物販

Amazonコンディションガイドラインの変更!その内容とこれからの考え方

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

2017年9月にAmazonコンディションガイドラインが変更されましたが、まだ確認していない人や知らなかったという人のために、内容や変更に至った背景の考察、これからの考え方等についてまとめました。
出品者だけでなく、普段Amazonでは購入しかしていないという方も、双方が安全に取引をする上で大切なことですので、ぜひ理解を深めるのに活用してください。

Contents

Amazonコンディションガイドラインを動画で見る

Amazonコンディションガイドラインとは

Amazonで出品する際に商品のコンディションを記載しなければなりません。
そのコンディションを割り当てる為の明確な決まりを記したものが、Amazonコンディションガイドラインです。

出品時に商品のコンディションを正しく記載させないと、出品取り消し等の措置がなされます。また、購入者ともトラブルが起こる原因となりますので必ず正確に記載しましょう。

Amazonコンディションの振り分け方

Amazonコンディションとは商品の状態を意味し、以下のように分類されています。また、ジャンルによって出品できるコンディションは違うため、出品前に必ず確認するようにしてください。

◆新品
◆再生品
◆中古
・ほぼ新品
・非常に良い
・良い
・可
◆コレクター商品
・ほぼ新品
・非常に良い
・良い
・可

出品するジャンルによって選択できる(出品出来る)コンディションは違うものの、最大10通りに分けることが出来ます。
詳細については後程ご説明していきます。

Amazonコンディションはいつ選択する?

商品を出品登録する際にコンディションを選択する部分があります。

選ぶ際に、自分の思い込みで選択するのではなく、必ずコンディションガイドラインに沿って合ったものを選択してください。
コンディションを偽って登録することはあらゆるリスクがあります。

また、出品出来ない基準もしっかりと定められていますので、こちらも必ず出品前に確認しましょう。

Amazonコンディションガイドライン、遵守しない場合のリスクとは

コンディションガイドラインや出品者利用規約は、購入者と出品者双方にとって不利益な取引にならぬよう定められています。また、自分の利益だけを考えて購入者に虚偽の説明で出品するのは詐欺行為でもありますので絶対にしてはいけません。
コンディションガイドラインを遵守することは、Amazonに出品する場合の義務であり、これらを守らなかった場合はAmazon側から何らかの措置が下されるを心得ましょう。

具体的に言うと、違反警告を受けるだけではなく出品削除やアカウント凍結という可能性も十分あるということです。

Aamazonコンディションガイドラインの基準について

コンディションは自分の基準で決める物ではなく、ガイドラインに明確な基準が記載されています。
どのように分けられているのか順番に見ていきましょう。

Amazonコンディションガイドラインにおける新品・再生品・中古品の違いとは

Amazonのコンディションは大まかに、新品・再生品・中古品に分けられます。

【新品】
未開封、未使用であり、箱や帯、付属品等全てが揃っていて傷や汚れ等も全くない状態の商品。
ただし、その状態であっても保証付きの商品で既にメーカー保証の期間が始まっていたり終わっている物は新品として出品は不可
また、本に関して言うと、ISBN(図書コード)がないものは古書とし、新品での出品は不可。

【再生品】
メーカーや業者によって調整が行われ再生をしたが未使用であるもの。また、再生品として出品するにはAmazonの許可を得なければいけないものもあり、個人で扱うことは少ないコンディションの物である。

【中古品】
開封や使用をしたもの。そのなかでも使用状態によって4段階に分けられており、分類を間違えない様に注意する必要がある。
コレクター商品として出品するにはサイン入りや廃盤となっている等、付加価値がありそれを明確に表記するといった決まりがある為、ただの中古品をコレクター商品と偽ることも出品削除やアカウント凍結の措置が下ります。

Amazonコンディションガイドラインの中古品の分け方①ほぼ新品

中古品のコンディションの中でも一番状態が良く、新品に限りなく近い物を言います。
傷や汚れが全くなく、付属品や箱、説明書、パーツ等全て揃っている状態。
本やCD、DVD等の場合は、見た目で使用済みであることが分からず、外装だけを取った状態であること。

