「ヤフオクで売上を伸ばしたい」
「あらゆるリスクに備えたい」
「出品用アカウントのブランディングをしたい」
ヤフオクにおいて、上記の問題を解決したい方は、新規アカウントを複数作成するのがおすすめです。
ヤフオクでは、購入者から低評価を受けたり、ペナルティを課されるなどのリスクが存在します。
しかし、ヤフオクのアカウントを複数所持していれば、リスクを分散できるだけでなく、アカウントごとに商品のジャンルを揃えてブランディングを整えることも可能です。
そこで、この記事では、以下の内容について解説します。
- ヤフオクでアカウントを複数作成する方法
- ヤフオクでアカウントを複数作成するメリット
- ヤフオクでアカウントを複数作成した場合の注意点
ヤフオクで新規アカウントを複数作成し、リスクケアを行いながら、売上アップを目指しましょう。
ヤフオクを利用する時のアカウントID使い分け例
ヤフオクでは複数の「Yahoo! JAPAN ID」を登録することが可能です。利益を出している人ほど、仕入れや出品の手間を短縮するために複数のアカウントを使いこなしています。
ただ、ヤフオクに慣れていない方にとっては、複数のアカウントを保有すると良いと言われても、いまいちピンとこないかもしれません。そこで、まずは例をあげて新規アカウントを複数作成し、IDの使い分けをする方法を説明していきます。
ヤフオク出品用としてのアカウントID
ヤフオクで出品するためには、「Yahoo! JAPAN ID」が必要です。
ただ、ヤフオクで仕入れと販売を同じアカウントで行っている場合、購入者に差額を知られて、「仕入れ額と値段が違いすぎるじゃないか!」とクレームを付けられるおそれがあります。無用なトラブルを防止するため、差額がバレる心配のない出品用のIDを用意しておくのが便利なのです。
ヤフオク落札用としてのアカウントID
ヤフオクでは、取引が終わると取引相手をお互いに評価し合います。出品者としては最善をつくしたつもりでも、購入者から思いもよらないほど低い評価をつけられることが度々あります。
そして、ヤフオクには「入札者評価制限」というものがあり、評価が一定レベル以上の人のみ入札できるよう、出品者が任意で設定できる無料のオプションがあります。
そのため、出品時に受けた低評価のせいで入札制限をかけられてしまった、という事態を避けるために落札専用の「Yahoo! JAPAN ID」が作られたりします。
ヤフオク予備用としてのアカウントID
予備のIDとは、人に言えないようなものをヤフオクで落札する時専用のIDです。
「そんなものは絶対に落札しない」というなら話は別ですが、家族や友人に知られずに買いたい物がある人にとっては、予備のIDは便利なものなのです。
ヤフオクで質問用として利用するアカウントID
商品を落札する時、出品者に聞きにくい質問でもしなくてはいけない時があります。しかし、悪意がなかったとしても、その質問が出品者を不快にしてしまい、結果として、出品者が入札を削除したり、あなたの評価を低くしたりするおそれがないとは言えません。
そういったリスクを減らすために、質問用のIDを用意しておくことになるのです。
ヤフオク用アカウントとしてYahoo! JAPAN IDを登録する前に
ヤフオクで出品するためには、「Yahoo! JAPAN ID」と、「Yahoo!ウォレット」の登録が必要です。
ここからは、「Yahoo! JAPAN ID」と「Yahoo!ウォレット」だけでなく、その他出品用の「Yahoo! JAPAN ID」を登録する際の注意点について解説していきます。
Yahoo! JAPAN IDの登録について
「Yahoo! JAPAN ID」は無料で登録することができます。「Yahoo! JAPAN」の提供するサービスのうちログインが必要なものも、利用している携帯番号、自身の生年月日・郵便番号・名前、そして連絡用のメールアドレスを登録することによって利用できるようになります。
以前は自分の好きな文字列で「Yahoo! JAPAN ID」を作れたのですが、現在ではYahoo!がランダムで文字列を指定するというシステムに変更していますので注意しましょう。
Yahoo!ウォレットについて
