中国輸入はアパレルがおすすめ!仕入れの注意点や利益を出す方法を解説

アパレルは、中国輸入で扱いやすいというイメージを持って参入する人が多いカテゴリです。
しかし、リスクや知識をよく理解せず飛びついて、利益が出ない、赤字で在庫を抱えたという話をよく耳にします。
そうならないために、中国輸入でアパレルを扱うとどういうリスクやメリットがあるのかを知らなければなりません。
言い換えれば、その知識を持っていれば利益を出していくことが可能なのです。
この記事で紹介していることを一つの知識として活用してみてくださいね。

目次

アパレルで儲けるのは難しいって本当?

輸入ビジネスの中では取りかかりやすいというイメージのアパレルですが、実は儲からないという話を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。
輸入でアパレル品を仕入れ、販売して利益を出すことが本当に難しいのか、あらゆる観点から見ていきましょう。

ネットでの販売について

輸入した物を販売する際、一個人でも販売しやすいメルカリヤフオクを利用する人も多いですよね。
しかし、同じような商品が販売されていたり、メルカリであれば値切り交渉があったりと思うように売れず、結果的に「薄利多売になってしまった」「在庫を抱えてしまっている」という話をよく耳にします。
アパレルという括りで見ると稼いでる人もいることは確かで、稼げなかった人との違いはどこにあるのでしょうか。

まず、アパレルを扱っていて稼いでる人は、仕入れ先が違います。
多くの場合は、タオバオアリババ等中国のネットショップで仕入れていますが、稼いでいる人はメーカーから直接卸してもらった物を販売してることが多いのです。
中にはブランドの正規代理店として商売している人もいます。

そう聞くと「知識もないしそんな仕入れ交渉のスキルも人脈も持っていない」という方もいるのですが、稼いでいる人の全員が初めから知識や人脈があったわけではありません。
最低限の知識はもちろん必要ですが、稼げる人とそうでない人では、知識の習得や人脈拡大を目指して動くかどうかによっても差が出るのです。

小売価格で仕入れて並行輸入品として販売せざるを得ない人と、卸値で購入し正規輸入品として販売できる人では、当然後者の方が稼げますよね。

昨今、誰でも気軽にできるネットビジネスと謳われ、参入している人も多い輸入ビジネスですが、薄利多売によって利益を出し規模を拡大していこうとするにはノウハウが必須です。また、それを個人で行うには限界があります。

参入者が多い今、人と同じことをしていても稼げなくなっているのです。個人で稼ぐには、人とは違った商品を見つけそれを安価で仕入れていける努力をしていく必要があります。

なお、中国輸入の仕入先を探す方法として展示会を活用する方法があります。下記の記事を参考にしてください。

参考:仕入れ商品を展示会で探そう!展示会仕入れに挑戦する前に覚えておくべきこととは!?

アパレル商品をAmazonで販売することについて

アパレル商品を販売する際の販路としてAmazonを考える人もいますが、Amazonはアパレル販売には向きません。
それには
・ノーブランドでは売れにくい
・アパレル品の手数料が高い

という2つの理由があるからです。

Amazonの手数料は、服やファッション小物の場合売り上げが3,000円以内で12%、3,000円を超える部分は8%です。また、靴やカバンの場合売り上げが7,500円以内で12%、7,500円を超える部分は6%の手数料が必要です。

ですが、ブランド品の仕入れ価格の相場は、有名ブランドであれば直接取引でも6~7掛け、ネットショップで販売されている物になると8~9掛けです。

なのに、手数料で12%も取られてしまえば、利益はほとんど出ません。ベルト等の小物であれば4掛け程で仕入れられる場合もありますが、基本的にはAmazonはアパレル販売をするには向かないと言えます。

Amazonでのアパレル販売、諦めるしかない?

上記でAmazonはアパレル販売に向かないという話をしましたが、絶対に儲からないというわけではありません。

アパレル品は集客が難しいと言われますが、それはノーブランドの商品だからということが一つの理由です。
商品をブランディングし続けて成果が出れば、Amazonで新規ブランドとして販売し儲けることは可能なのです。

ではどのような商品を販売すればよいでしょうか。
一つは日本未上陸のブランドを安く仕入れて販売する方法。しかし、この方法では、人気が出たときに相乗りセラーが出てくるという難点があります。
いくら自分が見つけたブランドなのにと言っても意味がなく、利益も独り占めできません。
この方法を取るときは、独占販売権を得たほうがよいでしょう。

もう一つは、オリジナル商品を製作して販売していく方法です。こちらの方が稼げる率は上がります。

中国輸入で狙い目の商品とは?

