バイマで取引をしたことがない人が、「バイマ(BUYMA)ってブランド品を安く買えるそうだけど、商品は無事に届くの?」「届いたとしてもニセ物なんじゃないの?」といった疑問を持つのは自然なことです。
そこで、この記事では、バイマの口コミや評判から利用する際に気を付けるべきポイントをまとめてみました。
バイマでの買い物に興味はあるけれど不安もあるという人は、ぜひ読んでみてください。
バイマ(BUYMA)とは?
バイマ(BUYMA)は、世界各国に在住するパーソナルショッパーと呼ばれる出品者から、アパレルやブランド物を中心とした商品を購入できるショッピングサイトです。取り扱いブランド数1.7万、会員数1,011万、そして取り扱っているアイテムの数は643万点という圧倒的なラインナップです。
取引相手は個人であるため、販売方法はフリマやオークションに近いと言えます。ただし、バイマでは中古品は販売しておらず商品は新品しか取り扱っていません。
そしてバイマのメリットは何と言っても無在庫販売が認められているところです。つまり、ユーザーから注文を受けてから買い付けを行うことができるということで、資金を使わずにノーリスクで始められるということです。
他のショッピングサイトと違うバイマの特徴は、出品者側を全力でサポートしていること。そして出品者の無在庫販売が認められていることから、ネット物販の初心者でも始めやすいためバイマを副業として始める出品者の数が急速に増えています。
バイマ(BUYMA)の基本情報
バイマは海外のショッピングサイトと思われがちですが、2004年に設立された株式会社エニグモという東京に本社を置く日本の企業が運営するサービスです。
元々はグローバル・ショッピング・コミュニティ「BuyMa(バイマ)」という、ジャンルに限定のないサービスでしたが、2010年にファッションを主軸にした現在の「BUYMA(バイマ)」へサービスをリニューアルしています。
その後会員数は2012年に100万人、2013年には150万人、2014年には200万人と順調に数を伸ばし、現在では1,000万人を超える市場規模に成長。国内でも有数の巨大ショッピングサイトとしてサービスを展開しています。
バイマ(BUYMA)のメリットとデメリットとは
確実に会員数を増やし続けているバイマですが、そのバイマのメリットとデメリットを分かりやすく解説します。
バイマ(BUYMA)のメリットとは?
- 日本では手に入らない最新のブランド品が手に入る
- 海外輸入でも安心して新品を購入することができる
- 日本のブランドショップで買うよりも安く購入できる
バイマ(BUYMA)のデメリットとは?
- 注文してから仕入れるので配送までに時間がかかる
- 購入者は支払い手数料がかかる
- サービスの質が出品者ごとに違う
バイマの評判 最悪と言われるのはなぜ?
バイマに商品を出品している人は「パーソナルショッパー」と呼ばれます。
パーソナルショッパーとしてバイマに登録すること自体は簡単です。そのため、バイマにはあらゆるレベルのパーソナルショッパーが存在しています。お客様のあらゆるニーズに対応できる凄腕の持ち主から、顧客対応が全くできない人まで本当にいろいろです。
そして、どのパーソナルショッパーを選ぶかによって、買い物の満足度も大きく異なってきます。
バイマに対する評判も、良いものから悪いものまでさまざまです。このように評価が安定しないのは、各々のパーソナルショッパーのサービスの質が一定していないことが原因です。
まずは、バイマについて知っていただくために、バイマの評判についてご紹介していきます。
バイマでは良い評判も悪い評判もさまざま
バイマの口コミは、「良かった、とても感謝しています」というものから「最悪!もう二度と買わない!」と怒っているものまでさまざまです。
良い評価の口コミの例を挙げると、「日本未発売のアイテムを手に入れることができた!」といったものや、「評判の良いバイヤー(パーソナルショッパーのこと)を選んで注文したら、期待どおりだった」といったものがあります。
反対に、「傷物や質の悪いものを送ってきた」「国内の店舗の方が安かった」「関税がかかることをバイヤーが最初に知らせてくれなかった」「バイヤーの対応がいい加減だった」などの悪い評価もあります
良い評価と悪い評価を両方見れば、パーソナルショッパーの顧客対応が利用者の満足度に大きな影響を与えていることがわかります。特に、悪いコメントがつくのは、バイヤーの対応の仕方が悪いことが原因となっている場合がほとんどです。
ここで、バイマの悪評につながった事例をひとつ紹介します。バイヤーの対応がお客様を怒らせてしまった例です。
あるお客様が、商品をバイヤーのひとりに注文しました。注文して2日後、そのバイヤーに在庫について問い合わせてみると、返ってきたのは「在庫なし」という返事…。そのため、そのお客様は取引のキャンセルを考えました。しかし、しばらくしてバイヤーの方から「代わりの品物が見つかった」と連絡が入ったため、その人は商品の到着を待つことにしました。
ところが、1週間たって、バイヤーの方から「今回は取引をキャンセルします」と突然知らされました。そのバイヤーのコンピューター・システムには「在庫あり」と表示されていたが、実際に取引先の倉庫を調べてみると在庫がなかったらしいのです。つまり、「仕入れることができないからキャンセルする」というわけです。
バイヤーからの連絡はそれで終わりです。お客様は結局商品を手に入れることができませんでした。
もちろん、そのお客様はバイマとそのシステムに不信感を抱きましたし、もう二度と利用したくないほど最悪だと思ったそうです。
対応が遅い上にいいかげんでは、不満を感じて当然ですよね。
なぜ対応が遅くなったのか?
