Amazonで物が売れる方法!簡単な6つのコツやメリットを徹底解説!

最近注目されているのが「Amazon出品ビジネス」。知っているけど中身が見えてこない、そんな人がまだまだ多いですね。今回はAmazonで売る際の、メリット・デメリット、出品の手順、売れやすくするテクニックなどを紐解いていきましょう。

Amazonの出品ビジネスを成功させたい、Amazonの出品ビジネスで生計を立てたい、極力失敗しない方法を選びたい…。そんな希望を叶えるべく、解説していきますので、しっかりと基本を学んでください。

目次

Amazonで物が売れる方法を解説

アメリカに本拠地がある「Amazon.com, Inc.(アマゾン・ドット・コム)」が運営しているECサイトが「Amazon」であり、現在22ヶ国の国でサイトが運営されています。在庫を持たず商品を販売しないECサイトは出店料で収益を得ていますが、Amazonは「ほとんどの商品の在庫をAmazonが持ちAmazonが販売する方法」であることが特徴と言えます。

未だクレジットカードを敬遠する人が多い日本で、クレジットカードを利用せずに購入手続きが出来る「Amazonギフト券」のサービスを採用しているところもAmazonのメリットです。

トラブルがあった時は店舗ごとに対応が違うECサイトとは違い、Amazonは24時間電話やメールで問い合わせを受け付けており、とても安心です。便利さと品ぞろえ、さらに対応の良さが世界的な実績と信頼を勝ち取っているAmazon。このAmazonで出品ビジネスを始める際にどのようなことに気をつければいいのか考えていきましょう。

商品をAmazonで売る6つのメリット

Amazonの出品ビジネスに参入すると、本当に商品が売れるのでしょうか。これからAmazonの出品ビジネスを考えている人が一番疑問に思うところだと思います。それでもなぜAmazonが選ばれるのか、調査すると他のサイトよりも優れている6つのメリットが浮かび上がってきました。

①初期費用が安い!Amazonは商品を売るとき始めやすい

出品ビジネスを始める時は、売れるかどうか分からない状態で「初期費用」が発生します。初期費用が高額だとなかなか手を出せないのが本音ですね。Amazon出品ビジネスを始める場合、まずセラー登録をしますが、それには2種類あります。

  • 大口出品サービス…毎月商品50点以上販売する人(月額登録料4,900円[税抜])
  • 小口出品サービス…毎月商品49点まで販売する人(月額登録料無料)

大口出品サービスは売り上げを最大化したい人向けで、基本成約料は月額登録料に含まれています。またデータ分析レポートも利用できます。小口出品サービスは小規模に出品ビジネスをしたい人向けです。

初期費用や月額登録料などが他サイトよりも安く、安心して始められるのがAmazon出品ビジネスの魅力と言えます。毎月必ず必要になる経費が抑えられるのは、ビジネスを行うにあたって非常に有利になるはずです。

②Amazonで売るために必要な出品アカウントの登録が簡単

Amazonで商品を売るには「セラーアカウントの登録」が必要です。登録には2つの書類を用意します。

・顔入りの身分証明書(有効期限内のパスポートや運転免許証)
・クレジットカードなどの利用明細書(過去180日以内に発行されたもの)

申請から約3営業日で登録完了です。法人だけでなく個人でも問題ないので、登録してしまえば誰でもAmazonで出品できます。

③Amazonは集客力が抜群に高く売るのが容易

Amazon出品ビジネスのようなネットビジネスにおいて、非常に重要なのが「SEO対策」です。せっかく良い商品を出品したところで検索の上位に表示されないと購入の確率はかなり低いのです。欲しいものがあって検索して検討するのは「1ページ目の上位のあたり」であるのは、ネットで買い物をしたことがある人なら分かるはずですね。

Amazonは検索上位に表示されやすくする「SEO対策」に力を入れており、目的の商品以外にも関連ワードや関連ページを拾うことが出来るので、集客力の良さに定評があるのです。日本だけではなく世界のAmazonユーザーが顧客なのですから、他サイトよりも集客しやすいのは不思議ではありません。

④副業や主婦でも出来るほどAmazonで売るのは簡単

店舗として出店する他サイトだと、まず店舗サイトを作ることから始めなくてはいけなかったりするので、素人が参入するのには敷居が高く感じたりすることがあります。Amazonは「1商品から売れる」ので、手軽に参入することが出来ますし、オークションサイトなどで売買したことがある人なら、なおさら参入しやすいと感じると思います。

システムが複雑であったり、高度な技術を必要とされるのであれば、なかなか出品ビジネスを始める気にはなれないと思います。Amazonのシステムはいたって分かりやすくシンプルですので、出品者は余計な労力や時間を削ることなく「商品が売れるか売れないか」という基本に集中することが出来るのです。

⑤Amazonには売るとFBAが在庫管理・梱包・発送を代行してくれるサービスがある

出品ビジネスをすると当然在庫を保管することになり、商品が売れると梱包して発送手続きをしなければなりませんね。これが2~3点ならまだしも、数十件、数百件となるとかなりの労力と時間のロスに繋がるのは言うまでもありません。

Amazonのシステムには「FBA」というものがあり、商品の在庫管理や梱包、出荷を代行してくれるのです。在庫を保管する場所の確保や大量の在庫管理、梱包などの手間が一切かからず、出品リサーチなどに集中することが出来るため、売れる商品を効率良くリサーチすることができます。

