ヤフオクで商品を出品するのはとても簡単です。出品したい商品の写真を撮り、金額を決めるだけで誰でも出品することができます。
ですが、ただ出品すればいいわけではなく、商品が落札され、売れるためにはいくつかのポイントやコツがあります。今回は、ヤフオクで出品する方法や、売れるためのポイントやコツをご紹介します。
まずは出品前の準備を
オークションで落札するのも楽しいですが、実際に自身の出品した商品が落札されることもオークションの楽しいところです。
実際に商品を出品する前に必要な準備についてご紹介します。
ヤフオクに出品しよう
ヤフオクでの出品には以下の方法があります。
【フリマ出品】フリマアプリのメルカリを意識した定額出品方法
【オークション出品】オークション形式で価格を競り上げる出品方法
落札システム利用料が少し高くなりますが、ヤフオクではプレミアム会員にならなくても出品できるようになりました。
Yahoo!プレミアムに登録しよう
Yahoo!プレミアム会員は有料会員で、月額508円(税込)の費用が掛かります。
プレミアム会員にはさまざまな特典がついていて、その中の1つにヤフオクに制限なく出品できるというものがあります。
その他にも、Yahoo!ショッピングでの特典や、クーポンやコミック、試写会などのサービスを受けることができます。
2021年10月現在、Yahoo!ショッピングでの購入と同時にYahoo!プレミアム会員に登録すると、会員費が最大6ヶ月分無料になるキャンペーンが開催中です。
そのため、ヤフオクに出品するならYahoo!ショッピング経由でYahoo!プレミアム会員に登録した方がお得です。
参考:Yahoo!ショッピング
モバイル確認ってなに?
モバイル確認とは、スマホや携帯電話の電話番号を確認することです。
利用登録が正しく行われているかどうかを認証します。
この確認が完了すると、すぐにヤフオクでの出品が可能になります。
1.電話番号を入力する。
2.【送信】をクリックする。
3.認証する電話番号宛にSMSを送信する。
4.送られてきた認証コードを入力する。
5.【認証】をクリックする。
作業はこれだけで、すぐに終わります。
モバイル確認ができない場合、郵送で認証コードを受け取ることもできます。
ヤフオクの出品方法や売れるコツを分かりやすく解説!
ヤフオクでの出品方法や出品する際のポイントや売れるコツをご紹介します。
ヤフオクで売れるコツ!まずは出品者情報の登録を
初めて商品を出品する場合、出品ページの最後に出品者情報の登録とYahoo!ウォレットの登録が必要となります。
氏名や住所などの個人情報の入力をし、【確認する】をクリックしましょう。
すでにYahoo!IDに登録している場合は、登録している情報が反映されます。
この情報を登録すると、売れた際のやり取りが簡単になります。
この時、「出品者情報の開示」に同意して登録をします。
登録が完了したら、Yahoo!ウォレットも登録しておきましょう。Yahoo!プレミアムに登録している場合は既にYahoo!ウォレットの登録済みですので不要です。
名前と住所、電話番号、クレジットカード情報または銀行口座を入力します。
登録情報の入力ができたら「登録する」をクリックして登録完了です。
最初に登録しておけば、今後入力は不要です。
ヤフオクで売れるコツ1、画像の重要性について
情報の入力が済んだら、画像を追加します。ヤフオクだけではなく、フリマアプリなどでも共通している、売れるためのコツや大切なポイントが商品画像です。
もちろん画像を登録しなくても出品は可能です。
ですが、実際に商品を手に取って見ることのできない販売方法のため、画像のない商品は落札されません。出品に必要な画像は自身のパソコンからファイルを選択しましょう。
ヤフオクで売れるコツ2、出品カテゴリを選択する
自身の出品する商品に合ったカテゴリを選択することもヤフオクで売れるコツの一つです。
どのカテゴリにしたらいいか分からない場合は、この後詳しくご紹介します。