バイマには様々なバックグラウンドを持った人がパーソナルショッパーとして出品しています。そのため、顧客対応の質もてんでバラバラです。
たしかに、購入依頼を受けてから2日後に在庫確認を行うのでは遅すぎます。パーソナルショッパーとして出品しているのであれば、注文が入った時点で在庫確認を行うべきです。しかし、副業としてバイマの仕事をしているパーソナルショッパーだったのかもしれません。そうだとすると、対応に2日かかったとしてもやむを得ないでしょう。
バイマのルールでは、購入者からの問い合わせには原則として3日以内に答えるように、となっています。このケースの出品者の対応の仕方は決して望ましいものではありませんでしたが、ルール違反とまでは言えません。
バイマの「在庫なし」の理由とは
「パーソナルショッパーのコンピューター・システム上では在庫ありになっていたが、実際は在庫なしだった」ということですが、単に在庫がなくなったにもかかわらず、それをシステムに入力し忘れたために「在庫あり」の状態が続いていたのでしょう。
上述の出品者は、おそらく日本国内で活動していて、海外のショッピングサイトを通じて商品を仕入れていたと想像できます。現地在住者、あるいは現地にビジネスパートナーがいるパーソナルショッパーであれば、実店舗を回って購入者の希望する商品を捜すことができたはずだからです。
それにしても、このパーソナルショッパーの対応には問題があったと言わざるを得ません。
自身のコンピューター・システムに頼り切りになるのではなく、取引先に直接メールで問い合わせていたら、在庫が無いことがもう少し早くわかったはずです。
そして、購入者が希望する商品を用意できないことが明らかになった時点で、一方的に取引のキャンセルを通告してそれっきり連絡を断つのではなく、自身の不手際を謝罪するなどすべきでした。
バイマが最悪と言われてしまうのは個人売買だから
バイマに販売されている膨大な数のアイテムの中には日本未発売のものもあり、利用価値が高い通販サイトであることは確かです。しかしその反面、「最悪」というレビューが多数寄せられているのも事実。
その理由の一つとして、企業を通さずに個人で売買をしているショッパーが多いがゆえに、メッセージのすれ違いに関するトラブルが起こりやすいという点があります。
日本の通販企業の場合は購入後のメッセージもすぐにきますしその対応も丁寧ですが、個人売買となると「連絡が遅い」「内容に不備がある」といったこともしばしば起こりうるのです。トラブルを防ぐためには、疑問があれば都度問い合わせや確認をする、対応力に定評のあるショッパーを選ぶといった購入者側の対処も必要となるでしょう。
バイマの仕組みを知って注文する
バイマでは、手元に在庫がなくても買い付け可能な場合は、商品を出品することができます(いわゆる無在庫販売です。先ほどのパーソナルショッパーもこの方法で出品していたものと考えられます)。そのため、パーソナルショッパーが無在庫のまま出品した後に、仕入先として予定していたお店の在庫がなくなり、結果として仕入れが不能になる事態が稀に起こります。
購入者としては、注文前に在庫の有無をパーソナルショッパーに問い合わせるのが無難です。そうすれば、パーソナルショッパーはその商品を実際に仕入れられるのか確認せざるを得なくなるので、後で「在庫が無いから」という理由で突然キャンセルされることはなくなるでしょう。
バイマでの買い物を「最悪」なものにしないためには海外通販への理解も必要
バイマの出品者には、注文が入ってから買いに行ってアイテムを発送する方も多くいらっしゃいます。
丁寧かつ精密に検品を行ってくれればいいですが、中には雑な梱包や甘い検品のせいで傷ついたアイテムを送られたというケースも。さらには、購入ブランドの専用箱や袋が付属していないということもあります。
海外の通販や郵送物はあまり扱いが丁寧とは言えないことが多く、箱の潰れなどは日常茶飯事です。ゆえに、ある程度は容認するしかないかもしれません。
