【2024年最新】Amazon輸出のFBA販売はリサーチ法が成功のカギ

「Amazon輸出とはどんなものか?」

「Amazon輸出でFBA販売をするメリットやデメリットは?」

Amazon輸出でFBA販売をする時のリサーチ方法は?

Amazon輸出でFBA販売をする場合、リサーチ方法は無在庫販売と同じではありません。FBAに向く商品・向かない商品があり、販売する商品・販売する量なども違います。今回は以下の内容について解説していきます。

Amazon輸出とは何か

・Amazon輸出でFBA販売をするメリット・デメリット

・Amazon輸出でFBA販売をする時のリサーチ方法

Amazon輸出をFBA販売でやろうと考えている方は必見です。

目次

Amazon輸出とはどんなもの?FBAを簡単に解説

Amazon輸出とは「海外Amazonに出品し、商品をFBA倉庫に納品して販売する」方法です。海外のAmazonは日本を除き21ヵ国ありますが、主にアメリカのAmazonで出品することが多いです。

Amazon輸出を始める前に必要なものを準備しよう

まずはAmazon輸出を検討する際、必要なものが自分で用意できるか検討していきましょう。

①パソコン
②仕入れ資金
③アメリカAmazonから受取用の海外レンタル法人口座「ペイオニア」または「ワールドファースト」
④「ペイオニア」「ワールドファースト」から入金する国内の銀行口座
⑤クレジットカード

特に売上金を受け取るためのアメリカの決済サービスである「ペイオニア」または「ワールドファースト」をAmazon輸出ビジネスを始める前から持っている人はごく稀だと思います。日本国内の銀行口座では直接受け取れませんので、その辺を理解しておきましょう。

Amazon輸出を始めよう!まずは登録から

Amazon輸出をするなら、まずアカウントの登録から始めましょう。

Professional(大口出品サービス)Individual(小口出品サービス)の2種類がありますので、まずどちらが最適なのかをご自分で選択してください。

大きく違うのは月額登録料です。Professional(大口出品サービス)は月額39.99ドル必要ですが、基本成約料が無料です。Individual(小口出品サービス)は月額登録料が無料である代わりに、基本成約料が1件につき0.99ドル必要となってきます。

ですので、1ヶ月に40点以上の販売予定があるのかないのかで考えると良いでしょう。しかし Individual(小口出品サービス)では出品数・カテゴリ・レポート機能に制限がありますので、基本的にProfessional(大口出品サービス)をおすすめします。

参考:【初心者必見!】Amazonの出品サービスで販売する方法を解説!大口・小口出品にかかる費用や出品手数料は?利益の算出方法も紹介

物販初心者がAmazon輸出を始めるならFBAがおすすめ

日本でAmazonや他のECサイト、店舗などどこからでも良いので仕入れます。そこからAmazon輸出して販売するだけなのですが、このAmazon輸出に際して、不安を抱きがちな要素をチェックしていきます。

①商品リサーチ
リサーチツールのほとんどが「MWSキー」を採用しています。このMWSキーは大口出品者でないと取得できませんので、Amazon輸出に重要なリサーチをするなら大口出品サービスに登録しておきましょう。

②海外口座取得
法人口座が必須なのですが、海外に法人を作るのには約20万円前後かかってしまいます。そこで便利なのが「ペイオニア」や「ワールドファースト」などの海外レンタル法人口座です。口座を複数持てるのは「ワールドファースト」なので、今後複数の口座が必要かも知れないのならおすすめですが、どちらでも特に問題はありません。

参考:ワールドファースト

③FBAを使うかどうか
梱包・出荷など、国内のAmazon出品でも気を使う部分ですが、Amazon輸出の初心者の方ほどFBA販売をおすすめします。Amazon輸出の代行業者を利用して効率よく業務を遂行できるのがFBAのメリットです。

参考:Amazonでの出品にFBA倉庫を利用するべき?仕組みからメリット・デメリットまで徹底解説!