FBAが在庫管理→売れる→FBAが梱包・出荷→その間に商品リサーチ→売れる商品が見つかる→さらに売れる。FBAは手数料がかかりますが、出品作業を非常にスムーズにしてくれます。

⑥Amazonを利用して売ると入金日が決まっていて処理が簡単

実店舗などはそうですが、毎日の会計の締めがあり、商品が売れるごとに入出金処理をしなければなりません。これが非常に手間がかかるものでもあります。Amazonの入金システムは商品が売れると、その都度代金はAmazonに入るようになっています。

Amazonで指定された締め日ごとにまとめて入金されるので、シンプルで分かりやすいのです。入出金処理が苦手だと敬遠してきた人でも簡単に出来るところがメリットです。

商品をAmazonで売るデメリット5つを理解しておこう

Amazonで売るデメリットが全くないわけではありません。メリットだけに気を取られて、後で後悔しないようにデメリットもしっかり理解しておきましょう。

①Amazonで売ると販売手数料が高め

Amazonと言う世界的巨大マーケットに出品するのですから、当然「販売手数料」は必要になり、場合によっては「カテゴリー成約料」「基本成約料」がかかります。

  • 販売手数料…価格の約8%~15%(Amazonデバイス用アクセサリのみ45%)
  • カテゴリー成約料…メディア商品対象で80~140円
  • 基本成約料…大口出品サービスは月額登録料に含まれるが、小口出品サービスは商品1点成約ごとに100円(税抜)

このように商品が無事売れる場合でも、支払うべき費用がありますので、これを考慮しながら利益を出すように努力しなければなりません。Amazonは他サイトよりも販売手数料が高めと言われるのですが、他サイトは販売手数料が少し低くてもその他利用料などもかかるので、結局それほど大きくは変わらないです。

②ライバルの中にはAmazonもいるので売ることが難しい

同じ商品が同じ価格で売られていた場合、購入者は何を考慮して選ぶのか想像してください。より信用できる出品者から購入するはずです。誰だか分からない出品者とAmazonと、どちらを選ぶのかは言うまでもありません。

Amazonそのものがライバルになってしまうのは、他サイトにはないAmazonならではの特徴でもあります。Amazonがライバルということで、苦労する理由の1つに「カートボックス」の取得があります。出品者は最低条件である大口出品サービスに切り替えたり、注文不良率や出荷遅延率のないようにするなどコツコツと努力して、このカートボックスの取得を目指します。

商品詳細ページに表示されるカートボックスの権利が取得できれば、ライバルよりも優位に立つことが出来るので必死です。しかしAmazonは、すでにこの権利を無条件で有しているので、Amazon市場では当然Amazonが出品者より簡単に優位に立つことが出来るのです。

自分よりも絶対的に強い相手がいるのは、出品者にとって辛いですね。

③Amazonで売ることができても顧客はAmazonのリピーター

ECサイトでも実店舗でもリピーターの獲得は、経営維持のために必要なことだと言っても間違いありません。しかし、AmazonのシステムはECサイト上に店舗を置く概念はありませんので、購入者は「Amazonで購入した」という認識でしかないことが多いです。

Amazon愛用者は「Amazonのリピーター」なのです。店舗を盛り上げたい、オリジナリティを出したい、商品だけではなく店舗も気に入ってほしいそんな人は他サイトの方も検討してみましょう。

④Amazonで売ると個性を出しにくい

「出店型」である楽天市場などは、品揃えや独自のサービスで個性を出せますが、「出品型」のAmazonは商品と価格が重視されます。

ネットショップで個性を出せると他の店と差別化できるため、リピーターを増やすことにつながります。しかし、Amazonでは個性が出せないため、商品と価格のみで勝負する必要があるでしょう。

⑤価格競争が激しいAmazonにおいて売ることは大変

世界的巨大マーケットであるAmazonは、ユーザーが多いことがメリットだとご説明しましたが、逆に多くの出品者がいるのも事実です。サイトを見てもらうと分かると思いますが、Amazonの出品ページは非常にシンプルです。同じ商品を同じようなページで載せ、その状況で他の出品者より優位に立とうとするなら価格を下げるしかなくなってしまいます。

ユーザーにとってありがたいことではあるのですが、出品者は利益をあげるためにリサーチまでして出品しているのです。それなのに売るために価格を下げ、薄い利益しか出せないのなら本末転倒です。このあたりをどうするかよく考慮する必要があります。

Amazonで売るには自分で勉強しよう

Amazonにはサポートセンターが存在し、電話やEメール、チャットなどで相談が出来ます。電話受付は21時まで、Eメールは24時間といつでも相談出来るのですが、専任コンサルタントではないので、専門的なアドバイスは期待できません。初心者で売る戦略から相談したい場合は、専任コンサルタントがいるECサイトを含めて検討することをおすすめします。

知っておきたい!売りたい商品をAmazonに出品して販売する(売る)方法6つ

①あなたがAmazonで売るユーザーが求めているのは価格だけ?

