物販

海外のECでスマホを購入した時のコストについて徹底調査

近年、海外のECが日本でも利用できて、個人でもとても簡単に輸入する事が可能になっています。オンライン上で簡単にできますが通常の輸入と同じように、関税消費税などがコストとしてかかるので最終的な金額がわかりづらいのがデメリットです。

今回は海外ECでスマホを購入した時にかかる、税金などのその他のコストについて紹介します。少しでも安くスマホを購入するために、ぜひ参考にしてください。

個人使用を目的にした商品だと海外ECで購入したものには関税がかからない?

海外から商品を輸入する時にかかるコストとして、気になるのは「関税」です。関税という税金は国外の安い商品に税金を上乗せして最終コストを高くして、物価の高い国でも売れる事を目的にしています。そのため、元々の商品価格に上乗せするので、最終的にコストがかかります。

この関税はすべての商品にかかるわけではなく、関税のかかる商品は法律で決められています。今回紹介するスマホは関税の対象外となっているので、海外ECでスマホを購入した時も関税はかかりません。これは税関の公式サイトにも記載されていて「携帯回線網用 その他の無線回線網用の電話」という項目に該当していて、この項目では「無税」となっています。

海外ECサイトでスマホを購入した時の輸入消費税について

海外ECサイトでスマホを購入した場合、関税はかかりませんが「輸入消費税」が課税されます。輸入消費税には日本国内の消費税と同等のものが課税されるので、2019年9月時点では8%が課税されて10月からは10%が課税されることになります。また、輸入消費税については個人使用なのか、販売目的なのかで輸入諸費税の有無が変わります

輸入消費税の計算について

輸入消費税はスマホ自体の商品価格と、海外から日本へ送られる時に発生する送料に対して消費税が課税されます。たとえば海外のスマホを購入する時に人気のある「EXPANSYS」で500g以内のスマホを購入した時には、スマホ自体の価格と送料の1400円を合わせた料金になります。合計金額に輸入消費税が課税されるので、収支の計算をする時には注意しましょう。

個人使用を目的にしたスマホの輸入と消費税について

個人使用を目的に海外ECサイトで購入した場合には、輸入消費税が安くなる特例になります。税関の公式ページにも記載されているように、小売価格の60%に対して課税価格がかかります

たとえば、送料とスマホの合計金が41400円の場合、金額の60%である24,840円に対して輸入消費税がかかります。そのため、24,840円の8%の1987.2円の消費税がかかり、100円未満は切り捨てなので1900円の輸入消費税がかかります。

最終的な合計金額は43,300円となります。計算が難しく収支の計算が合っているか不安という方は、詳しい計算方法が税関公式サイトに掲載されているのでチェックしましょう。

販売を目的とした場合の輸入消費税について

先程紹介したケースは、個人使用を目的とした場合のみで、販売を目的とした場合の輸入は小売価格にそのまま輸入消費税がかかります。先程と同じ41,400円の物だと8%の3312円が消費税として課税されて100円未満が切り捨てになるので、3300円と41,400円を合計した44,700円が最終金額になります。自分で使用する場合の特例免税と比べると、1400円の差があります。

個人使用と販売目的の判断基準

個人使用目的」と「販売目的」の判断基準に関しては、はっきりとした定義が決まっているわけではありません。とはいえ、たとえば同じ商品や同じカテゴリの商品を一度に大量輸入していると、個人使用が目的でない事は明らかになります。個人使用として不自然な輸入に関しては税関でチェックが入る可能性が高くなるので、そこは不正をしないように目的ははっきりと把握しておきましょう

課税価格が1万円以下の場合について

課税価格が1万円以下の場合は、関税と輸入消費税がかからない、という特例処置があります。これも詳しくは税関の公式サイトに掲載されていて、小売価格と送料を合わせた課税対象金額が1万円以下の場合は、免除される仕組みになっています。

商品によっては税金がかかる場合はありますが、今回ご紹介しているスマホに関しては1万円以下であれば免税対象です。個人使用が目的な時の特例処置と合わせてこのシステムは適応されるので、課税対象金額が16,666円であれば60%は9999円なので輸入消費税と関税がかからなくなります。

購入するサイトによって違いはある?

スマホを購入できるECサイトは数多くありますが、サイトによって大きく変わる点は「商品価格」と「消費者へのサポート」の2点です。価格が安いからと言ってすぐに購入してしますと、トラブルがあった時サポートがしっかりしていないととても面倒な事にもなりかねません。サイトを選ぶときは価格だけではなく、サポート面にも気を配ってチェックしましょう

スマホの本体価格について

まず、目に見えて重要なのがわかりやすいのは、「スマホの本体価格」の違いです。色々なサイトがありますが、表示価格が税込なのか税抜きなのかをチェックして、基本的に税抜き価格を把握してから合計コストを計算しましょう。

たとえば、イギリスのECサイトの多くでは「VAT」と表記される付加価値税を込みにした価格が表示されていて、日本輸入した際には違う税金がかかります。そのため、VATを除いた本体価格を知る必要があり、その本体価格に先程ご紹介した輸入消費税が加算されるのです。

為替変換手数料について

クレジットカード会社では、「為替事務手数料」と呼ばれる手数料が加算されます。その内容は、クレジットカードを海外で使用した時には外貨でカード会社へ請求が行き、その外貨を日本円に変換する時に発生します。
海外のECサイトでも日本円で請求ができるサイト(EXPANSYSなど)では為替事務手数料がかかりませんが、外貨で請求されているECサイトでは手数料が発生します。