④英語習得
昔は海外とのビジネスにおいて英語が出来ないことはあり得ませんでした。現在ではAmazonに限っては日本語表記の画面にも切替えられますし、Google翻訳でも簡単に翻訳できる時代です。さらに電話ではなく基本的にメールのやり取りですから、Google翻訳の使い方さえ分かれば問題はありません。

参考:成功するメールの書き方を習得して仕入れ先を獲得しよう

⑤Amazon輸出ならでは「消費税還付」制度
Amazon輸出に際して、仕入れ価格の消費税分の払い戻しを受けることが可能です。還付を受けるには、まず免税事業者から課税事業者になる手続(消費税課税事業者選択届出手続)が必要です。手続は、適用を受けようとする課税期間の初日の前日までに、税務署へ「消費税課税事業者選択届出書」を提出するだけです。そして、確定申告の際に「消費税及び地方消費税の申告書」と併せて「消費税の還付申告に関する明細書(個人事業者用)」を提出します。

参考:仕入請求書の管理や処理の流れを徹底解説!

Amazon輸出でFBAを利用するメリット・デメリット

Amazon輸入・輸出など、Amazonビジネスにおいて必ず出てくるキーワードが「FBA」です。手数料はかかるものですが、非常に便利で効率よく仕事が出来るものでもあります。そこで気になるのは「手数料を支払うだけのメリットはあるのか?」ですよね。

Amazon輸出でのFBA販売のメリット・デメリットをふまえ、その答えを見いだしていきましょう。

Amazon輸出におけるFBA販売とはどんなもの?

Amazon以外の転売などを想像してみましょう。素人でもメルカリのような手軽なフリマアプリで販売したことがある人ならご存知かと思いますが、転売は基本すべて自分で行います。

①売りたい商品を見つける(仕入れる)
②画像や説明文などの出品ページを作る
③売れるまで商品を保管(在庫保管)
④商品の注文が入ったら梱包する
⑤発送手続きをする(送料は出品者持ちであることが多い)
⑥無事届いたことや商品に問題ないことを確認してもらう

特に大きなものを在庫保管するのは大変です。ある程度のスペースが必要になりますし、自宅保管だと本当に気を使って生活しないといけなくなってしまいます。また商品が大量に売れようものなら梱包が大変です。中には梱包しにくいものやクッション材など配慮のいるものがあり、それぞれの商品に最適な梱包をしなくてはなりません。

仕入れやリサーチ、出品ページの作成などはともかく、その後は売れれば売れるほど大変です。これを解決してくれるのが「FBA販売」です。メリットやデメリットをふまえ、利用するべきかどうかを考えてみましょう。

参考:Amazonで出品代行を使うべき理由とおすすめサービス

Amazon輸出でのFBA販売の3つのメリットとは

FBA販売は手数料を支払ってでも利用する人が多いです。メリットがないわけがありません。どんなところに魅力を感じて利用しているのか見ていきましょう。

メリット①業務の効率化

FBA販売の場合、仕入れした商品をAmazonに送り、出品するだけです。ですので、商品リサーチをし、商品を仕入れ、商品を出品することに専念できるのです。売れた商品が大量であるほど梱包や出荷に手間取り、Amazon出品にとって非常に重要とも言える商品リサーチが十分に出来ないのでは本末転倒です。

リサーチなどに十分な時間が費やせる、または自分の自由な時間も多く取れるので、非常にありがたい存在です。

メリット②商品が非常に売れやすくなる!

FBA販売の場合、個人ビジネスで一番悩ます「送料」が無料になります。ユーザーは送料をかけてまで商品を欲しいと思っているとは限りません。どうしても欲しいものなら送料をかけてでも注文してくれますが、そこまでではない、もしくは商品の値段の割に送料の割合が高いのなら諦める場合が多いのも事実です。

Amazon出品で同じ商品を扱うライバルセラーがたくさんいることは珍しくありません。このライバルセラーが送料無料だったらほぼ勝ち目はありません。さらに同じ価格の出品者が2人いて、1人がFBA販売、1人が自己発送販売だとしたら、FBA販売の方が上位表示になるシステムになっています。

参考:AmazonのSEO対策で上位表示し売上爆増する攻略法

もし10人ほど同じ商品を扱っていて、自分が自己発送販売、9人がFBA販売だったとしたら、自分は上位に表示されないということなのです。商品を購入してもらうのには、まず出品画面を見てもらわなくてはなりませんから、これでは売れにくくなってしまうのです。

また日本ではクレジットカードの決済が当たり前になりつつありますが、いまだにクレジットカード決済を避けたい人がいるのも事実です。FBA販売は「代金引換」の決済方法もありますので、クレジットカードを利用できない、またはしたくない人にも選ばれやすくなります。

さらにFBA販売は「マケプレお急ぎ便」の指定も可能です。1日でも早く手に入れたい!そう思っている人はお急ぎ便が指定可能なFBA販売の商品を選んでくれることでしょう。

参考:Amazonの配送や日本郵便のゆうパケットが遅いって本当?