Amazonのユーザーに限らず、購入者はコストパフォーマンスと商品の質とのバランスを考えて商品を選んでいます。注文後の対応が迅速で丁寧か、送料は無料か有料か。自分が購入する時を想像すれば、ユーザーの気持ちはよく分かりますね。「注文後どのくらいの時間以内に出荷するのか」「どのように梱包するのか」「発送方法はどれか」など、梱包や発送手段についても詳しく記載しておけばユーザーは安心して購入することが出来ます。

②Amazonで上手に売るにはランキングを参考に

Amazonで出品した商品を確実に売れる出品者と、売ることができない出品者、どちらも存在する理由があります。Amazonでは自分1人が出品しているわけではありません。同じ商品を扱う「ライバル」が多数いることを常に忘れてはならないのです。購入者がどの商品をどの出品者から購入するか決定する時、Amazonが採用しているランキングや評価システムを参考にすることが珍しくありません。

逆に言うと、ランキング上位であれば売れやすく、またその後の対応に問題がなければ高評価を受けることが出来ます。初心者はまず、ライバルが少ない商品から売り始め、ランキング上位者の分析をしたり、セールを定期的に開催してみたり、FBAを上手く利用して高評価が得られるようにしていきましょう。

③クレームを恐れていたらAmazonで売ることはできない

出品ビジネスだけではなく、売買にはクレームがつきものです。そうならないためにも商品説明欄には、少しの汚れや折り目などの情報を漏れなく書き込んで納得の上購入してもらうなどの工夫が必要です。しかし、中には理不尽な要求やクレームをするユーザーもいるのは事実です。Amazonはユーザーの権利を守ることをポリシーにしており、どうしてもユーザーの方が優位に立ちやすいのが現状ですので、下手に反論しないようにした方が得策だとも言えます。

基本はどんなユーザーでも、真摯な対応を心がけ、返金や返品に快く応じるようにすることをおすすめします。

④Amazon規約をしっかり理解して商品を売る

Amazonにとって、長年出品している出品者ではなく、登録して間がない出品者の方をはじめは警戒します。きちんと規約を遵守出来る出品者なのかを判断するには時間がいるので当然でもあります。故意かどうかは別としてAmazonの規約に違反した場合、アカウントが停止などの厳しい対処がなされます。

Amazonの規約をよく理解しておくこと、またAmazonからのメールなどに迅速な対応をすることを肝に銘じておきましょう。

⑤Amazonの商品を売るには、ユーザー層を分析しておく

高齢者向けの商品では若いユーザーの獲得は難しく、女性向けの商品では男性のユーザーの獲得は難しいです。これではいくらリサーチをしたり、サービスを向上させても売り上げにはつながりにくいですね。Amazonのユーザーは比較的男性が多いと言われ、その中でも60代以上の高齢層が多いのです。

Amazonのユーザーの中でも薄い層であると予想できる若い世代の女性に向けた商品では、初心者は苦労することが考えられますので、Amazon以外のECサイトなども検討することをおすすめします。

⑥Amazonで商品を売るすべての人をライバル視しない

Amazonで確実に商品が売れるようにするには、とにかくライバルよりも品質や価格やサービスが優れていることが大前提です。しかし、数多く存在する出品者のすべてをライバル視してしまうと、結果的に価格を大幅に値下げしてしまうことになるなど苦しい状況が強いられる場合もあります。
送料が高いライバル、対応に数日かかってしまうライバルなどは「サービス」の面で自分より劣っているわけですから、無理にライバル視する必要はありません。総合的に判断して、むやみに価格競争にハマってしまうことのないようにしてください。

【Amazonで売る方法】売れる商品・売れない商品を見分ける

いざ、売る商品をリサーチしよう!となっても、Amazonで扱っている商品は数千万点と言われるほど膨大です。すぐに見つけられ、そして必ず成功するのなら、誰も苦労はしないでしょう。格安のものを見つけることに時間をかけ、いざ見つけてもそれが「売れる商品なのか」を正確に判断することが求められます。

人気商品はすぐに売れるのですが、知名度が低い・または人気があるわけではない商品を売るのには時間がかかるものです。ランキング上位にあって評価されている商品、かつ短いスパンで売れていく商品を見つけるための「見分け方のポイント」をおさえていきましょう。

Amazonでランキングを分析して確実に売る方法

Amazonのランキングを分析しようとパソコンに向き合ってみても、何から始めれば良いのか分からない場合が多いはずです。この時「上位にあるから人気。だから間違いなく売れる」などと単純に判断することだけは避けましょう。ランキングの上位か下位かは、人気商品であるかどうかは判断できても「売れる商品かどうか」は分かりません。

Amazonの出品ビジネスにおいて成功するかどうかの運命を大きく左右すると言っても過言ではない「カートボックス」の存在ですが、このカートボックスを獲得するために出品者は創意工夫を重ねてライバル同士で戦います。

ライバルが多いほどカートボックスの獲得が難しくなるのは間違いありませんね。人気商品かどうかに加えて、このライバルでもある「出品者数」についても注目していかなければならないのです。良い商品と良いサービスだけではなく、常に「ライバルの存在」を意識するかどうかが成功への分かれ道となるのです。

ファルコンを活用して商品をAmazonで売る方法

ではAmazonの出品ビジネスのカギを握る「ランキング」と「出品者数」を把握するのには、まず何からすべきなのでしょう。それを解決してくれるサービスが「ファルコン(Falcon)」と呼ばれるものです。

ファルコンの登録はこちら

ファルコンを開いてください。

上の画面のように、ファルコンでは価格、出品者数、ランキングの推移、を確認することができます。

これらを参考にして、どのような商品が売れ筋になっているか、ライバルはどれだけいるか等を考慮してAmazonで売る商品の選定を行うのも良いでしょう。

ズバリ!Amazonで売る方法。3つのテクニックとは?