カテゴリを決めると、【このカテゴリに出品】が右側に表示されます。
出品画面に移動し、カテゴリによっては注意事項が表示されることがあります。【OK】をクリックすると次の作業にすすめます。
ヤフオクで売れるコツ3、落札率を高めるためのポイント
【商品名】
出品情報の登録で、まず気を付けなければならないコツが「商品名」です。
このタイトルに検索するキーワードが含まれていない場合、商品を見てもらえなくなります。
・型番がある商品の場合は型番も入力する
・商品の正式名称がアルファベットの場合、補足でカタカナ表記をタイトルに記載する。
これらのことに注意して売れるコツを踏まえたタイトルを入力しましょう。
【販売形式】
入札形式か、即決価格での入札にするかを選択できます。
どうしても売りたい価格が決まっている場合は「フリマ(定額)」を選択しましょう。
商品の相場を調べたい場合は、「オークファン」に登録しておきましょう。
無料で会員になることもでき、過去に落札された商品の価格を調べることができます。
【終了日時】
出品がいつ終わるのかを設定することができ、終了時間は土日の21~24時までがおすすめです。
この時間帯はヤフオクを見ているユーザーが多く、商品が落札されやすくなります。
ターゲット層が主婦の場合は平日の夕方にするなど、自身の商品のターゲット層を理解して出品するのが売れるコツです。
ヤフオクの出品カテゴリはどうやって決める?売れるコツは?
ヤフオクでカテゴリを選択する際、どうやってカテゴリを決めたらいいか分からない時もありますよね。
出品カテゴリが合わないと落札価格が下がったり落札されなかったりしてしまいます。
そういった事態を避けるために、出品カテゴリの決め方のコツご紹介します。
ヤフオクで売れるコツは過去の落札価格を参考にすること
自身の出品する商品を「オークファン」で検索します。
【オークファン】
類似商品やキーワード検索が分からない方は、商品名をなるべく短くして検索しましょう。
ヒット数が増え、その中から自身の出品する商品にできるだけ近い物を絞っていきます。
このように同じような商品が多く見つかった場合は、より高い金額で落札されているものを参考にしましょう。
ヤフオクで売れるコツは、カテゴリ決めにある!
参考になる商品が見つかったら、商品タイトルをクリックして詳細を見ましょう。
その商品を出品した際の商品カテゴリを見ることができるので、そのカテゴリで出品しましょう。
出品ページでカテゴリを選択しよう
カテゴリを決めてしまえば、あとはカテゴリを選択するだけです。
ヤフオク出品ページにて入力が終わると、このような画面になります。
ここまで終わるとカテゴリの設定が完了します。
ヤフオクでは商品説明こそが売れるかどうかが決まる、押さえるべき売れるコツのひとつ!
商品説明文の形式は決められている訳ではなく、自由に記載することができます。
出品者の中には、端的に済ませる人もいれば、見栄えや内容を気にしてしっかり書いている人もいます。
ヤフオクでは、商品説明文が丁寧な人の方が落札されやすい傾向があります。
ヤフオクに限られた話ではありませんが、商品について何も分からないよりも、商品の状態などがしっかり分かる方が買い手側は安心します。
信頼を得ることが落札にも繋がるので、商品説明文はしっかりと記載することが売れるコツのひとつです。
必要な情報は確実にすることがヤフオクで売れるコツ!
落札者側が知りたいと思う必要最低限な情報は以下の通りです。
・商品名
・商品の状態や詳細
・支払い方法
・発送方法
・送料
商品名、支払い方法、発送方法、送料は必須項目で選択する必要があります。
ですが、商品説明文の欄に書いておくことで、商品説明文しか読まない落札者の方にも情報を知らせることができます。
トラブルを避けるためにも、商品説明文にはしっかり情報を記載しておきましょう。
ヤフオクでは、商品説明文で信頼度をアップすることが売れるコツ!