メリット③価格を高めに設定しても売れやすい

FBA販売の場合、出品者名の後ろに「出荷元 Amazon(Ships from Amazon)」の文言が必ず追加されます。

ユーザーは出品者は誰かということをさほど気にしておらず、この文言で「Amazonが販売している」と解釈する人が多いです。
逆に高額な商品を購入するユーザーほど、安心して購入できると感じているようです。自己発送出品者よりも少し高く価格設定をしても「信頼度」で選んでもらえる場合もあります。また自己発送出品者よりも送料を気にしなくても良いので、送料分ほど商品価格を高めに設定することも可能です。

Amazon輸出でのFBA販売のデメリットはこれだけ!

FBA販売のデメリットは、ズバリ「FBA手数料がかかること」!Amazonも、在庫保管や梱包・出荷、その後のフォローまで無料では対応できません。当然と言えば当然です。

大口出品サービスの月額登録料のように「月にいくら」という価格設定があるわけではなく、1商品につき、売れるごとにFBA手数料は発生するのです。初心者ほど、この手数料を削りたいと思ってしまいがちですが、少し考えてみましょう。

Amazon輸出は、主にアメリカAmazonへの出品を指すのでFBA販売にかかってくる手数料も本来はドルなのですが、今回はわかりやすくするために全て日本円表記で説明していきます。

【自己発送でCDを1,200円で販売した場合】
仕入れ…350円
販売手数料…180円
カテゴリー成約料…140円

これに送料がかかりますが、とりあえずAmazonに支払う額と仕入れ額は670円となります。
ですので、利益は530円でそこから送料を引くことになります。

【FBA販売でCDを1,200円で販売した場合】
仕入れ…350円
販売手数料…180円
カテゴリー成約料…140円
FBA配送代行手数料…226円

合計896円で、これに在庫保管料も数円必要になってきます。送料はかかりませんので、利益は約304円ほどです。

自己発送利益→530円(送料は考慮せず)
FBA発送利益→304円ほど(送料込み)

自己発送出品でも、送料を購入者負担にすればそのままの利益が入りますが、出品者負担にするとさらに利益は減ってしまいます。

①自己発送出品でCDを1,200円で出品(送料なし)
②FBA発送出品でCDを1,400円で出品(送料込み)

この2つならどちらを選びますか?信頼性もあって、お急ぎ便の対応もあって、代金引換もあって、送料込みの1,400円を購入しませんか?FBAは少し高めの設定をしても商品は売れやすいのです。Amazon輸出でのFBA販売は、手数料を支払うだけの価値があるというわけです。

Amazon輸出のキーワード!FBA販売と無在庫販売の違いとは

「無在庫販売」ってよく聞きますが、実際どんなものなのかご存知でしょうか?Amazon輸出で必ず出てくる「FBA販売」と「無在庫販売」の違いやメリットを十分理解することは今後のビジネスの方針を決めるうえで非常に大事です。

そもそも無在庫販売とは

読んで字のごとく「在庫がない状態で出品し、注文受付後に仕入れて発送する」販売方法です。メリットは何と言っても「在庫を持たない」「よって資金の調達も要らない」など、リスクの少ない販売方法であることです。

資金調達の難しい学生や子育て主婦でも手軽に始められると人気なので、初心者でも挑戦しやすいのがポイントです。在庫が無いと管理もしなくて良いので、自分の部屋がない学生、小さい子供がいる家庭でもスペースの問題なく始められるのです。

参考:Amazonの0円仕入れのやり方!規約違反のリスクと注意点も解説

Amazon輸出において「FBA販売」と「無在庫販売」の違いとは

無在庫販売とFBA販売には大きく違う点が2つあります。

①無在庫か有在庫か

無在庫販売は、その名のごとく、注文があってから仕入れる無在庫の販売法です。これに対し、FBA販売は商品を仕入れ、Amazonに納品する有在庫の販売方法であり、Amazonに納品するまでを出品者が行い、その後の梱包・出荷、クレーム対応などはすべてAmazonが対応するシステムです。