「Yahoo!ウォレット」とは、簡単にインターネット上で支払いや報酬の受取ができるサービスです。あらかじめ登録しておけば、クレジットカードなどの支払い情報を毎回入力する手間が省けるようになります。
購入者が「Yahoo! かんたん決済」で支払いをした場合、その代金を受け取るためには「Yahoo!ウォレット」上で受取口座の登録をしなければなりません。
そのため、出品者にとっては「Yahoo!ウォレット」の登録が必須になりますが、商品購入以外にヤフオクを利用しないという方にとっては、必ずしも登録の必要はありません。
ヤフオクの出品用と仕入れ用でアカウントIDを分ける
出品時の高評価が仕入れ時の低評価で下がってしまったり、アカウント停止になったりしてしまうと、それまでの苦労が水の泡になってしまいます。
このようなリスクを減らすために、仕入れ用と出品用のIDは別々に登録することをおすすめします。
Yahoo! JAPAN IDは変更できない
いったん作成した「Yahoo! JAPAN ID」は変更できません。
出品者のYahoo! JAPAN IDはヤフオクアカウント名としてそのまま表示される
ヤフオクでは、入札者と違って、出品者の「Yahoo! JAPAN ID」 は公開されます。
つまり、あなたがヤフオクで出品すると、ヤフオクの全利用者があなたの「Yahoo! JAPAN ID」を知ることができるようになるということです。そのため、出品用のIDは他の目的では使用しないようにしましょう。
IDを複数登録することをおすすめする理由
これまでにも述べてきたとおり、「Yahoo! JAPAN ID」は複数登録することがおすすめです。その理由をもう一度確認しておきましょう。
目的別にIDを使い分けることができる
まずは、ヤフオクで複数のアカウントを持っていれば、出品用・仕入れ用・質問用などの目的に合わせてIDを使い分けることができます。
IDごとにリスクを分散することができる
複数のアカウントを所持していれば、ひとつのIDの評価が低くなったり、ペナルティを課されたりした場合でも、他のアカウントに影響せずにすみます。
リスクの分散という観点から、IDは複数用意し、使い分けるのが良いでしょう。
出品用のIDごとに特色を出すことができる
ヤフオクで複数のアカウントがあれば、出品する商品毎にIDを使い分けることができます。「このアカウントはマニア向けに」「あのアカウントは主婦狙いで」などと戦略を練ることができます。
こうしておけば、アカウントごとの売上高を比較分析し、売れ筋を探るなどの楽しみも膨らみます。
沢山の人に商品を見てもらえる可能性が上がる
IDを作ってアカウントを複数持つということは、それだけ沢山の人に商品を見てもらえる可能性が上がるということです。
アカウントを複数持つことで、少しでも売上げを伸ばせるようにしましょう。
ヤフオクでアカウントIDを複数持つデメリット
IDを複数持つことによるデメリットは以下の通りです。
- 一つのIDが利用停止になると全てのIDが使えなくなる
- ヤフオクでのアカウントの評価を稼ぎにくい
- 売上金の管理の手間が増える
一つのIDが利用停止になると全てのIDが使えなくなる
同一名義で複数のIDを作った場合、一つのIDがペナルティなどによる利用停止処分を受けると、他の全てのIDが使えなくなってしまいます。
これを防ぐために、IDごとに名義を変えて登録しましょう。
ヤフオクでのアカウントの評価を稼ぎにくい
ヤフオクで複数のアカウントにて出品をする場合、当然ですが評価が貯まるまでに多くの時間を要します。
評価が低いアカウントは商品が売れにくいため、相場より低い価格で出品しなければ売れない、ということがあります。
売上金の管理の手間が増える
ヤフオクではアカウントごとに別々の銀行口座を登録する必要があるため、作ったアカウントの数だけ、管理しなければいけない銀行口座が増えるということになります。
単純に一つの銀行口座で管理したい方にとっては、これもデメリットの一つと言えます。
ヤフオクでアカウントを複数登録するには
ここからは、複数の「Yahoo! JAPAN ID」をバレる可能性を抑えて実際に登録する方法をご紹介していきます。
クレジットカードを用意する
複数のIDを登録するには、それぞれ別々のクレジットカードが必要です。いくつかのクレジットカードを用意しておきましょう。