アイテム自体に不備があった場合はショッパーに対処してもらう必要がありますが、購入者からの申請が遅れると対応してもらえない可能性も高くなります。荷物が届いたら、すぐに隅々までチェックをしておきましょう。
バイマの評判が気になる方にオススメの海外ブランド通販
バイマの評判を見て不安になったなら、バイマ以外の海外ブランド通販サイトをチェックすることをオススメします。バイマだから安いとは限らず、他にも海外ブランドを扱っているショップがたくさんあります。オススメを2つご紹介します。
1.インポートセレクトショップ【アメイジングサーカス】
ハイセンスなトレンドアイテムを多数取り扱っているショップです。バーバリーやプラダ等のハイブランドがセール期間中はお得に購入できることもあります。
参考:アメイジングサーカス
2.AXES(アクセス)
AXES(アクセス)は海外のインポートブランドを専門に扱っているショップです。こちらもクーポンや期間限定のセール商品を多数取り揃えているのでオススメです。
参考:海外ブランドのファッション通販サイト AXES「アクセス」公式
バイマでニセ物をつかまされないようにするために注意すべき11のポイントとは?
バイマを通じて商品を購入したらニセ物のコピー商品だった、なんてことになったら目も当てられません。実際のところ、バイマで販売されている商品の中にはニセ物も含まれています。
ここではバイマでニセ物をつかまされないようにするために気をつけるべき11のポイントを紹介します。
希望する商品の型番・仕様・正規の値段をあらかじめ把握しておく
バイマの魅力のひとつは、ブランド品を国内の正規価格より安く購入できることです。
安く買える理由には、さまざまなものがあります。たとえば、「利益を最低限に抑える」「クーポンを使ったり、キャッシュバックサイトを通したりして安く買い付ける」「まとめて買うことで割引を受ける」「アウトレット店で買い付けをする」などの方法があげられます。パーソナルショッパーの腕の見せどころです。
それでも、日本での正規価格に比べて不自然なほど安い場合は、訳あり品を販売している可能性があります。「これは安すぎる」と思った時は、その理由を確認するようにしてください。
ブランド品の相場を把握していれば、異常な安値に気づくことができます。そのため、普段から自分が購入したい商品の型番や仕様、正規の価格などを調べるようにしましょう。
仕入先の確認をする
バイマは「正規品と証明できない品物」の出品を禁止しています。しかし、同時に「日本国内で流通している正規品と品質が同等の商品」なら出品可能です。つまり、海外の直営店や正規代理店以外の店で取り扱っているブランド品を並行輸入して販売しても良いわけです。
並行輸入とは、メーカーが海外の小売店に卸した製品を買い付けて輸入した商品のことです。正規のルートを外れているため「並行」と表現されます。
並行輸入品は、直営店・正規代理店といった正規のルートを経由したものとデザインや品質は同じです。(ブランドによっては微妙に仕様を変えている場合もあります)しかし、この独自の流通ルートのおかげで、並行輸入品は正規のブランド品より安い値段で手に入れることができるのです。
したがって、パーソナルショッパーに在庫を問い合わせる際は、併せて商品の仕入れルートを確認しておくと良いでしょう。
並行輸入品は正規ルートと異なり、相場が流動的です。お得に購入するためにはオークファンでオークションの価格相場を把握してからバイマで購入しましょう。
参考:オークファン
パーソナルショッパーのプロフィールや評価を調べる
バイマの商品画面から、それぞれの品物を出品しているパーソナルショッパーのプロフィールを確認できます。
内容は「どこで仕事をしているか」「性別」「バイマに登録した年月日」「現在出品している商品」「注文実績」「評価」などです。