②Amazonプライムのprimeマークがつくかつかないか

primeマークは、価格の横あたりにつくマークで「FBA販売」である証拠でもあります。FBA販売は商品ページで「この商品は、○○が販売し、Amazon.co.jp が発送します。」と表示されます。無在庫販売は、これがありません。このマークは信頼度が非常に高く、このマークがついていないところからは購入しないと決めている人もいるほどです。

無在庫販売は資金調達や在庫管理がいらない魅力がありますが、FBA販売の方が売れやすいと言えます。

参考:Amazon出品での価格設定で考えたい4つのこと

Amazon輸出で無在庫販売をする3つのデメリット!FBA販売も不可に

在庫を持たなくても出来る無在庫販売は、初心者にはとても始めやすいビジネスでもあります。しかし本当にメリットばかりなのでしょうか。実はそうでもないのです。無在庫販売のデメリットもきちんと把握していきましょう。

①商品を用意できないこともある
無在庫販売は注文を受けてからの仕入れになりますので、万が一仕入れられなければ、注文をキャンセルしなければなりません。購入者は必要だと感じて注文しているのですから、これでは失望させてしまいますし、評価が悪くなる可能性もあります。在庫が無い分「必ず商品を仕入れなければならない」というリスクは付いて回るのです。

参考:Amazonアカウント停止や閉鎖される理由11選!復活手順を徹底解説!

②仕入れ値の価格変動を覚悟する必要がある
価格設定をする時に、もちろん仕入れ値も含めて検討するものですが、注文が入った時点で同じ仕入れ値を維持できている保証はありません。注文が入り、いざ仕入れようと思った時に予想以上に値上げしていてほぼ利益がなかったなんてこともあり得るのです。その辺は考慮しておきましょう。

参考:販売価格の計算をエクセルでする方法。原価や付加価値など価格を決定する基準も解説

③FBA販売が出来ない
FBA販売は有在庫販売ですから、無在庫販売には対応していません。FBAはとても便利で信頼性もある販売方法なので、利用する出品者が多いです。無在庫販売にすると、梱包・出荷やその後のクレーム対応など、自分でしなければならないことが多く、作業効率が良いとは決して言えないのです。

無在庫販売はメリットがあって始めやすいのですが、デメリットが存在することもしっかり把握しておきましょう。

Amazon輸出FBA代行業者を選ぶ5つのポイント

Amazon輸出FBA代行業者を利用すると言っても、代行業者によって様々な特徴があります。ここではそんな代行業者を選ぶポイントを5つご紹介していきます。

Amazon輸出でのFBA倉庫までの納品スピード

AmazonにFBA納品する方法は「転送」と「直送」の2種類があります。転送は「自宅→EMS→アメリカの代行業者→AmazonFBA」という流れであるのに対し、直送は「自宅もしくは仕入先→日本の代行業者→AmazonFBA」という行程です。

直送の方がFBA納品が早いということもあって、スピード重視で考えている方は直送がおすすめです。

Amazon輸出FBA代行業者は実重量・容積重量で判断する

Amazon輸出FBA代行業者によって「実重量」「容積重量」のどちらかの送料計算が適用されているかが異なります。容積重量は「縦(cm)×横(cm)×高さ(cm)÷5,000」で求めることができます。
例として、EMSでは実重量が送料計算で適用され、クーリエでは実重量と容積重量の重い方が適用されます。

これらを踏まえ、代行業者を選ぶ際には自分が扱う商品の大きさ、重さをしっかりと考慮して選びましょう。

Amazon輸出FBA代行業者は価格で判断する

価格で代行業者を選ぶ際には、代行業者がどこで利益を得ているのかを確認しましょう。例えば送料で利益を多く取っている業者だと、発送回数が多くなればなるほど自分の利益に繋げることは難しくなってしまいます。
業者が出している料金表と自分の販売スタイルを確認し、支出のバランスが取れる業者を選択しましょう。

Amazon輸出でのFBA納品のノウハウがあるかどうか

Amazon輸出のノウハウがない業者だと、場合によってはFBA納品ができない可能性があります。AmazonFBAには、出品が禁止されている商品や重量制限などといった独自のルールがあるため、それを知らないとFBA納品時にトラブルが起きるといった事態になってしまいます。