Amazonの出品ビジネスにおいて非常に重要だとお伝えしてきた「カートボックス」ですが、下の画面を参考にご説明していきましょう。

画面右側にある「カートに入れる」のボタンを獲得している出品者がいることが分かります。通常、購入者はこのカートボックスを利用して購入するケースが多いので、このカートボックスがいかに売れる売れないを左右することが分かりますね。

カートボックスを獲得していない出品者一覧を見る際は、先ほどの画面右下側をクリックすると次のような一覧画面がでてきます。

カートボックスを獲得していない出品者は、この「出品一覧画面」にて勝負するのですが、ここでも工夫を求められるわけです。商品が少しでも売れるように、出来る限りの努力をしていきましょう。

Amazonで商品を売るときの出品一覧画面の表示順について

右下の出品一覧画面を見て下さい。

この中で上位に表示されたいのは出品者に共通する考えです。ではどうすれば、より上位に表示されるのでしょうか。それは「価格を設定した順番」に表示されるということです。この画面で1番上に表示されている出品者が一番直近で価格設定をしているのです。

Amazonで売るために、出品一覧画面の1番上に表示される方法

Amazonで売るための価格設定または価格改定の方法をご説明します。

  1. 現在の価格をそのまま価格欄に入力する
  2. 右端の保存ボタンをクリックする(1,000円以下は保存できないので0999など、4桁で入力しましょう)

例えばメルカリでは、一旦出品した商品を上位に表示されるようにするには「10%以上の値下げ」をしなければなりません。しかしAmazonの出品に関しては、たとえ同額であっても「直近で価格設定・価格改定を行った出品者」が上位に表示される仕組みになっているのです。

どんどん価格を下げなければならないわけではないので、これはありがたいですね。方法も簡単ですし、マメに行うようにしましょう。

Amazonに出品し商品を売る方法:上位表示が重要

何を調べようとしても、検索すると何十万件、何百万件とヒットするのがネットの世界ですが、Amazonの出品検索でも同じように多くの出品がヒットします。購入者はその中で5ページ目のものを見ることはほとんどなく、それどころか2ページ目ですら、ほぼ見ないのが現実なのです。

「1ページ目」に表示されること、さらにその中でも「上位」に表示されることが、Amazonで売るときにどれだけ重要かを十分理解して対策を行いましょう。少しの努力や工夫で売り上げをアップさせることが出来るのなら、しない手はないのです。

商品をAmazonで売るコツはFBA出品!その方法とメリットとは

「より安く価格を設定すれば売れるはず」。素人が考えがちで陥りやすい失敗でもあります。確かにコストパフォーマンスは非常に重要で、購入者は「より良い商品を、より安価でお得に」と商品を探しています。ただ売りたいだけならこれでも良いのですが、肝心なのは「利益を出して成果を上げる」ことですね。

逆に利益が欲しいからと言って、高額商品を出品しても数ヶ月に1個しか売れないのでは上手く利益を出しているとは言えません。すなわち、売れる商品を1円でも高く売れるようにするべきなのです。しかし、在庫をコンスタントに回転させ、Amazonで1円でも高めに売るということは、そう簡単ではありません。それが初心者だったらなおさらです。

ここで一役買ってくれるのが「FBA」。FBAはこの難題にどう切り込んでくれるのか解説していきましょう。

そもそもFBA出品とは?Amazonで商品を売るには必要不可欠!

そもそもFBAとは、フルフィルメント by Amazonの略であり、Amazon.co.jpでの販売力を強化しつつ売上拡大を支援するサービスです。出品者にとっては非常にありがたく心強いパートナーなのですね。商品の在庫保管・受注・梱包・出荷・配送の手続き、口座への入金、国内配送料無料サービスやギフト包装、さらには返品対応・クレームなどに関するカスタマーサービスまでを代行してくれるシステムです。

初心者でAmazonの出品ビジネスを始めるにあたってネックになるのが「信用度」です。もしAmazonで商品を購入しようとしたら、出品者が信用できるのかどうか気になる人が多いのが現実です。FBA出品をするとAmazonのページ上では「出荷元 Amazon.co.jp」と表示されるので、購入者は安心して購入することが出来ます。この文言1つでかなり信用度が上がりますよね。

また、Amazonでは以前、出品者と購入者を無差別にターゲットにして、詐欺アカウント出品や、アカウント乗っ取りが発生しました。FBAは受注するとAmazon側が確実に倉庫にある在庫を発送しますので、この詐欺はFBA出品には通用しません。

同じ個人の出品者でも、これだけ信用度が違うのです。

AmazonのFBA出品と自己出品で売る時の価格設定方法に差はある?