銀行口座を用意する
先にお伝えしたように、商品を出品するには「Yahoo!ウォレット」の受取口座の登録をしなければなりません。そして、他のIDで登録済みの口座を「Yahoo!ウォレット」に登録することはできません。
そのため、ヤフオクで複数のアカウントを使用して出品するには、複数の金融口座を開設しておく必要があります。
複数のIDの管理
複数のIDはきちんと使い分けるようにしましょう。特にメールアドレスは、IDごとに厳格に分けておかないと混乱やトラブルの原因となってしまいます。
出品をするためにSMS認証で本人確認をする
Yahoo! JAPAN IDがあれば、ヤフオク!で購入をすることはできますが、出品をする場合にはSMS認証で本人確認をする必要があります。
ホーム画面右上の「出品」ボタンをクリックし、登録画面から本人確認を選択して下さい。あとは案内に沿って登録しましょう。
IPアドレス・Cookie・キャッシュを分けて登録する
Yahoo! JAPAN IDでアカウントを複数持つ場合、IPアドレスとCookieとキャッシュを分けて登録すれば、同一アカウントとは見なされません。
銀行口座やクレジットカード、名前や住所では同一アカウントと判断されないので、アカウントごとにIPアドレス・Cookie・キャッシュを分けて登録しましょう。
ヤフオクでアカウントを複数作るために電話番号も複数取得する
アカウントを複数持つためには、アカウントの分だけ電話番号を登録する必要があります。そこでオススメなのが格安SIMです。
格安SIMを契約することで、安価で電話番号を取得することができます。電話番号を取得することで、出品に必要なSMS認証をすることができるようになります。
複数の電話番号をお得に取得できる格安SIM
複数の電話番号を取得するにしても、どうせなら少しでもお得に契約したいですよね。
そこでオススメなのがリンクスメイトです。リンクスメイトは月額517円(税込)で、電話番号取得とSMS送受信が可能な格安SIMです。
最大5回線まで契約可能で、認証が完了すれば解約して構いません。
他にも、複数の電話番号を取得できる格安SIMは以下の通りです。
- mineo 1,298円〜2,178円/月(税込) 最大10回線
- 楽天モバイル 1,078円〜3,278円/月(税込) 最大5回線
- IIJmio 820円〜1,980円/月(税込) 最大5回線
- 日本通信sim合理的シンプル290プラン 290円~1GB追加毎+220円/月(税込) 最大5回線
一つの電話番号で複数のアカウントを作るテクニック
基本的には一つの電話番号に対して、一つのアカウントしか作れません。しかし以下で説明するテクニックを使うことで、一つの電話番号で複数のアカウントを作ることは可能です。
そのテクニックとは、最初に登録した電話番号の設定を解除する、というものです。そして新しいアカウントを作る際、解除した電話番号を再び用いて設定します。これで同じ電話番号で複数のアカウントを作ることができます。
ただしこの方法で複数のアカウントを作る場合、注意点が二つあります。
一つはSMS認証以外のログイン方法を設定しておく必要があるということです。電話番号の設定を解除すると、SMS認証でログインできなくなります。だからメールアドレスなどでもログインできるように設定しておきましょう。
二つめは電話番号の設定を解除すると、同じ電話番号では一定期間アカウントを取得できなくなるということです。そのため同じ電話番号で複数のアカウントを作る場合、時間がかかるということを覚えておきましょう。
これらの注意点がある上に、急に使えなくなる可能性もあるので、この方法で複数のアカウントを作る場合は、自己責任でお願いします。
本人確認方法を複数設定しておこう
上記で紹介したように、SMS認証で本人確認をすることができなくなることもあります。
複数のアカウントを作る場合、リスク回避のために本人確認方法は複数設定しておくことをオススメします。
Yahoo! JAPAN ID(アカウント)の作成方法
Yahoo! JAPAN IDはスマホからでもPCからでも作成することができます。順を追って解説します。
※2023年9月時点の作成方法。
ID新規取得