外装とは、新品の商品に巻かれているビニール等を意味します。

またガイドラインを見ると、ギフトにも適している商品と書かれているため、外装以外は新品と全く変わらない状態である商品をほぼ新品としています。

Amazonコンディションガイドラインの中古品の分け方②非常に良い・良い・可

【非常に良い】
既に使用しており、多少の使用感や汚れ、傷が認められる。
パーツや付属品に関しても一部の欠品は認められるが、使用に関しては全く影響がない物。

【良い】
使用度合いが高かったもので、傷や付属品、パーツ等の一部欠損は認められるが使用に影響がない物。

この2つのコンディションの違いは、使用度合いと傷や汚れが軽微であるか多いかで分けられています。しかし、主観によるものなので、出品者から見て非常に良いコンディションであっても、購入者にとっては良いである場合が考えられるため、判断が難しいところです。
迷った場合は、良いにしておいた方がトラブルは避けやすいでしょう。

【可】
使用度合いが多く、傷や汚れも認められる。説明書等同梱品に関しては使用に影響がなければ欠損を認め、部品やパーツ等の欠損や消耗品の交換についてはそれらがなされておらず一部使用の制限はあるものの工夫すれば使用できるもの。

可だけではありませんが、コンディションが下がれば下がるほど、コンディション説明の欄に詳細を記入しないと、クレーム等のトラブルに繋がる可能性が高くなります。
また、「このくらい良いだろう」と判断を甘くすると、コンディションを正確に伝えられない可能性もあるので、判断を厳しく、迷ったらコンディションを一つ下げ詳細で説明する等工夫をしていきましょう。

Amazonコンディションガイドラインで新品として出品が禁止されているものとは

商品のコンディションそのものは新品の条件に当てはまっていても、新品として出品出来ない物があります。
それらの定義について説明していきます。

Amazonコンディションガイドラインで新品として出品が禁止されている物の定義

コンディションガイドラインには、「新品」として出品できない商品として以下のように記載があります。

・個人調達商品(個人事業主を除く)。
・メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品。
・Amazon.co.jpで調達された商品(Amazonマーケットプレイスを含む)。

これらは2017年9月に定められたものですが、これらが決められた背景を見ていきましょう。

Amazonコンディションガイドラインになぜこのような定義がなされたのか

これらが定義とされた背景の中には、転売ビジネスによる保証の問題があるのでしょう。

出品する為メーカー保証の印を押していない物を販売するという方法をとっていた人が非常に多くいました。それは新品として出品する為だけでなく、購入者にとっては全く関係のない土地の保証印が押されていても行くことも出来ずどうしようもない等クレームを受ける場合もあったからです。
しかし購入者がいざメーカーの無償保証を受けようとした際、保証印がないことを理由に受けられなかったというトラブルが多く発生していた為、今回このような定義が追加されたと言われています。

要するに、新品ならば正規代理店で購入した場合と同じ保証を受けられる状態で販売することを義務付けられたのですね。

Amazonで仕入れたものも新品として出品禁止!

Amazon内で仕入れたものをAmazonで転売して利益を得ていた人にとってはとても痛い今回の変更ですが、これも保証を確実に受けられると言い切れない等の観点から取り決められたと考察出来ます。

また、Amazonのアカウントに履歴が紐づけられているため、出品してもすぐに発覚するでしょう。

新品定義の変更についての詳細

上記で変更がなされた背景を考察しましたが、

・個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品
・メーカーが提供する保証がある場合、保証期間その他の条件において、メーカーの正規販売店と同等のメーカー保証を購入者が受けられない商品
・Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品

が具体的にどういうことなのかを説明していきます。

個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品

例を挙げると、メルカリ等の個人間で売買するサイトで購入した商品を、新品として出品することです。
ただし、仕入れ先が個人事業主であった場合は除外されます。

危惧するのは、個人事業主からの仕入れと偽る人が出てくるのではないかということですが、今後Amazon側から個人事業主から購入した証拠の提示を求められる可能性も考えられます。
その際に証明できなければ当然違反となります。
証拠の提示は憶測にすぎませんが、このような規約を設けたということはそれに対しての対策もあるでしょうから、偽って新品として販売することはやめましょう。