バイマで買い物をするということは、目指す商品を手に入れることのほかに、その商品を出品しているパーソナルショッパーのサービスを利用する、という側面もあります。
同じ商品を買うのなら、その品物を扱っているパーソナルショッパーのプロフィールを見比べて、一番納得できる人に商品を注文するようにしましょう。
買い物をするとき特に確認しておきたいのは、そのパーソナルショッパーの「注文実績」と「取引評価」です。
「注文実績」は、それまでにそのパーソナルショッパーが手掛けた取引件数です。この件数が極端に低い場合、その人はまだバイマのシステムに精通していない可能性があります。販売履歴が最低でも20件はある人を選んで、取引を行うようにしましょう。
「取引評価」の「満足している」はとりあえず無視して「どちらでもない」と「不満足」の件数に注意してください。そして、なぜそのような評価になったのかを探るために、コメント欄を読んでください。不満足の理由だけでなく、パーソナルショッパー側がどのように受け止めて対応しているかも確認しましょう。そうすれば、そのパーソナルショッパーの人となりがなんとなく見えてきます。
買付け地に「直営店」という記載がある人が望ましい
バイマの商品ページには「買付地」と、場合によっては「買付ショップ」が表示されています。そこには「直営店」「正規店(正規取扱店)」などと記載されています。
ここで「直営店」と入力している人がいたら、その人の出品している品物は信用できます。
どんなに慎重に仕入先を選んでも一般の小売店から仕入れる場合だと、パーソナルショッパーがニセ物を誤って買い付けてしまう可能性はゼロにはなりません。
しかし、直営店なら、ニセ物を販売していることはありえません。ブランドメーカーが自社ブランドの製品のみを取り扱っているからです。
「正規店」あるいは「正規取扱店」の場合も信用できます。ただし、直営店に比べたら、ほんの少しだけ危険性が残っています。
最安値を提示している人からは購入しない
出品者がニセのブランド品を扱ってしまう理由にはいくつかあります。
代表的なのは「お金を早く手にいれたいので意図的に偽物を安値で出品する」故意犯と、「ニセ物だと気づかず、安値につられて仕入れてしまう」過失犯のふたつでしょう。
いずれにせよ、どちらのパーソナルショッパーも破格の安値を付けて出品するはずです。
バイマでブランド品を買うときは、同じ商品を出品しているパーソナルショッパーのうち、最安値を付けているショッパーと飛び抜けて安い値段を付けているショッパーからは買わない方が安全です。
この点にさえ注意していれば、ニセ物をつかまされる危険性は激減します。
得意ショッパーランキング1位〜3位に入っている人から購入する
バイマには「〇〇が得意なパーソナルショッパーTOP3」(〇〇はブランド名)を表示する機能があります。
〇〇というブランドの売上高が高いパーソナルショッパーのうち、上位3人を表示する機能です。
ブランド品のニセ物をつかまされないためには、TOP3のパーソナルショッパーから購入するのも有効な対策のひとつです。
なぜなら、特定のブランドを多く取り扱っているということは、そのブランドの知識も豊富だと考えられるからです。
ニセ物が出回りやすいブランドには要注意
すべてのブランドでニセ物が問題になるわけではありません。
ニセ物が問題になるのは一部のブランドだけです。大半のブランドでは、ニセ物をつかまされることはないと言っても過言ではありません。
もちろん、どんなブランドであっても、レアアイテムの場合は要注意です。レアアイテムは値上がりするのが普通なので、安値で販売されていたらニセ物の可能性を疑ってみましょう。
ニセ物が多いブランドは、「Louis Vuitton(ルイ ヴィトン)」「CHANEL(シャネル)」「MONCLER(モンクレール)」「Supreme(シュプリーム)」です。レア物のスニーカーのなかに、ニセ物が見つかる場合もあります。
1年以上前のモデルを買うときは慎重に!