Amazon輸出のノウハウがある業者だと、様々なサポートを行ってくれるので安心です。

Amazon輸出の代行サービスが利用できるFBA代行業者か

代行業者によっては、様々な代行サービスを利用することができます。各サービスごとに手数料が掛かるため、手数料を安く済ませたい方であれば代行サービスを使わない手もありますが、その分自分で全てやらなければならず時間が取られてしまいます。

主な代行サービスは以下の通りです。
・FBAラベル貼り付け
・インボイス作成
・通関書類作成(TSCA,FCC等)
・同梱
・返品商品荷受け

代行サービスを利用すれば、利用する分自分の時間が増えることになるので手数料がそこまで高くなければ利用することをおすすめします。

Amazon輸出のFBA納品を行う時のポイント

Amazonは、アメリカに会社があるのでFBA倉庫も当然アメリカにあります。アメリカにあるFBA倉庫に納品を行うためにはどのようなことをする必要があるのでしょうか?

Amazon輸出でFBA販売をするならインポーターが必要

インポーターとは、輸出入時に商品を買い取る責任者のことを言います。Amazon輸出でFBA倉庫を利用するためには、このインポーターが必要になります。インポーターを指定しないと、Amazonへ商品を発送することはできません。

インポーターはアメリカに住んでいる人で英語でのやり取りが問題なくできる人であれば、誰でもなることが可能です。

Amazon輸出でFBA販売をするなら国際送料を安くしないと利益が出ない

Amazon輸出はアメリカへの発送になるので、国際発送の運賃になります。国際発送ということもあって費用は高めに設定されています。この国際発送の運賃をできるだけ安く抑えないと、利益を取ることは難しいです。

ではどうすれば国際発送の運賃が減らせるのかと言うと、配送業者に交渉することです。交渉をすれば必ず運賃を下げてくれるとは限りませんが、交渉への材料が揃っていたり交渉に自信がある方には試してみる価値はあります。

Amazon輸出のFBA納品作業について

もし国内Amazonでの販売経験がある方であれば、Amazon輸出のFBA納品を行うのは簡単です。今まで日本語になっていた部分が英語になっているだけなので、英語の翻訳機能を使ったりしていけばスムーズに進めることができるはずです。

もし国内Amazonでの販売経験がない方であれば、操作やAmazon輸出の流れを把握するためにも国内AmazonでFBA販売を経験してから行うことをおすすめします。

【Amazon輸出】FBA販売向けをはじめとする7つのリサーチ法

Amazon輸出のリサーチ法は1つではありません。

①Amazon輸出FBA販売向けリサーチ法
②Amazon輸出無在庫販売向けリサーチ法
③予約販売向けリサーチ法

参考:Amazon輸入でリサーチ代行は本当に必要か?!導入するタイミングとポイントはこれだ!!

3つに分けて解説していきます。

①Amazon輸出でのFBA販売向けリサーチ法3つ

①Amazon輸出FBAキーワードリサーチ法
Amazonトップページの検索バーにキーワードを入れる、またはリサーチツールのキーワード検索で検索するシンプルなリサーチ法ですが、この方法でリサーチして、ヒット商品を探すのは実は結構難しいかも知れません。

②Amazon輸出FBA出品者リサーチ法
出品者リサーチは「優秀な(評価の高い・売り上げが良い)出品者」を見つけ、それを参考にする方法です。

③Amazon輸出FBA画像リサーチ法
画像リサーチはASIN(世界のAmazonに共通する商品コード)で繋がっていない商品を見つけることが可能です。ASINに紐付けされている商品だとリサーチツールで簡単に見つけられ、当然ライバルたちも見つけやすいです。画像リサーチではライバルが見つけにくいものが見つかる可能性があります。

初心者であれば、キーワードリサーチ法から少しずつリサーチしていき、どんな商品があるのか・どんな商品が売れていそうかなどを確認してAmazon内での売れ行きなどを把握していくことがおすすめです。その作業で見つけた優秀な出品者から出品者リサーチをしてみると良いでしょう。

その中で次のことに注目しながら商品を決定していきましょう。
・出品者数と月の販売個数のバランスが取れている(出品者の分母が多いほど売れにくい)
・コンスタントに売れている
・FBAに納品できるサイズのものかどうか
・月の予定利益が数万円ほど出ると予想できるものか

とくにツールで簡単に見つけられる商品は、ライバルも多いことがほとんどです。様々な角度から考えて探していきましょう。

参考:【出品者必見!】Amazonでライバルに勝つためのコメントの作り方とは?!