出品者がカートボックスを獲得するための簡単な方法は、まず「価格を下げること」です。しかし、カートボックス獲得の条件は価格に限らず「注文不良率」「キャンセル率」「出荷遅延率」なども考慮されます。価格だけを必死に下げて売り上げを伸ばしても、その他のサービスがおろそかになっていたら意味がないのです。

逆に言うと、他の出品者よりも多少価格が高くても、受注から出荷、その後のカスタマーサービスなどをしっかりしていればカートボックスを獲得できる可能性は十分あるのですね。受注から梱包・出荷、その後の返品やクレーム対応をしっかり行ってくれるFBAなら、出品者は価格設定以外に時間を費やすことはないのです。

さらに出品者がまだ初心者であっても「この商品は、○○(お店の名前)が販売し、Amazon.co.jp が発送します。」と表示されるFBAだと信用度で勝るので、価格設定を「最安値」にしなくても十分売れる状況が作れます。
もし急ぎの商品を、どの出品者から購入するか検討することになった場合、次のうちどの出品者から購入しようと思いますか?

  1. 最安値だけど発送に少し時間がかかる
  2. 最安値だけど評価がそれほど良くない
  3. 即日発送だけど、価格が高い
  4. 即日発送で価格も安く、評価も安定している

当然、4の出品者を選ぶはずです。自己出品よりもFBA出品者の方が、これを実現しやすいのです。

自分で発送する場合はマケプレプライムをつけてAmazonプライム対象商品として売る方法

商品を自分で発送する場合は「マケプレプライム」をつけます。マケプレプライムとは、自分で発送する商品をAmazonプライム対象商品として販売できるサービスのことです。

プライムマークがつくことで購入者の信頼につながり、売上の向上が期待できるでしょう。マケプレプライムのサービスには5つの条件を満たす必要があります。

1、マケプレプライムで定められた出荷実績、配送品質の維持
2、出品者様が選択するプライム対象地域への「お急ぎ便」の提供
3、Amazonプライム会員に対して通常配送とお急ぎ便を無料で提供
4、Amazon上で追跡が可能な配送方法の利用(ヤマト運輸、日本郵便)
5、Amazonのポリシーに基づく返品・返金対応

参考:マケプレプライムを始めるには(Amazon出品大学)

いざ出品!超簡単・Amazonで商品を売る方法とは

いざAmazonに出品しよう!そう思ってもまだ「出来ないのでは」と自信もなく躊躇してしまいがちですが、Amazonで売る方法は超簡単です。しないうちから、あれこれと気を揉むのはやめて少しずつ挑戦してみましょう。意外に簡単すぎて「何でもっと早くしなかったのだろう」と思うはずです。

次の手順のとおり進めていきましょう。

  1. まず出品者登録をします。入力は難しいものはなく、住所氏名・クレジットカード情報など必要事項のみです。
  2. Amazonの出品用スマホアプリをダウンロードし、リサーチした商品をバーコードで読み取り、価格や状態など重要な商品情報を登録します。
  3. 商品の個別包装はしなくて良いので、段ボールなどにリサーチした商品を入れます。
  4. 画面の指示に従って、伝票印刷システムを利用してプリンターに出力し、FBA倉庫へ出荷依頼をする。

たったこれだけで出品完了です。まずは小口出品サービスから始めても良いと思います。初出品でも売れる可能性は十分ありますし、1つ売れると自信になり、次へのステップが踏みやすくなりますね。まずはやってみるべし!悩んでいるなら始めましょう。

出品初心者がAmazonで売ることができない原因と改善する方法とは

仕事は何でもそうですが、営業など売り込む仕事をしている人が一番必要とするのは「信用度」です。苦労して稼いだお金を使うのですから、より納得できる相手から購入したいのは誰でも一緒です。特にAmazonの出品ビジネスは、基本、顔の見えないネット上の取引になります。

Amazonで商品を売るにあたって、この信用度を決定づけるのが「評価」でもあります。下の画面をご覧ください。

まったく同じ商品が、同じ価格で、しかも状態まで一緒のものが3件あったとします。

  1. 新規出品者
  2. 評価が低い・または評価が少ない
  3. 評価が高い・または評価が多く、良い

どの出品者が選ばれるのかは、一目瞭然ですね。新規出品者は、まだAmazonの世界では信用度はゼロなのです。この不利な状況を乗り越えるにはどうすればいいのかを、まず考えていくべきなのですね。

新規出品者はAmazonで売る方法はないのか

信用度がゼロスタートである「新規出品者」の肩書きは初心者には必ずついてまわります。初心者がまず最初に立ち止まってしまうポイントですね。ここをどうにか乗り越えたいのですが、同じ勝負をしても「評価の高い出品者」にはどうしても負けてしまいがちなのです。

しかし、よく考えてみましょう。「評価の多い出品者」「評価の高い出品者」を含む、すべての出品者は平等に「初心者の時は肩書きは新規出品者」だったのです。誰しも通ってきた道なのですね。

Amazonの出品ビジネスは「新規出品者」が不利になることが多いのは事実です。しかし、新規出品者の商品が絶対売れないわけではないのです。まずは焦らず急がずが基本なのですね。新規出品者のうちはリサーチや価格設定など基本的なところの創意工夫を地道に重ねていく時期なのです。

新規出品者がAmazonで売るには価格で勝負

先ほどは、同じ商品を同じ条件で買う場合、新規出品者は不利だとお話ししました。では新規出品者はどのように戦略を立てるべきなのでしょうか。一番分かりやすく工夫しやすいのは、やはり「価格」です。評価の高い出品者と同じものを売る場合、信用度で負けていても「コストパフォーマンス」で勝てば勝算は見込めます。

次の画像を見てみましょう。出品者一覧の一番上に表示されているのは、評価が1件しかない出品者です。周りの出品者に比べるとこれまでの実績では劣りますが、コストパフォーマンスにより上位表示されています。新規出品者にも同様の事が言えるでしょう。

新規出品者でも「コストパフォーマンス」と言う面が勝っていますから、購入者側は選択肢に入れるはずです。また注意したいのは売りたいからと大きく価格を下げてしまうと、逆に怪しまれかねません。大きく価格を下げる必要はないのです。

1~99円程度で良いので、評価の高い出品者との差別化を無理のない範囲で行うようにしましょう。

Amazonで商品を売る時のカギはカート取得!カートの取得方法は?