1年以上前の古い製品を買うときも、慎重になった方が良いです。
なぜなら、アパレルの世界ではシーズンごとにトレンドが変化するので、1年以上も前の商品が出品されていることはあり得ないからです。
エルメスのケリーバッグのように、定番になった商品なら話は別です。しかし、ハンドバッグの世界でも、シーズン限定で発表されたモデルが1年後に出品されていたりすると…やはり不自然です。
もちろん、1年以上前の古いモデルはすべてニセ物と断定できるわけではありません。世の中には「新古品」というジャンルも存在します。
それでも、古い商品がバイマに出品されていたら、購入は慎重に行った方が良いでしょう。
買付けの際のレシートを同梱して送ってもらう
プロフィールを見たり、出品者に問い合わせたり、具体的な仕入先を確認したりしても、それでも本物なのか疑いたくなる場合もあります。
そのようなときは、買い付けの際のレシートを商品に同梱して送ってもらうと安心です。
商品をまとめ買いで仕入れたため、個別にレシートを提示することが難しい場合でも、購入者用の「ギフト用レシート」を発行できる場合があります。
少しでも不安なことや納得の行かないことがある場合は、遠慮せずパーソナルショッパーに問い合わせるようにしましょう。
バイマの本物鑑定サービスを利用する
それでもまだ不安なときは、バイマの「鑑定サービス」を受けましょう。
「BUYMA鑑定サービス」では、第三者機関と提携してバイマで購入した商品が本物のブランド品かどうかの鑑定を無料で行ってくれます。万が一「本物のブランド品」でないという鑑定結果が出た場合には、支払った代金をバイマが全額補償してくれます。
鑑定を受ける際には「取引が完了しておらず、発送済みのステータスである」「商品が未使用である」「不良品でない」などの条件がついているので、鑑定を希望する人は条件を確認した上で申し込むようにしてください。また、さらに詳しくバイマのニセ物について知りたいなら、下記の記事を参考にしてください。
参考:BUYMA(バイマ)は偽物が横行している?評判や失敗しない購入方法
バイマでいい評判を得ている出品者を指定して欲しい商品を探してもらう
バイマのシステムは、言い方を変えれば世界中にいるパーソナルショッパーに欲しい商品の買い付けを頼むともいえます。つまり日本では未入荷の商品や、海外限定の商品なども手に入れることができます。
ただし相手はあくまでも個人なので、商品の値段は出品者ごとにかなり違いがあります。商品を購入する際は他の出品者と金額を比較して決めることをおすすめします。
また、出品者によっての違いは金額だけでなくサービスの質もかなり変わってきます。そこで信頼できるパーソナルショッパーを見つけたら、「指名リクエスト」という機能を使えばまたその出品者に仕入れを依頼することができます。
欲しい商品を見つけたら、信頼できる出品者に指名リクエストをして仕入れを依頼すれば毎回安心して買い物ができるようになります。
安心して取引できるバイマの補償制度とは?
バイマは個人同士の取引なので、ちゃんとした商品が届くのか、偽物を売りつけられたりしないのかと心配なことが多いのも事実です。
しかしバイマでの出品審査には、信頼度の高い仕入先かどうか、いつどこで買い付けをしたのか、住所や銀行口座などの登録情報やレシートや注文明細などの確認があります。さらにバイマはより一層ユーザーに安心して取り引きができるように「BUYMA安心安全委員会」という機能を設置しており、さまざまな補償制度を用意しています。
専門の鑑定士による無料の鑑定サービスなど、運営側の手厚いサポートで保証されています。
返品補償制度
手元に到着した商品がイメージと違ったりしても新品・未使用の状態であればバイマに返品申請を行うことができます。商品ページや検索結果ページに「返品補償」のアイコンのある商品が返品補償制度対象の商品です。
初期不良補償制度
受け取りの段階で欠損、欠品、汚れ、不具合などがあり、BUYMA品質ガイドラインによって初期不良と判断された場合は、バイマが購入者に代わって商品交換の仲介をしてくれます。
紛失補償制度
商品が届く前、配送中に商品が紛失した場合はバイマが購入代金を返金してくれるので安心して取引ができます。
※補償の鑑定に関する条件はBUYMAのホームページで最新情報を確認してください。
なぜバイマの商品は安いのか?