②Amazon輸出での無在庫販売向けリサーチ法はFBA販売を意識

①Amazon輸出無在庫キーワードリサーチ法
②Amazon輸出無在庫出品者リサーチ法
③Amazon輸出無在庫画像リサーチ法

リサーチする方法は上記Amazon輸出FBAリサーチ法と同じですが、商品を見つけるポイントは少し違います。

FBA販売よりも売れ行きが少ないもの(FBA販売で月1~2個以上の売り上げを探す人が多いのでそれ以下)を狙っていきます。FBA販売よりも利益設定を低めにしますが、最初は薄利であっても積極的に扱って評価を積み重ねていくことが大事です。

すでに売れている商品はFBA販売の出品者がリサーチで見つけ、出品することがほとんどですので、まだそこまで売れていない商品に着目する必要があります。また、ツールで見つけやすいAmazon取り扱い商品よりも、Amazon以外から仕入れているような「ツールで見つけにくい」商品にも注目していきましょう。

参考:Amazon輸入の小売では商品リサーチが重要ポイント!

③予約販売向けリサーチ法もAmazon輸出ではチェック。ただしFBA販売はできないので注意!

予約販売は簡単に設定できます。Amazonセラーセントラルの画面上で商品を新規で登録する時の手順は次のとおりです。

①「Inventory(在庫)」を選択し、「Add a Product(商品登録)」をクリックする
②「I’m adding a product not sold on Amazon(Amazonで販売されていない商品を追加します)」をクリックし、商品カテゴリーとタイプを選択
③「More Details(詳細)」タブで、予約商品の販売開始日のカレンダーアイコンをクリックして30日以内の日付を選択し、残りの出品情報をすべて入力後、保存して終了

これだけです。予約販売の方法を知らない出品者も多く、通常の方法よりライバルが少ないです。まだ販売されていない商品を売る手法なので、FBA販売出品者はすぐに参入できません。予約の段階なので、他に格安の出品者がいたらキャンセルされるなどのデメリットはありますが、ライバルが最初から少ないのは大きなメリットです。

リサーチ法はシンプルで簡単です。2種類ご紹介しておきます。

Googleアラート画面の「アラートを作成」の空欄に、通知を受けたいキーワードを出来るだけ詳しく入力しておきます(○○新発売)(○○初回特典)
②Amazon画面の検索窓で「予約販売」などのキーワードで検索する

予約販売は、いかに「情報を知っている」かが勝負の分かれ道です。地道にリサーチしていきましょう。

参考:Amazon輸出ビジネスは儲からない?初心者が個人で始める際に必要な心構えを解説

ツールに頼らずにAmazon輸出のFBAで売れ筋を見つける方法

一括検索ではなく、手作業によるリサーチ法で商品を探し出す方法です。手順を解説していきましょう。

Amazon輸出のFBAで手作業でのリサーチ法に必要な準備

①ブラウザ→Google Chrome
②拡張機能を追加
【Keepa – Amazon Price Tracker】

この拡張機能をインストールしておきます。

Google Chromeで次の2つを開いておきましょう。

【Amazon.com】

【ファルコン】

拡張機能が追加されているか確認してみましょう。

Amazon輸出FBAでのリサーチポイント! Amazon輸出では検索者の気持ちで

ここではAmazon輸出でFBA販売する際のリサーチポイントを解説します。輸出ですから、海外のユーザーが日本のどんな商品に興味を持っているかをリサーチするのです。

海外のユーザーが日本の商品を輸入で購入したいと思う時、どんなキーワードで検索するでしょうか。「ninjya」「kyoto」「origami」など固有名詞があれば良いのですが、海外のユーザーが日本の固有名詞を確実に間違いなく知っているとは限りません。

例えば、あなたが「origami」の固有名詞が分からないアメリカ人だったとしたら、どう検索しますか?おそらく「japan」「color」「paper」などと思いつく特徴を検索窓に入れるでしょう。検索窓に実際に入れてみるとこのようになります。

見事折り紙が出てきました。このキーワードに「import(輸入)」と入れるとさらに絞られます。固有名詞が分からなくても、商品名が分からなくても、特徴を出来る限り入力すればたどり着くケースがあります。

リサーチでは、1つの商品を検索するのではなく「Japan import」「Japan import toy」などと幅広いキーワードで探して、それぞれの商品の売れ行きを確認していくのも良いでしょう。

Amazon輸出でのリサーチ例。FBA出品者の有無も確認!