商品選びは、輸入ビジネスの成功がかかっていると言っても過言ではないほど重要です。
そこで、中国輸入において狙い目の商品を見つける方法を紹介していきます。

リサーチするときはジャンルから絞ってみよう

リサーチする際は、まずは商品のジャンルを決め、そこからイメージを膨らませていくという方法がおすすめです。
たとえば、レジャーやアウトドアというジャンルを決めたのなら、季節に合うイベントを連想しイベントに必要な物を具体的に絞っていくのです。

レジャー、アウトドア→春ならお花見やハイキング、夏なら海やプール→シートやパラソル等イベントで使う物といった流れになります。そうすることで、より需要のある商品を見つけられるのです。

また、商品が決まったらキーワードにノーブランドと追加して検索してみましょう。
ノーブランドで表示されたものは大方、中国から輸入されたものです。
その中で、高評価のレビューを集めているセラーが出品している商品を見てみると、より需要のある商品をみつけることができます。

中国輸入のリサーチは、キーワード検索だけでなく画像検索することで効率化することができます。下記の記事を参考にしてください。

参考:タオバオで画像検索できない場合の解決法

衣服を販売するならOEM

アパレルで利益を出したいのなら、中国輸入ビジネスのセラーでは挑む人が少ないOEMで、あなたのオリジナルブランドとして服を作るのが一番おすすめです。

OEMとは、外部に自分で設計した商品の製造を委託し、出来上がったものを自分のブランド商品として販売することです。OEMであればオリジナル商品として販売でき、Amazonでも独占販売することができます。

しかし、初心者がいきなりOEM生産するというのは無理があり、OEMをするならアパレルの知識や販売の経験を積むこと、プロモーションについて知識を持っておくことが必要です。

また、最低ロット数を把握し、黒字を出し続けるために売るべき個数とその期間等を逆算していかなければなりません。
それらの知識をつけた上で経営戦略を立てて行かなければ、利益を出すことは難しいでしょう。

もし、中国輸入でOEMを真剣に考えている方は、下記の記事を参考にしてください。

参考:必見!中国輸入でOEMをしたい〜良い工場の見つけ方とは〜

相乗り販売のリスクも理解しよう

何を扱っていいか悩む初心者に対して、Amazonで相乗り販売をしてアパレルを扱うよう教える人がいます。

ですが、相乗りでノーリスクで稼ぐのは実は難しいことだという説明をしてくれる人はどのくらいいるでしょうか。
決して不可能なことではないのですが、それにはまず相乗りのリスクを知っておかなければなりません。

リスクとは具体的にどのようなことか説明します。
1つめのリスクは、アリババタオバオの人気商品は相乗りセラーが多いため高確率で被ること。
それゆえ価格競争が起こり、結果として価格が下落しやすいリスクがあります。

2つめは、アパレルの種類を増やそうと安価なものを複数の店舗で仕入れると、その分粗悪品の確率が高くなりクレームを招くこと。
大事になればアカウントを停止される事態にもなりかねません。

さらに中国人のセラーが現地からAmazonのFBAサービスで納品し販売することも増えてきていて、人気商品で現地の人に打ち勝つのは難しくなっています。
中国国内で仕入れている方が当然コストはかかりませんから、その分売値に反映できるのです。

中国輸入ビジネスで本当にアパレルを扱いたいのであれば、誰も目をつけてないような商品を見つけOEM品にするという意気込みでない限り生き残っていくのは難しいと言えます。

中国輸入で子供服を仕入れる際に注意すべきこと

海外の子供服は意外にも人気があるため、扱いたいという方も少なくありません。
しかし、子供服を仕入れる際に、注意しなければならない点があります。
・サイズ展開
・服の品質
・ブランド商品の除外

これら3つが主に注意したい事です。順番に説明していきます。

サイズ展開について

大人と違い、子供は服のサイズアウトがとても早く、半年~1年しないうちに着られなくなってしまいます。

そこで仕入れる際に気を付けたいのが、仕入れる衣服のサイズ展開を増やすことです。

しかし子供服のサイズは70㎝から、80、90、95、100~160と大体11種類あります。

加えて、デザインや服の機能によって対象年齢も変わってくるので、服によってサイズ展開が100までしかなかったり、100から上の物しかなかったりとバラバラです。

そのため、展開されているサイズ全てを最初から揃えようとするのは資金が膨らみリスクが大きくなります。初めは需要の高いサイズを中心に絞って仕入れていきましょう。

サイズの幅があるということは、一度購入して気に入ってもらうことができればリピーターになる可能性もあります。後々余裕が出てきたらサイズ展開を増やすことをおすすめします。

タオバオやアリババで仕入れる際、商品ページの中にサイズが表記されています。

表記されている数字から−5㎝くらいの身長の子が着用することをイメージして作られることが多いですが、全てがそうと限りません。

心配であれば適応サイズがショップページ等に記載されている物を選びましょう。

また、靴に関しては中国と日本の靴のサイズ表記は異なります。

日本は24、24.5、25……と0.5刻みで上がっていきますが、中国は38、39、40……と1刻みで表記されているのです。中国のサイズで1つ上がる=日本のサイズで0.5上がるようになっています。