PCの場合トップページ内右側の「ID新規取得」をクリックして下さい。
スマホの場合はトップページ右上の「≡」をタップ→「ID新規取得」をタップして次へ進みましょう。
携帯電話番号を登録する
携帯電話番号でID登録、という画面が表示されたら、登録する携帯電話番号を入力して次へ進みましょう。
ここで登録した携帯電話番号は、SMS認証でログインする際に必要になりますが、ログイン時に「ログインしたままにする」にチェックを入れておけば、ログインする度にSMS認証をする手間が省けます。
SMSに届いた確認コードを入力する
先程入力した携帯電話番号宛てにSMSが届きます。ここに記載されている確認コードを入力して「確認する」を選択しましょう。
個人情報を入力する
SMS認証ができたら、個人情報入力画面が表示されます。以下の内容を入力して下さい。
- 性別
- 生年月日
- 郵便番号
- 表示名
- 連絡用メールアドレス
生年月日を誤入力しないように気をつけよう
生年月日はIDやパスワードを忘れた場合に必要になります。後からでは変更することも確認することもできないので、誤入力に気をつけましょう。
登録した郵便番号は地域情報に反映される
登録した郵便番号は、トップページの天気情報や地域ニュースなどに反映されます。
ヤフオクの表示名には本名ではなくニックネームを登録する
登録した表示名はYahoo! JAPANサービス内で使われるニックネームのようなものです。ログイン時に必要なYahoo! JAPAN IDとは別のものですので注意しましょう。
全角半角問わず、漢字やカタカナ、英数字で決めることができます。ただしあくまでニックネームという位置付けであるため、本名を登録しないようにしましょう。
2021年6月から現在の仕様となり、古いYahoo! JAPAN IDをお持ちで、まだ表示名を登録していない人は、Yahoo! JAPAN IDの先頭三文字が表示されるようになっています。
(注)ただしヤフオク!内ではニックネームではなく、Yahoo! JAPAN IDが全て表示されます。
参考:Yahoo! JAPAN IDの表示名を変更したい方はこちら
連絡用メールアドレスはYahoo!メール以外を登録する
連絡用メールアドレスにはYahoo!メールアドレス以外の、メールアドレスを登録しましょう。Yahoo! JAPAN IDに関するヘルプページで以下のように記載されています。
連絡用メールアドレスに登録できるメールアドレスは以下の通りです。
- プロバイダーから提供されているメールアドレス
- 職場や学校で提供されているメールアドレス
- @yahoo.co.jpと@yahoo.com以外のフリーメールアドレス(@ymail.ne.jpは登録可能)
- 携帯電話のメールアドレス
- Yahoo!BB(@ybb.ne.jp)、Y!mobile(@yahoo.me.jp)のメールアドレス
参考:Yahoo! JAPAN IDに関するヘルプ(連絡用メールアドレスについて)
PayPayとTポイントの連携設定
ID登録が完了すると最後にオプション設定画面が表示され、PayPayとTポイントを連携することができます。
PayPayとTポイントの連携設定は後からでも設定できますので、登録せずに進んでも問題ありません。
ここまでできればYahoo! JAPAN ID(アカウント)の新規登録は完了です。Yahoo! JAPAN IDは登録後に自動発行されます。
その他に注意すること
複数のアカウントを使い分けるのは、便利なことに違いありませんが、ルールやマナーを守らなくてはトラブルの原因となります。
ここからは、今まで説明してきたこと以外にも注意していただきたいことをいくつかご紹介します。
ヤフオクのアカウントを複数作るのは違法ではない?
インターネット上には「ヤフオクのアカウントを複数作るのは規約違反になるからアカウントを削除される可能性がある」などの情報が出回ることもありますが、違法ではありません。「Yahoo! JAPAN ID」を複数取得することで、それぞれのIDからヤフオクを利用できると公式のヘルプページでも記載されています。ただし、複数のアカウントがあれば何をしてもいいわけではないので注意しましょう。
ヤフオクのアカウントは何個まで作れる?