商品の状態を正確に記載することが、落札者側に信頼されやすくなるポイントです。
以下の情報は特に正確に記載しましょう。
・商品サイズ、メーカー、型番、相場の金額など基本的な商品の情報
・商品をなぜ出品するのか、どこで入手したものか
・中古品であれば、使用感の有無、傷や汚れの有無、保管状態、何回使用したのか
・商品に欠陥がある場合、使用する上で影響があるかどうか
商品に傷や汚れ、故障している部分がある場合は、写真を撮って掲載させましょう。
例として、以下のマグカップを出品するときの商品説明文を見比べてみましょう。
1.自宅で保管していたマグカップです。高級ブランドです。新品未使用で、定価はそれなりにする良い品物です。
2.エルメスのマグカップで、新品のまま外箱付きで保管していました。商品状態は良好で、結婚祝いでいただいたものです。引っ越しのため手放すことにし、定価は18,000円ですが、格安で出品させていただきます。
1と2では商品についての情報量の差が明確です。
このブランドのマグカップを落札したい人が、この2つの商品を見比べたら、商品状態や保管方法など細かい情報が分かった方が安心します。
ヤフオクのHTMLテンプレートって何?活用するのも売れるコツ!
商品説明では「通常入力」と、Yahoo!プレミアム会員に登録している場合は「HTMLタグ入力」が選択できます。
通常入力は文字だけの入力となり、HTMLタグ入力は改行や文字サイズの指定などさまざまなことが行えます。
文字だけの通常入力でも問題はありませんが、HTML入力の方がより見やすい説明文になります。
■通常入力
■HTML入力
商品落札後の対応の仕方
商品が落札されたら、落札者と連絡を取る必要があります。
まずは落札してくれたことに感謝をし、その後に支払い方法などの連絡をしましょう。
落札者から先に連絡が来ていた場合は、連絡に関してのお礼も伝えましょう。
迅速な対応は落札者を安心させることができ、取り引きが終了した後の自身の評価にもつながります。
入金確認をしよう
ヤフオクでは「Yahoo!かんたん決済」というサービスを利用して支払いをします。
このサービスは落札者が代金の支払い手続きを終えた際、運営側は一時的に代金を預かります。
落札者が商品を受け取り、サイト上で「受け取り連絡」をすることで出品者に入金される仕組みです。
このサービスを利用すると、落札者側が以下の決済手段で支払いを行うことができます。
・PayPay
・Tポイント
・クレジットカード払い
・銀行振込
・コンビニ支払い
・PayPay銀行支払い
支払が完了したら、発送をします。
支払いから発送完了の連絡がくるまでの時間が、一番不安になります。
できるだけ迅速な対応や連絡を心がけましょう。
商品を発送しよう
入金の確認が完了したら、商品を発送します。
発送する際の梱包にも注意が必要です。
楽しみにしている商品が、雑に梱包されていたら誰でも嫌な気持ちになります。
商品によって適切な梱包方法は変わりますが、メール便での配送方法であればプチプチなどを利用してしっかり梱包しましょう。
段ボールでの発送で隙間が空いてしまう場合は、緩衝剤を利用することをおすすめします。
商品と一緒にお礼状などを入れておくとさらに印象は良くなります。
相手の評価をしよう
ヤフオクでは取引終了後に、取引相手の評価をすることができます。
トラブルがなければ「非常に良い」をつけましょう。
トラブルがあった場合でも、相手がきちんと対応をしてくれた場合は「悪い」評価はつけないようにしましょう。
悪い評価はよっぽどのことがあった時です。
中にはいたずらで入札したり、落札者の都合で連絡もなく勝手にキャンセルされたりすることもあります。
ヤフオクで売れるコツまとめ
最初に出品するときには色々不安になってしまいますよね。
何事も経験で、慣れてしまえばとても簡単に出品することができます。
商品タイトルや写真、説明文などについて、落札者側の立場になって考えて記載する事が売れるコツになります。
入札者や落札者への対応が良ければ自然と自身の評価は上がり、今後のヤフオク出品も有意義に行えます。
以上、ヤフオクでの出品方法や売れるコツなどをご紹介しました。