バイマの商品はなぜ安いのでしょう。
ここではその疑問を解決するために、バイマのパーソナルショッパーが利用している買付けのテクニックをいくつか紹介します。
日本と海外で価格の設定が違う
全ての商品に当てはまることではありませんが、日本と海外とでは価格の設定が違います。特にハイブランドの商品は大きな価格差があります。
そのため海外で購入したブランド品を輸入し、日本で販売することで安く抑えることができます。それが次に紹介する並行輸入です。
並行輸入
並行輸入品は、正規のルートを経由したものとデザインや品質は同じです(ブランドによってはバッグについているチャームなど、細かい部分のデザインを変えている場合もあります)。
正規のブランド品の場合、販売する値段はブランド側が決定します。一方、並行輸入品ならそのような価格の縛りはないため、正規品より安い値段で販売できます。
大量買付けによる割引
一度に大量の商品を仕入れることで、定価から大幅に割引してもらっているパーソナルショッパーもいます。この方法を使えば、割引を受けた分だけ購入者に安い値段で販売することができます。
為替相場の変動を利用する
円高のときに商品を輸入すれば、円安のときより安く商品を仕入れることができるので、結果として売値を抑えることができます。
VIP割引や卸割引を使う
パーソナルショッパーは、基本的に日本の購入者からの注文を受けて現地の店で買付けをします。そして、日本から繰り返し注文が入れば、同じショップから仕入れをする機会が増加します。そうなるとVIP割引の対象者となり、大幅にディスカウントを受けられるようになりますし、また、現地の店と交渉して卸価格で安く販売してもらえるようにもなります。
クーポンやキャッシュバックの利用
欧米ではクーポンやキャッシュバックのシステムが発達しています。特にアメリカは日本より進んでいます。
アメリカでは、オンラインで買い物をする際にクーポンやキャッシュバックを利用すると、数%から数十%の割引を受けることが可能です。
アメリカで仮に2,000ドルの買い物をするとします。このとき割引率5%のクーポンを使えば、100ドルの割引です。1ドル=144円として計算すると、14,400円の割引です。
2,000ドル=288,000円の買い物に対して28,800円の割引が受けられるのですから、クーポンを利用しない手はありません。
これからバイマの副業にチャレンジしたい方は下記の記事を参考にしてください。
複数購入で送料がお得に
日本から海外の商品をオンラインで購入すると、送料がかかってしまいます。ですが商品を複数購入することで送料をサービスしてくれるのでお得に購入することができます。
またパーソナルショッパーとしてバイマを利用している方であれば、複数注文が入ったときにまとめて発送することで、送料をより安く抑えることができます。
バイマではより安く商品を出品して、購入者に買ってもらうことでどんどん安い値段で購入することができるようになります。
バイマでお得に買い物できる方法とは?
バイマで買い物をするなら絶対に知っておくべき買い物術を紹介します。
①「BUYMA_RESALE」(バイマ_リセール)
「BUYMA_RESALE」というアカウントでは、返品補償制度で返品された商品が元の販売価格からさらに割引された金額で再出品されています。50%以上割引された商品も販売されています。
全て新品・未使用品なので安全ですし、すべての商品が国内から発送されるため到着も早いです。
②「ALL_IN」(オールイン)下取り・買取サービス
「ALL_IN」(オールイン)というバイマの提携サービスでは、商品の下取り・買取が簡単にできます。このオールインを利用することでさらにお得にバイマで買い物をすることができます。
オールイン「ソク割り」サービスでは、過去に購入した商品を「即時割引」として利用し新しい商品を割引価格で購入することができます。
バイマで購入した商品には自動で下取り価格が算出される仕組みになっています。「ソク割り」を使って商品を購入すれば、過去に自分がバイマで購入した商品を下取りに出して、その下取り金額分をその場で割引することができます。
いらなくなった商品を使って新しい商品を安く買うという、まさに一石二鳥の取引方法です。
オールインの買い取りサービスは、玄関で商品を渡すだけで簡単にブランド品を買い取ってもらえます。
このサービスはバイマで購入した商品でなくても買取してもらえます。費用も一切かからない上に、現金の他にBUYMAポイントが5%もらえるお得なサービスです。
BUYMAポイントは1ポイント=1円でバイマの買い物に使えますから、不要になった商品を処分するときには絶対に使うべき画期的なサービスです。
【「ALL_IN」(オールイン)の高価買い取り実績】
①さまざまなクーポンを活用する
バイマのマイページからクーポンをチェックできます。
「マイページ」にある「マイクーポン」をタップするとマイクーポンリストが確認できます。