「Japan import toy」と検索して気になる商品のページを開いてみて下さい。

すると、画面の下に画像のような価格履歴などの情報が表示されます。このグラフはアメリカでの価格変動を示していますが、他のロケールと比較をクリックするとヨーロッパやアジアのAmazonの価格を見ることができます。

今度はファルコンで詳細な情報を探っていきましょう。商品画面をスクロールしていくとASINコードがありますので、それをコピーし、ファルコンに貼り付けて検索します。

このようにASINコードで検索すると、出品者数やランキングの推移を確認することができます。

ランキング推移などで月にいくつ売れたのかを推測することも可能です。

Amazon輸出に関して気になる商品についてはまずファルコンで売れ行きなどをリサーチしてみるといいでしょう。

参考:Amazon輸出で気になる商品の売れ行きをファルコン(Falcon)でリサーチしてみる

ここが気になる!Amazon輸出の規制や制限とは?

初心者から始められるビジネスではありますが、規制や制限がないわけではありません。Amazon輸出ならではの規制や制限をしっかり把握しておきましょう。

Amazon輸出FBA販売で出品してはいけない商品を把握しよう

Amazon輸出をするにあたって不安なことはありませんか?やはり「日本とのルールの違いで失敗しないか」ということが最大の悩みでもあります。通関でSTOPされる商品、Amazonの規約でSTOPする商品、色々ありますので、注意しておきましょう。

税関ホームページ「輸出入禁止」「輸出入規制」品目

こんなもの出品するわけないと思ってしまうものばかりですが、やはり不安になることもありますよね。気になるならJETRO(日本貿易振興機構)に相談しておくのもおすすめですよ。

Amazon輸出FBA販売の時に申請が必要なものとは

通関で必要書類を提出して申請が必要になるものがあります。

①石鹸やシャンプー、インクなどの化学品
米国環境保護庁(EPA)の化学品規制により提出書類が必要になります。アメリカでの輸入通関の際、TSCAフォームというものが必要になります。

②テレビや携帯電話、コンピューターなどの電子機器
米国連邦通信委員会(FCC)の機器規制により、提出書類が必要になります。アメリカでの輸入通関の際、FCCフォームというものが必要になります。

③リチウム電池
IATA(国際航空運送協会)の規制により、単体で包装・発送されるリチウム電池の輸送規則が強化されています。「リチウム電池取り扱いラベル」と「リチウムバッテリードキュメント」
というものが必要になります。

Amazon輸出の提出書類や手順は前もって理解しておく必要があります。

通関ではなくAmazonで規制されている商品とは

通関だけではなく、Amazonとしても規制している商品もあります。アルコールや栄養補助食品など制限のあるものがあるので注意しましょう。

①Amazonで規制されている場合

出品に関する制限

英語が苦手でもGoogle翻訳を使えば、おおよその意味は理解できるでしょう。

FBAで申請が必要だと思われるカテゴリーだと「Category Approval(カテゴリー承認)」の申請で許可が得られれば出品は可能です。

②製造メーカーで規制されている場合

販売代理店の関係などで、製造メーカーが出品を規制している場合があります。実際にリサーチして高利益だと仕入れたら、メーカーから規制が入った例があります。注意したいですね。

Amazon輸出はFBA販売でも上手くリサーチすることが大事!

Amazon出品で重要なのは、やはりリサーチです。しかし何でもかんでも同じようなリサーチ法ではいけません。販売方法に合った商品選びをすることが成功のカギなのです。上手くリサーチできた上で、仕入れなどを工夫していくと、相乗効果で結果が出やすくなります。

Amazon輸出のFBA販売も、これに合うリサーチ法を身につけ、より失敗のないビジネスを展開していきましょう。

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この記事を監修した人

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