Amazonの出品ビジネスのカギを握るとも言われる「カートボックスの取得」。成功するかしないかの運命を分けると言っても過言ではないほど、Amazonセラーたちが必ず取得を目指すものでもあります。下の画面で「カートボックス」を確認しておきましょう。

新規出品者でも、このカートボックスを取得することが出来れば、商品は売れるようになります。Amazonを利用してお買い物をしたことがある人は覚えがあると思いますが、欲しい商品を選んで購入する時は、必ず「カートに入れる」ボタンを押していますね。

Amazonの購入者のほとんどは、このカートボックスから購入した商品を「Amazon.co.jpから購入している」と思っています。購入者は、当然Amazonを信用してサイトを利用しているのですから、このカートボックスを取得していれば売れるようになるのは不思議なことではないのです。

カートボックス取得条件は色々あり、大口出品サービスの契約をしていること以外に「注文不良率・キャンセル率・出荷遅延率」などが高くないかなども評価されます。評価を得るためにも、まずは新品以外は扱わず、丁寧な対応が出来るようにしましょう。

Amazonで商品を売り、ある程度評価されるようになったら、新規出品者のレッテルが取れてくるはずです。

【Amazonで売る方法】上位表示を目指そう

Amazonの購入者の約8割が検索エンジンからの流入です。そのため、商品を売るならSEO対策をして上位表示される必要があります。

上位表示されるために大切なポイント
・商品タイトル
・商品の仕様や説明
・商品の紹介コンテンツ
・検索キーワード

商品タイトルは、キーワードを左側に入れるようにします。ただし、キーワードを入れすぎるとわかりづらくなってしまうので、入れすぎには注意しましょう。

商品の仕様や説明、紹介コンテンツは「商品の特徴」「優れている点」「購入のメリット」を記載します。

検索キーワードは商品ページに表示されず、管理画面上で記載する項目です。検索キーワードは類似性の低いものは入れてはいけません。類似性の低いものを入れすぎると、Amazonから低品質評価されて順位が落ちてしまう可能性があるので注意してください。

【Amazonで売る方法】Amazonセラー広告を活用して売ろう

Amazonには有料広告があり、商品検索で優先的に上位表示できます。中でもスポンサープロダクト広告はクリック課金があるためアピールしやすいです。

さらに、X(旧:Twitter)やInstagramなどの広告を利用すると、アクセスアップはもちろん、AmazonでのSEOも評価されやすいのでおすすめです。

Amazon内で上位表示されるには「売れる商品」であることが重要になります。そのため、新商品やレビューが少ない商品は上位表示されにくいので、広告を上手く利用して売上げアップにつなげていきましょう。

どのくらいの期間Amazonで商品を売ると新規出品者から抜け出せる?高評価を得る方法とは

早く新規出品者から抜け出したい!そう思うのは当然です。下の画面を見て下さい。

新規出品者の表示と、評価が1つある出品者の表示を比較してみて下さい。1つの差でこんなに印象が大きく変わります。1つの取引でも「1人の購入者が満足した」「取引が問題なく成立した」事実には変わりありません。一気に信用度は上がりますね。

評価が1つでも「高評価」であれば信用度は上がるということがおわかりいただけたと思いますが、逆に言うと、初心者は低評価を食らうと辛いです。その最大の理由は「分母が少ない」ということ。

  • 100あるうちの1つが悪い評価
  • 2つのうちの1つが悪い評価

どちらも1つだけ悪い評価なのですが、中身は全然違います。上は100分の1(1パーセント)であり、下は2分の1(50パーセント)が悪い評価になるので、☆5つで表示されるAmazonの評価ではかなり印象が悪くなってしまうのです。下の画面で確認してみましょう。

出品数も少なく実績もない上に、この評価ではAmazonで売るのにかなり苦戦を強いられる可能性があります。

新規出品者が商品をAmazonで売るためには高評価獲得を目指そう

新規出品者が低評価を食らうとAmazonで売りにくいのは想像がついたはずです。評価の内容にもよりますが、やはり初心者のうちは「100パーセント高評価」をもらわないと苦戦することは間違いありません。結果を急ぐよりもまず「高評価をもらい続けること」に集中していきましょう。

しかし仮に新規出品者であるときに悪い評価を1つもらったからと言って、諦めてしまってはもったいないです。苦戦はしても他の部分でカバーしながら、とにかくコツコツと地道に努力していくことで信頼は付いてくるはずです。

