au Wowma!」

最後に、「au Wowma!」を見ていきましょう。

特徴のグラフになります。

スマホ対応やランニングコスト、サポート体制、将来性が高いです。

KDDIが運営する「au Wowma!」は、auユーザーとの親和性の高さが最大の特長です。

2019年7月に、名称が「Wowma!」から「au Wowma!」に変更されました。

Wowma!の前身は「DeNAショッピング」と「auショッピングモール」。当時から携帯電話からの利用を想定したレイアウトが採用されていたこともあり、現在でもスマートフォンからの利用者が圧倒的に多く、公式によると、なんと80%がスマホ経由とのこと。

スマホの利用が多い若い女性の利用者が多く、ファッションや化粧品、スイーツなどがとくに人気です。

出店数は、2019年5月時点で約15,000店で、これは前年同月比で2倍以上。近年急成長しているサイトの一つです。

出店にかかる費用は、Amazonで大口出品する場合とほぼ同じ。市場規模としてはまだまだAmazonには及びませんが、ライバルが少なく、若い女性と相性がいいジャンルであれば大きな売り上げが見込めます。

au Wowma!の集客力

2019年12月のau Wowa!のアクセス数は約2,700万件。先ほどお伝えしたように、ここ数年で急成長を遂げています。

「三太郎の日」にau Wowma!で買い物すると20%以上のポイントが還元されるなど、国内に2,500万人以上いるauユーザー向けのキャンペーンを展開しています。

ちなみに、現在の「au WALLET ポイント」は、2020年5月よりpontaポイントに変更されます。ライバルサイトであるポンパレモールを後押しする形になるかもしれないので要注目です。

au Wowma!におすすめの商品ジャンル

au Wowma!はスマホ利用の多い若い女性ユーザーが多いので、ファッションや化粧品、スイーツが売れ筋になります。また、主婦層も多く、ベビー用品やミネラルウォーターなどの日用品も人気です。

逆に、楽天市場では人気のお中元・お歳暮といった季節関係の贈り物は、あまり売れない傾向にあります。

大手3サイトの広告比較

過去に、まだオンラインショッピングモールの黎明期だったころは、出店さえすれば売れる時代がありました。しかし現在では、ライバル数があまりにも多く、ある程度の広告費をかけないと、なかなかユーザーの目にとまりません。

というわけで、楽天、Amazon、Yahoo!ショッピングの大手3サイトの広告の特徴を紹介します。

楽天市場の広告の特徴

楽天市場の広告は、大きく3つに分けられます。

・掲載型(露出型)
・クリック型(CPC型)
・配信型(メルマガ型)

この中でもおすすめは、掲載型クリック型です。

掲載型の広告とは、楽天市場のページを開くと表示される画像型の広告のこと。

イベント時は通常時よりも広告の価格帯が上がりますが、たとえば「スーパーSALE」のときに掲載型広告を出すと、大幅な売り上げアップが見込めます。

また、一時的にランキング上位に食い込むことができれば、その後も継続して一定の流入が期待できます。

クリック型の広告とは、検索結果の上位に商品を表示する広告のこと。

広告がクリックされるたびに数十円程度の費用がかかりますが、購入意欲を持ったユーザーの目に留まりやすくなるメリットがあります。

Amazon広告の特徴

Amazonの広告は「Amazonスポンサープロダクト」がメインになります。商品の検索結果や商品紹介ページに表示される広告です。

楽天市場のクリック型広告と同じで、広告がクリックされると費用が発生します。楽天市場やYahoo!ショッピングと比べてクリック単価が安いのが特徴です。

ただ、Amazonは販売手数料が高めで10%前後かかるので、広告費をかけてしまうと利益がなくなってしまう場合があるので注意が必要です。

Yahoo!ショッピング広告の特徴

Yahoo!広告の中でおすすめは次の2つ。

・アイテムマッチ
・PRオプション

アイテムマッチとは、Yahoo!ショッピングの検索結果で上位に表示される広告のこと。楽天市場のクリック型広告等と同じように、クリックされると費用が発生します。

PRオプションとは。広告費をかけるほどYahoo!ショッピング内に掲載されやすくなる広告のこと。オプション料は1~30%で調節可能です。

たとえば、10,000円の商品に10%のPRオプションをつけて購入された場合、1,000円がオプション料になります。

Yahoo!ショッピングの仕組み的に、「アイテムマッチ」と「PRオプション」でお金をかけるほど商品の露出が増えて売れやすくなります。肝心の商品の質がないがしろにされる可能性もあるので、いいことばかりではありませんね。

まとめ

これからネットショップを出店したい人に向けて、有名なオンラインショッピングモールの特徴を紹介しました。あなたが扱いたい商品に合わせて、検討してみてください。最近の流れとして、スマートフォンからの利用が増えつつあります。

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