メーカーが提供する保証がある場合、保証期間その他の条件において、メーカーの正規販売店と同等のメーカー保証を購入者が受けられない商品

家電等、メーカー保証が付いている商品は本来、保証印やレシートを添付してその日付から指定の期間保証が受けられるようになっています。
保証印を押さずに販売していたため、保証が受けられなかったという事例を前述で紹介しましたが、それを防ぐための規約です。

保証期間等全ての条件において、同じ保証が受けられない場合は新品とは出来ません。
まずは出品する商品の保証内容をしっかり確認し、確実に同じ保証を提供できるか判断し、出来なければ新品としての出品はしないでおきましょう。

Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品

今までは、安く出品しているセラーから購入し、新品として高く販売するという流れを全てAmazon内で行っている人がいましたが、その行為を禁止するという内容になります。
この方法も、上記2つのの方法についても、中古での販売なら可能ですが、中古での販売の場合、値段設定が下がるため以前のようには稼げないと言われているのです。

バレなければいいのではと考えるのは非常に危険ですので、コンディションガイドラインに則った出品をしましょう。

Amazonコンディションガイドラインにおいて既に出品したものはどうなるのか

コンディションガイドラインで取り決められたことは、これから出品する物だけでなく、既に出品されている物も該当します。
ガイドラインに従わないまま出品するのは、アカウント凍結等のリスクを高めるだけなので早急に対応を行いましょう。

Amazonコンディションガイドラインを守るために迅速に行うべき4つのこととは

■出品中の商品がガイドラインで認められたものであるかを確認しよう
出品している全商品、手間であっても一つ一つ規則に則ったものであるかを確認するようにしましょう。

■違反となったものがあれば即座に販売停止をしよう
確認し、違反している物があれば販売停止しましょう。コンディションを中古に変更し再度出品することは可能です。

■FBA納品している場合は返送手続きを取ろう
FBAに納品している物即返送手続きをとるようにしてください。コンディションを変更する場合であっても一旦手元に戻し、一から登録、再度納品する必要があります。

■違反となったものがあればSKUごと削除しよう
SKUとは商品の管理番号で、出品者が好きに付けられるものですが、違反していた商品の情報は全て削除するようにしましょう。

Amazonコンディションガイドラインの変更で今後の仕入れや販売はどうするべきか

ガイドラインを遵守しながら販売を行うのは絶対条件です。また、それ以外にも意識しておくとより安全なポイントがあります。

■個人から商品の状態や保証が不確かな物は仕入れない
中古品で出品するにしても、状態が確認できないまま仕入れるのは危険です。確実に確認してから仕入れたほうがあなたにとっても安全でしょう

■保証に対しての準備をする
ガイドラインにも載っていますが、中古品として出品する際メーカー保証が切れている物は返品対応を受け付けなければいけません。

あまりにも保証期間が短い商品や、正規代理店以外からの購入ではメーカーが保証を適用しないという場合はあなたが保証をしなければなりません。そうなった際に対応が可能かをまず考え、対応できないものについては出品はしないようにしましょう

■Amazon内転売は注意
今回の規制は新品に関してですが、いつ規約が変更され中古でも不可となるかは誰にもわかりません。ですがその可能性もあるので警戒しておいた方が良いでしょう。また、Amazonからの購入の場合でも、上記に挙げた保証の問題等をクリアしなければならないのは変わりません。Amazon内転売は避ける方が無難と言えます。

参考:Amazonせどりにおける仕入れと出品の注意点とは?

Amazonコンディションガイドラインそのものを見直す

今回の変更だけでなく、今までに改定されたものも含め、コンディションガイドラインや出品者規約を読み直すことをお勧めします。
Amazonはガイドラインや規約の変更が突如加わることも多く、知らずに出品していると規約違反をしていたということにもなりかねません。
こまめに確認、見直すようにした方が、安全に出品を続けていけるでしょう。

今回の変更が与える新品せどり・購入者への影響とは

コンディションガイドラインの変更直後、せどりをしている人の多くがざわつきました。
その理由と変更が与える影響とはどのような物なのでしょうか。
また、今回の変更は購入者にもどういった影響があるのかその2点について説明していきます。