失敗しないように努力するのはもちろんですが、失敗してしまっても簡単に諦める必要はありません。

ズバリ!Amazonで商品を売るときに高評価をもらうための心構え

そうです。もうお気づきだとは思いますが、Amazonの出品ビジネスにおいて「評価」とは、商品が売れる売れないを大きく左右する要因の1つなのです。「高評価をたくさんもらいたい!」そう思うのなら、今度は購入者側に立って考えてみることをおすすめします。

Amazon、もしくは他サイトから商品を購入した経験のある人は多いと思います。購入する際にどの出品者から購入しようかと検討している時に「評価」を見ることがあると思います。またご自身で評価をつけた経験がある人もいるでしょう。

「迅速な対応でした!」
「価格の割に商品の状態が良かった」
「こちらの要望に忠実に対応してくれて助かった!」

こんな意見を目にしたことがあるはずです。これは実店舗でも言えることですね。期待通りのパフォーマンスだった時、または期待以上だった時に高評価につながります。新規出品者のうちは「新品の商品」を扱い、対応が素早く正確な「FBA」を利用するようにした方が、この期待に応えやすくなるのです。

最初は具体的な戦略を練るよりも、基本に忠実に「地味にコツコツ」努力を重ねて高評価をもらい続けるのです。高評価の出品者ならライバルとの差別化もはかれて、商品が売れやすくなるのですね。

Amazonで新規出品者のレッテルは売ると簡単に取れる?

商品情報画面にある「新規出品者」の文字を素早く取れる方法はないわけではないのです。新規出品者から脱却したいなら、売買を無事に終了させ「1つでも評価をもらう」ことで実現します。かと言って、評価は当然取引がないと出来ませんよね。

商品がすぐ売れれば問題ないのですが、商品がなかなか売れない中で「新規出品者」の肩書きは継続されます。とにかく早く新規出品者の肩書きを取りたい人が取り入れているテクニックの1つに「友人に買ってもらう」手がありますので覚えておきましょう。

Amazonは自分で自分の出品商品を買う、自己購入は禁止されており、即刻アカウントが停止されてしまいます。友人などに商品を売って、高評価を入れてもらうことで新規出品者の文字は消え、表示上も印象が良くなるのですね。

ただ短期間に多数してもらうと逆に怪しまれるかも知れません。実際、Amazonの評価を見ていると、中には「発売と同時に多数の高評価があるのでサクラだと思う。」と評価に記載されているものもあります。購入者は様々な角度から評価を分析しているので、怪しまれないように、まず最初の1件のみでスタートしてみてください。

Amazonで売る商品の仕入先と仕入れ方法

Amazonで売る商品はオリジナルに限らず、せどりや転売のものも可能です。せどりや転売は、資金が少なくても売れる方法なので人気が高まっています。

Amazonで売る商品をメーカーから仕入れる方法

人気のある商品をメーカーから仕入れることができれば理想的です。しかし、大手メーカーはすでにAmazonで出品している場合がほとんどでしょう。

大手メーカーとの取引は実績と資金力が必要なので、個人では難しいです。メーカー仕入れをするなら、Amazonに出品していない中小企業を探してみましょう。

オリジナル商品もAmazonで売ることができる

オリジナル商品は自由に価格設定ができます。オリジナル商品がない場合は、OEM製造するのもおすすめです。

Amazonで出品されている商品の製造元を、アリババやタオバオで検索します。OEMが可能なメーカーを見つけて、自社ブランドとして販売してみましょう。数百単位から取引できる商品も多いので、資金が少なくてもOEMが可能です。

せどり・転売もAmazonで個人で売るにはおすすめ

ネットショップやリサイクルショップで安く仕入れて販売することを「せどり」といいます。資金が少なくてもできるためAmazonで個人で売るならせどりがおすすめです。

せどりの主な仕入先
・ネットショップ
・リサイクルショップ
・大型家電量販店
・ドン・キホーテ

せどりは個人で簡単に仕入れと出品ができるので、人気が高まっています。ちなみに、ネットショップで仕入れることは「電脳せどり」、店頭で仕入れることは「店頭せどり」と呼ばれています。

中国輸入ビジネスを取り入れてAmazonで売りたい商品を売る方法

Amazon出品ビジネスを始めようと思っている人の中でも、注目されているのが「中国輸入」です。低価格なものが多く、比較的資金も少なめでスタートできる点や、品数の多さ、便が早くて納品も早いなどの理由から手軽に商品を売り始められると人気があります。

しかし実際、興味があっても、どんなことに注意すれば良いのか分からないのが本音です。中国輸入で高月収を目指せるようにするにはどうすればいいのかを考えていきましょう。

Amazonで商品を売りたいならこの2つ!中国輸入のECサイト

中国輸入で絶対に外せない仕入れ先が2つあります。

①Amazonで売る商品の仕入れ先おすすめ|アリババ

中国のECサイトと言えば「アリババ」と言われるほど有名で、日本のECサイトの1年の流通額の半分以上を1日で売り上げた実績があるほど巨大です。日本で浸透しきっていないものの、多くの会員がいるほど世界的なECサイトと言えます、Amazonとも互角なほどです。

②タオバオ

タオバオは、中国の企業「アリババグループ」が運営するECサイトです。中国市場でも巨大マーケットであり、消費者間の取引においては中国最大規模と言われているほどです。