この手数料の注意点は、カード会社によってかかる比率が違うという点にあります。ほとんどは、1.6%〜1.63%ほどとなっていて、カード会社によってばらつきがあります。特例として、アメリカのAmazonでは請求通貨を変更できて、ドルから円に請求通貨を変えられるシステムがあります。

Amazonに関してはその変換の手数料というものが存在し、為替変換事務手数料よりも若干割高になっています。少しでも安く購入するために、しっかりと把握をして、賢くスマホを輸入しましょう。

初期不良などがあった時のサポートについて

海外のECサイトに関しては日本のオンラインショップに比べると、充実したサポートを受けられる可能性は低いです。初期不良などがあった場合でも、100%の返金対応をしているところはほとんどありません。

唯一丁寧なサポートを受けられるとしたらメーカーの公式ショップですが、その他の転売しているようなECサイトではポイントでの返金や最悪サポート自体が受けられない事も珍しくありません。対応してもらえた場合でも、返金や交換対応まで数ヶ月かかる可能性もあります。

スマホ輸入におすすめのECサイトは?

実際にスマホを輸入する時にオススメの海外のECサイトを紹介します。初心者の方でもわかりやすいように、メジャーなECサイトを紹介しますのでぜひ参考にしてください。
それぞれのサイトのデメリットとメリットも合わせて、初めての方にもわかりやすくまとめていきます。

海外のAmazonについて

Amazonは世界で人気のあるECサイトで、日本以外にも「イギリス」「アメリカ」「フランス」「ドイツ」のAmazonがあります。とくに、アメリカのAmazonはサイト内の言語が英語なので、海外の言語に精通していなくてもわかりやすいのでオススメです。

Amazonを利用する最大のメリットは「充実したサポート」です。商品やセラーになにか問題があった場合でも、カスタマーセンターがきっちりと対応してくれます。とくに個人輸入を初めて行う方には日本でも馴染みがあり、使用している人も多いAmazonはとてもオススメです

EXPANSYSについて

海外のECサイトでスマホを購入する時に、とてもメジャーなサイトとして「EXPANSYS」がよく挙げられます。このECサイトは、イギリスが本拠地で倉庫が香港にあります。

実際に購入した時のサポートについても日本語での問い合わせが可能な上に対応も早く、サイト自体も日本語で表記されているので安心です。個人輸入が始めての人でもわかりやすいので、とくに迷う事なくスマホを購入できます。

Etorenについて

先程の2つに比べると最近できた海外ECサイトで、拠点は香港にあります。サイトの表記は日本語なので翻訳をする手間は省けますが、サポート面では不安があります

このサイトを使用する場合メリットとしては、商品価格がとても安い場合やどうしても欲しい商品がある可能性があるということです。価格が変わらない時や目的の商品が他のサイトにある場合は、このサイトを使用するのは後回しでも良いです。

1Shopmobileについて

香港を拠点にある海外ECサイトで、カタコトの翻訳ではありますが日本語表記が可能なサイトです。サポート面ではあまり期待できませんが、商品自体はとくに問題なく、保存状態も悪くはありません。

有名なサイトに比べるとサポートや商品の安心はあまりないので、希望の商品がない場合は特にオススメしません。商品数が比較的多い海外ECサイトなので、欲しいスマホが他のサイトで見つからない場合にはチェックしてみましょう。

Cloveについて

イギリスに拠点のあるECサイトで、比較的認知度があり充実した商品数も魅力です。商品に関しても未開封の商品がきっちりと届くので、商品状態にもとくに問題はありません。ページは日本語表示ではないので、翻訳しながらページ操作が必要です。

価格に関しては標準的な価格設定ですが、商品によってはやすいものもあります。探している商品や在庫状況をみてニーズが合えば、利用してもまったく問題のないサイトです。

Oppomartについて

他の海外ECサイトに比べても商品数が多く、種類が豊富です。配送にはDHLを使用しているので確実で問題が起きにくいですが、送料が若干高めです。

重量にもよりますが、スマホだとおよそ30$ほど送料がかかります。支払いがPayaplで行えるので、カード情報などを入力したくない方にはオススメです。新しい商品の発表された時には早めに予約リストへ追加されますが、しばらくしてからでないと在庫状況については分からず、予約してから入手できないという通知が来る場合もあります。

Uniqbeについて

香港に拠点がある海外ECサイトで、サポートも問題なく安心してスマホを購入できます。商品や梱包においても丁寧ですが、価格が他のECサイトに比べると若干高い場合もあります。デメリットとしてはサイトに記載されているスペックが間違っている場合があるので、目的の商品があった時には商品スペックを他のサイトでも調べた方が無難です。

まとめ

海外から輸入すると聞くとハードルが高く感じますが、海外のECサイトを利用すれば想像よりも手軽に個人でも輸入できます。海外のスマホはガジェットが好きな人にとっては欲しい商品がたくさんあるので、いち早く海外の商品情報を仕入れて賢く輸入しましょう

海外のECサイトは数え切れないほどあり、サイトによっては粗悪品を送るところもあるので、慣れないうちは知名度のあるメジャーなECサイトから輸入しましょう。個人輸入に関しても事前のリサーチが非常に重要なので、利用するサイトと商品の情報もきっちりと把握しておきましょう。海外のスマホを転売する場合には専門的な知識も必要なので、あらかじめ調べて実践できる準備もしておきましょう。