新品せどりへの影響

せどりで稼いでいた人で影響を受けるのが、本来中古品とされるものを新品として出品していた方々です。
新品せどりと言い、家電量販店等から安く仕入れた商品を新品として高く販売するやり方になります。本来一旦購入したものはいくら未使用であっても『中古品』とされるのですが、中古品として出すには価格を下げないと売れず意味がなくなるため、新品として販売していたのです。

最初から中古のほぼ新品で出品していれば何の問題もないのですが、新品の価値がなくなると騒ぎ立てて人にとっては大きな影響になります。

購入者への影響①正規販売店とそうでないものの区別が付けられる

この変更により、新品として販売が可能なのは、正規で販売しているお店のみとなりました。
筆者にも経験があるのですが、少し安いなと感じながらも新品の家電を購入したは良いものの、届いた商品を見ると保証印がありませんでした。購入する前のショップの詳細には、家電を取り扱っている業者のような記載があったため疑わなかったのですが、実際壊れた際、メーカーにネットで購入した商品だが修理可能か問い合わせたところ不可能という答えを頂いた経験があります。(高い買い物ではなかったので、諦め別の物を購入しました)

こういった業者は今までたくさん隠れていたのでしょう。しかし、今回の変更でそういったセラーは排除できるため、安心して新品を購入できるようになります。

購入者への影響②信頼できる出品者かどうかを判断できる

昔の筆者のように、出品側の規約を何も知らなければ、規約違反を犯しているセラーと知らずに購入してしまうことが考えられます。
購入するだけだから出品の規約やガイドラインは関係ないと思いがちですが、規約を知っていれば出品者のレベルを判断できるのです。

商品のコンディション含め正しい商品説明をしているかは非常に重要なことであり、これを遵守していないセラーを見つければ通報することも出来るので、購入者が安全に良い買い物をするため規約を知っておくと良いでしょう。

Amazonコンディションガイドラインにおける本のコンディションについて

本のコンディションガイドラインは、ISBN(図書コード)の有無によって違ってくるため、これについて説明していきます。
ISBNがない本は古書として扱われ、ISBN有の場合とコンディションを混同しない様にしましょう。

新品・ほぼ新品

【新品】
ISBN有…未使用であり、帯や包装があるものはそれらも全て揃っていること
ISBN無…新品としての出品は不可

【ほぼ新品】
ISBN有…読まれた形跡がなくギフトとしても使用できる状態であること
ISBN無…有の場合と同じ。紙の変質がある場合は詳細に記入

非常に良い・良い

【非常に良い】
ISBN有…使用されているものの折り目や傷がなく非常に綺麗である状態
ISBN無…古くても、書き込みや線がない状態。傷み等は詳細へ記載

【良い】
ISBN有…カバーやページが綺麗な商品。書き込み等は半分以下であれば認める
ISBN無…古く使用に多少の難があるものの使える状態

可・出品不可

【可】
ISBN有…傷や書き込み等が認められるが読むのに支障をきたさないもの
ISBN無…ボロボロであってもページの欠損がなく、読めるものであれば良い

【出品不可】
ISBN有…かびやシミ、ニオイがあるもの、ページが欠損している物
ISBN無…ページが欠損している物

こうしてみると、かなり基準が違うことが分かります。
ISBNの有無でコンディションの判断が変わるため、よく確認してください。

Amazonコンディションガイドライン まとめ

コンディションガイドラインに書かれていることをまとめると、中古品である物は中古品と明記し正しく販売する。それを守らない出品者には何らかの措置を下すということです。

購入者としては、メリットが多く安心して購入できるようになるため、良い変更でしょう。
良識のある転売者にとっても、特別痛いことではないため、痛いと感じる場合はこれまでの出品が間違っていたということになります。
商品のコンディションを正しく記載することはトラブルを防ぐためにも重要です。また、知らず知らず違反していたということにならない為に、ガイドラインの見直しと出品商品の確認は必ず行いましょう。

出品者・購入者ともに安全にAmazonを利用できるように定められているガイドラインです。これを機に、出品する場合も購入する場合も、意識して取引をしてみてください。





  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る