中国の祝祭日を確認してAmazonで売りたい商品を売る

中国では旧正月である「春節」と呼ばれる中華圏で最も重要とされる祝祭日があります。この期間は工場や運送会社を含めた物流が完全にストップしてしまうので、中国輸入ビジネスをしようと思っている人は要注意です。春節は法定祝日3日、そして日曜日と土曜日の振替を合わせて「7連休」あり、さらに前後1週間ずつ休暇を取る人も多いのが現状です。

中には2ヶ月休む人もいるのだとか!2週間程度で仕入れで来ていたものが2ヶ月かかるなんてことも珍しくありません。Amazonで売る商品の在庫切れを起こさないように、春節の半年くらい前の9~10月頃から対策を練っておく必要があるのですね。

春節の日にちは、2月頃と決まっているものの、毎年12月10日ごろに正式に発表になりますので、漏れなく確認しておきましょう。そして事前にどのくらい物流がストップしてしまうのかもあわせて確認しておくことをおすすめします。

Amazonで売る時は注意!中国の祝祭日は春節だけではない

日本では土日や盆正月でも物流が完全にストップしてしまうことはあまり考えられません。中国だけに限らず外国では祝祭日は非常に重要な行事であることが伺えます。中国の主な祝祭日として、次のようなものがあります。

祝日の名前詳細
元旦年末年始に3日間休み
春節2月頃7日間休み
(長期休暇を取る人も)
清明節4月頃3日間休み
労働節4月頃3日間休み
端午節6月頃3日間休み
中秋(ちゅうしゅう)節10月頃に7日間休み
国慶(こっけい)節9月頃3日間休み

日本と比較しても、どれだけ祝祭日を重要な日であると捉えているかが分かりますね。しかし中国輸入ビジネスを考えているのなら、絶対に忘れてはならない期間なので、早めに対処できるよう年間スケジュールを考えていくことが大事です。

Amazonで商品を上手く売りたいなら中国輸入は必須

中国輸入をするにあたって、価格交渉や商品の状態の確認、クレームなどを自分一人しなければなりません。自分でする自信がないのなら中国輸入の代行業者を探してみましょう。昔と比べても、中国の輸入代行業者の質は上がっており、検品もしっかり行ってくれて信頼も出来るようになっています。

中国輸入代行業者によって検品を行い、問題の無い商品を、迅速にFBAに直送してくれるのなら、検品する手間なども省けて作業を効率化させることも可能です。自分がすることはリサーチや出品などが主になり、よりAmazonで売る作業に集中することが出来ますね。

中国輸入代行業者やFBAは手数料がかかるものの、手数料同等、いや手数料以上のメリットは十分期待できるのです!

以前は中国輸入をし、メルカリで無在庫転売をして成功していた人が多かった時代もありました。商品を出品し、売れたらAmazonから直送するように設定できたので、非常に簡単かつ儲けやすかったのですが、現在では違反と判定され、アカウントが停止されてしまうので注意してください。

OEMなど知識を駆使してオリジナル商品を売り、高月収の夢を果たしている人もいますが、これは初心者にはおすすめできません。まずは基本から少しずつ実践していきましょう。

中国輸入においてAmazonで商品を売る方法・注意すること

中国輸入のメリットとして、商品が安いという点があります。中には激安なんてものも珍しくはありません。安く買ってより高い価格で売り、その差額で儲けるシステムであるAmazonの出品ビジネスですから、これは非常にありがたいポイントには間違いありませんね。

しかし、安すぎるものにすぐに飛びつくのは危険です。日本では考えられないような10円のものなどは品質がかなり悪いものが多く存在するのを理解しておきましょう。ライバルが多い中焦る気持ちはあったとしても、慎重さも必要とされるのです。そして、もっと警戒すべきは「偽造品」です。

誰しも偽造品を仕入れようとは思っていないはずです。しかし仕入れたものが偽造品であり、それに気づかずAmazonで売ってしまうととんでもないことになりかねません。商標権の問題もあり、アカウントも停止されてしまうので注意が必要なのです。

これは人気ブランドによくある話ですが、人気ブランドに限った話ではないことを肝に銘じておきましょう。それでも激安商品が気になるなら、少量で一旦仕入れて検品するようにしてください。

中国輸入は比較的低資金で始められるものであり、クレジットカードを利用して無資金でスタートする人も実際います。しかし、少ない仕入れでは送料が高いなどのデメリットもあるのは事実であり、出来ればまとまった資金がある方が望ましいと言えます。

例えば50,000円の仕入れに対し、10,000円の利益であるというように、仕入れの約20パーセントの利益を目指す人が多いようですので、もし月収100万円を目指すなら、500万円ほどの資金が理想となります。

大きく儲けたいのは人間の心理でもありますが、資金が少ない人は少しずつ努力と工夫を積み重ねていくようにしてください。無資金でも出来なくはないからと、無茶をしては大変なことになってしまいますよ。

Amazonで売りたい商品を売る方法にはコツがあった

Amazonの出品ビジネスで売れる人・売れない人に分かれてしまうのには理由があります。Amazonの特徴やシステム、メリット・デメリットなどをよく考慮した上で、焦らず急がず地道に評価をもらい続けるよう努力することが大切です。

Amazon出品ビジネスにおける特徴や売る方法などをご紹介しましたが、真似するだけでは成功しません。状況を鑑みて、適切にリサーチするなど努力し続けることを忘れないでください。十分理解した上で、Amazonを最大限に活用していきましょう。

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この記事を監修した人

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