クーポンは定期的に発行されるので忘れずにチェックをしましょう。
LINEの友達追加でクーポンをゲットすることができます。
バイマには公式LINEがありますので友達追加をしましょう。自分のバイマIDとの連携で限定クーポンやお得な最新情報などをいち早く受け取ることができます。
バイマで買い物をするときの注意点
たしかに、バイマで買い物をするとブランド品が安く手に入ります。その反面、バイマでの買い物には一定のリスクやデメリットもあります。
ここではバイマで買い物をするときの注意点を紹介します。
一方的にキャンセルされる可能性
前述のとおり、出品者があらかじめ想定していた購入先の在庫がゼロになっていた、ということが稀に起こります。
そのような場合、出品者は代わりの仕入れ先を必死になって捜します。しかし、それでも見つからなくて契約を一方的にキャンセル、といった事態も起こります。
バイマは基本的に「買い物代行サービス」なので、このようなリスクが存在することを忘れてはいけません。
自分用ならあきらめもつきますが、たとえば「2週間後に迫った彼女(彼氏)の誕生日のプレゼントにしたい」というような場合は、代わりのプレゼントを捜すために大変な苦労をすることになるでしょう。
「バイマを利用してプレゼントを贈りたい」ときは、信用できるトップクラスのパーソナルショッパーか、在庫を確保していて確実に手元に届けてくれるパーソナルショッパーに依頼するとよいでしょう。
手元に届くまで時間がかかる
海外の郵便事情は日本のようにはいきません。日本国内のように郵便物が2〜3日のうちに届くとは限らないのです。到着までに要する時間はもっとアバウトです。5日で届くかもしれないし、10日かもしれないし、2週間かもしれません。ときには、郵便局がストライキ中で到着する時間がはっきりしない、ということさえあります。
誕生日のプレゼントやクリスマスプレゼントのように、いついつまでに届かないと困るものを注文するときは、時間的に余裕をもって注文することをおすすめします。
専用の包装がされていない
国内の正規店でブランド品を購入すると、専用の箱や高級感のある包装紙で美しく厳重に包装して渡してくれます。
しかし、バイマで買った商品の場合は「いかにもブランド品」といった感じの包装はされていないのが一般的です。
商品の仕入先が日本ほど包装にこだわらない海外の国であったり、出品者の手元に届いた時点で一度検品のために包みが開封されたりなど、理由はいくつか考えられます。
バイマの利用目的が「自分で使うため」だったら、それでも全く問題はありません。しかし、ちょっとしたブランド品の小物を知り合いにプレゼントするためだったら、やはり包装はきちんとしておいて欲しいですよね。
使用目的によってバイマと国内の直営店を使い分けることも、ときには検討しましょう。
バイマは本当に割安なのかわからない
バイマを利用する最大のメリットは「ブランド品が安く手に入る」ことです。しかし、実店舗よりも高い値段をつけて出品しているパーソナルショッパーが稀にいます。その商品の相場を理解していない人が「バイマだからこの値段でも安いんだろう」と勘違いして購入してくれるのを待っているのかもしれません。
このような場合にまで、わざわざバイマを利用するべきでしょうか?
答えは、もちろんNOです。
バイマでお目当ての商品を見つけた場合は、国内の相場もあわせて確認するようにしましょう。そして、バイマを利用することが本当にお得なのか見極めてから注文してください。送料やその他購入にかかる費用を計算することも忘れないようにしましょう。
参考:オークファン
しっかりと連絡をとる
購入した商品やお金関係はしっかりと連絡をとるようにしましょう。そうしないと大きなトラブルにつながってしまう危険があります。
バイヤは海外商品を扱っているので、ちょっとしたことでも連絡をとらないと認識の齟齬が生まれてしまいます。余計なトラブルを防ぐためにも、ちょっとでも気になることがあればすぐに連絡をとりましょう。
必ず検品をする
バイマで購入して商品が届いても安心してはいけません。届いた商品を見て
- 傷が入っていないか?
- 届いた商品が間違っていないか?
などをしっかりと確認するようにしましょう。
海外の商品は日本と比べて、梱包や発送方法が十分でない場合が多いので検品は必ず行うべきです。検品をしてみて、明らかにおかしな点があればすぐに連絡するようにしましょう。
バイマとは?最悪のリスクを承知の上で楽しい買い物を!
この記事では、バイマ(BUYMA)を使って買い物をするときに気をつけるべきことなどを紹介しました。
ここで述べたような最悪のリスクがあっても、バイマは高級ブランド品を安く手に入れられる優れたマーケットのひとつであることに違いはありません。また、日本国内では入手できないアイテムが購入できるのも魅力的です。
こちらの記事で紹介した注意点を守っていれば、失敗することはほとんどありません。是非、パーソナルショッパーとのやり取りも含めてバイマでのお買い物を楽しんでください。