作成できるアカウントの上限数も特に決まっていないため、極論何個でも運用することができます。ただし、クレジットカードや銀行口座、メールアドレスなども基本的に複数用意する必要があるため、たとえば自分1人で30個など大量のアカウントを管理することは非常に難しいと思われます。アカウントが増えるほど全て中途半端になってしまうリスクも上がるので注意しましょう。
ヤフオクでアカウントを複数使用していても最低限のマナーを守る
ヤフオクで複数のアカウントを持っているからと言って、ルールやマナーに反するような使い方をしてはいけません。
また、こちらがどれほど丁寧な対応をしても、不当に低い評価をしてくる取引相手はいるものです。
そのため、「ヤフオクで全てのアカウントの評価を完璧にしよう」とするのではなく、「どのアカウントもある程度評価されればそれで良い」と割り切ることが、余計なトラブルを避けるためにも大切です。
ヤフオクでは同一の商品を複数のアカウントで同時に販売しない
ヤフオクで同一の商品を複数のIDで同時に出品すると、アカウント停止になる可能性があります。
「ヤフオク!ガイドライン細則」には、出品者の禁止行為として「同じような商品等を1日に2オークションID以上で出品すること(当社が特に認めた場合を除きます )」と記載されています。
そして、同一商品の2オークションID以上での出品は、発見され次第出品が削除されます。またこれを繰り返すとYahoo! JAPAN IDの利用が制限されてしまいます。
実際の事案について、具体的にどのルールに違反したことを理由にアカウント停止措置がなされたのかは分かりません。
ただ、念のため、同じ商品を一日に複数のIDで出品するのは控えましょう。また、同じ商品を出品することになった場合でも、バレる時のリスクを考え一定期間を空けてから出品するのが無難です。
ヤフオクで他のアカウントを使って自分の商品に入札しない
ヤフオクで他のアカウントを使って自分の商品に入札する行為は、明らかなルール違反です。絶対に止めましょう。
ヤフオクではアカウントを複数使って不正行為をしない
ヤフオクでは複数アカウントの所持が認められています。そしてヤフオク運営は、同一人物が所持しているアカウントを把握しているため、複数アカウントを使った不正行為はすぐにバレてしまいます。
自分の出品物に対して別アカウントを使った価格のつり上げ行為や、別アカウントを使って自分の出品物を購入する行為などはしないようにしましょう。
ヤフオクで複数アカウントを持つメリットはありますが、あくまでもルールに則って運用するようにしましょう。
Yahoo!プレミアム会員とは
以前はYahoo!プレミアム会員(月額508円(税込))に登録していないと、ヤフオク!で出品することはできませんでした。しかし現在はYahoo!プレミアム会員に登録することなく、無料で出品することができます。
しかし出品数が多い人はYahoo!プレミアム会員に登録した方が、お得なこともありますので登録を検討してみましょう。
参考:ヤフオク!ヘルプ
ヤフオクでアカウントの評価を高めよう
ヤフオクでは大量の商品を一気に出品した場合、システムに引っかかり出品制限が掛かることがあります。
出品制限が掛からないようにするためには、ヤフオクでアカウントの評価を高める必要があります。
アカウントの評価を高める方法は以下の通りです。
- 家にある不用品を1円で出品する
- 1円画像を出品する
- 1円画像を購入する
一人の出品者に対して一件の評価を得ることができます。同じ出品者から複数の評価を得ることはできませんので注意しましょう。
上記の中でも1円画像の購入は効率的かつ経済的な方法です。ヤフオクで「1円画像」と検索してみて下さい。
大量に出品したい人は、これらの方法で評価を高めてから出品するようにしましょう。
ヤフオクでの複数アカウント運用時に便利なツールとアプリ
ヤフオクで複数のアカウントを運用する上で面倒なのが、アカウントの切り替えです。こんな時に便利なのがaucfan(オークファン)です。このaucfan(オークファン)を使うことでアカウントの切り替えをスムーズに行うことができます。
また複数のメールアドレスに届くメールをチェックする場合、Yahoo!メールのアプリを使えば、アドレスごとにログインをしなくてもチェックをすることができます。
IPアドレスの変更とキャッシュとCookieの削除
ヤフオクで複数のアカウントを作る前にIPアドレスの変更と、キャッシュとCookieの削除をしておきましょう。これによりそれぞれのアカウント同士が紐付かないようにすることができます。
以下の手順でIPアドレスの変更方法が可能です。
- こちらで現在のIPアドレスの確認をする
- Wi-Fiの電源を切る
- Wi-Fiの電源を入れる
- Wi-Fiの電波が繋がったら、再度こちらで変更後のIPアドレスを確認する
続いてキャッシュとCookieの削除についてですが、インターネットを利用する度に削除するのは手間なので、ブラウザのシークレットモードを利用するようにしましょう。
シークレットモードを利用すれば、履歴が残らないのでキャッシュとCookieの削除をする手間が省けます。
ヤフオクでアカウントが利用停止もしくは削除された場合の対処法
ヤフオクではお使いのアカウントが利用停止もしくは削除などのペナルティを課された場合、新しいアカウントを作るしか方法がありません。
新アカウントを作る際、以下の点に注意しましょう。
- 住所・名前・銀行口座・クレジットカードなどの個人情報を変更する
- IPアドレスを変更する
- キャッシュとCookieを削除する
- 商品画像や商品情報を変更する
ヤフオクでペナルティを課されたアカウントと紐付かないように、これらの作業を忘れずに行って下さい。
またPayPay IDとYahoo! JAPAN IDを連携している人は注意が必要です。PayPay IDは複数のアカウントと連携することができませんので、旧アカウントと連携したままでは新アカウントと連携することができません。
しかし旧アカウントとの連携を解除してからであれば、新アカウントと連携できるようになります。だから必ず旧アカウントとの連携を解除しておきましょう。
リスク回避のために本人確認方法を複数設定する
電話番号やメールアドレスが変わった場合、Yahoo! JAPAN IDにログインできなくなることがあります。
例えばSMS認証しか設定していないのに、電話番号を変えてしまうとログインできなくなります。こういったリスクを回避するために、複数の本人確認設定をしておきましょう。
事前にYahoo!以外のメールアドレスで本人確認ができるように設定しておくことで、電話番号が変わってもメールアドレスでログインができます。
また複数回に渡る入力間違いで一定時間ログインできなくなった場合も、複数の本人確認設定をしておくことでログインができるようになります。
本人確認で使用するメールアドレスを追加する方法
本人確認で使用するメールアドレスを追加する方法を解説します。
1.PCの場合、トップページにある「登録情報」をクリック→「ログインとセキュリティ」をクリック。
スマホの場合は、トップページ右上の「≡」をタップ→自身のアカウント名をタップ→下にスクロールして「ログインとセキュリティ」をタップ。
2.ログインとセキュリティ画面内にある「確認コードでログイン(メール)」の「設定する」を選択。
3.確認コードの利用設定画面内にて、「利用する」にチェックをして、「メールアドレスの追加」を選択。
※必ず「利用する」にチェックすること!「利用しない」にチェックした場合、追加したメールアドレスでログインすることができません。
4.追加するアドレスを入力してから「設定」ボタンを押す。
5.追加したメールアドレス宛てに送られてきた確認コードを入力して「登録」ボタンを押す。
確認コードの利用設定画面で「利用する」と「追加したメールアドレス」の二ヶ所にチェックがついていれば設定完了です。
ログインとセキュリティ画面にある、確認コードでログイン(メール)の右に「設定済」と表示されているはずです。
まとめ
ヤフオクで利益を出している人たちの多くは、複数のアカウントを使いこなしています。管理が楽になることやリスクを減らせることなど利点が多いからです。
気を付けるべきポイントやルールを押さえた上で上手く使いこなせばヤフオクでの利益アップにつながるでしょう。今はまだ複数のアカウントを持つ必要を感じていない方でも、転売の規模が大きくなれば必ず必要になってきます。
ぜひ一度、ヤフオクで複数アカウントの開設にチャレンジしてみて、そのメリットを実感してください。