靴を仕入れるのであれば、靴のサイズ表を調べながら仕入れると良いでしょう。

中国サイトでの服や靴のサイズ表記について詳しくは、下記の記事をご覧ください。

参考:中国服と日本服のサイズ表記の違い!中国サイトで服を購入する際のサイズ表記について解説

服の品質について

中国製の服となると気になるのが品質です。
タオバオ等のネットショップで仕入れるのならば、ショップに寄せられている評価を必ずチェックしましょう。

ネットショップでありがちなのが、同じ製品に見えるのに価格や評価がバラバラのケースです。
これは写真でパッと見ると同じでも細かいところはただのコピー商品という場合が多いのです。
購入しなければ細部はわかりませんが、レビューを参考にすることができます。

レビューをチェックせずに安いものを仕入れたら、粗悪品だったということになりかねませんのでチェックは必要です。

ブランド商品の除外について

日本でも子供服といえばキャラクターものは人気です。
しかし中国輸入ではキャラクターが付いているなどブランドになっている商品は仕入れない方が良いでしょう。

中国のキャラクター商品やブランドものはほとんどがコピー品や偽物です。中には本物もあるのでしょうが、画像で見分けるのは難しいでしょう。
コピー品や偽物は税関で止められ没収となりますし、仮に通ったとしても、日本のネットショップではコピーや偽物の販売が禁止されています。

安く仕入れられるとしても、ブランド商品は偽物である確率が非常に高く、リスクも大きいので、リサーチの対象から除外しておきましょう。

なお、中国輸入で子ども向け商品として衣服以外にも玩具という選択肢もあります。玩具については、下記の記事を参考にしてください。

参考:中国から玩具・おもちゃを輸入するために必要な知識について

キャラクターのコスプレ衣装は販売出来る?

キャラクターもののコスプレ衣装を販売すると、アカウント停止措置となる危険性があります。
そう言うと、キャラクターそのものが違法?と思う方もいるので、詳しく説明していきます。

結論:本物であれば問題ない

そのキャラクターコスプレ衣装がメーカーから出ている本物であれば、アカウント停止にはなりません。
ですが、タオバオやアリババ等中国のネットショップで販売されている物は高確率で偽物と言えます。
仕入れて販売すればアカウント停止措置となり得ます。

精巧に作られた物は、画像だけでは判断できません。
本物であることを示すには、証明書やメーカーから購入した際のレシート、商品のタグに辻褄が合わない点はないか等、誰が見ても本物である証拠を提示する必要があります。

本物だと証明できないのに、本物だと言い張って販売するのは知的財産権の侵害に当たり、アカウント停止措置となりますので注意が必要です。

〇〇風と謳った商品はセーフ?

Amazonでコスプレ衣装を検索すると、商品目に〇〇風とついているものがあります。
たとえば、ディズニープリンセス風、セーラームーン風、ドラゴンボール悟空風等、種類は様々です。

結論から言うと、これらの○○風商品も偽物となりますので、当然見つかればアカウント停止措置になる可能性は高くなります。

しかし、Amazonで販売されているから問題ないんだという認識を持ってしまう方がいるのです。
それはたまたま見つかっていないだけで、どれだけ売れ行きがよくても法律違反です。見つかれば当然アカウント停止措置となるでしょう。

他のセラーが販売しているから自分も販売しようと安易な考えを持って違反をするのは自分の首を絞めるだけです。真似をしないようにしてください。

中国輸入でコスプレは扱えないということ?

キャラクター等ブランド商品は、本物でない限りアウトです。
しかし、本物をサイト上で見分けるのは難しいため、キャラクターものは最初から扱わないほうが賢明でしょう。
中には、キャラクターはブランドではないという認識を持つ方もいます。
しかし、ポケモンなら任天堂、リラックマならサンエックス、ディズニープリンセスならディズニーというように、キャラクターはその会社のブランド商品です。
本物以外を輸入することも販売することも禁止されています。
コスプレ衣装を販売したいのであれば、完全ノーブランドでキャラクター等他ブランドの物が一切使用されていないものを選びましょう。

中国輸入での本物と偽物の見分け方やその扱い方については、下記の記事をご覧ください。

参考:アリエクスプレスで偽物が出品されている?見分け方を徹底解説!

中国輸入でアパレルを扱うメリットとは

中国輸入でアパレルを扱う人が多いのは、やはりメリットがあるからです。具体的には、
・生産している工場が多い
・オリジナル商品を作りやすい
・利益率が高いものが多い

という点です。これらのメリットを順番に説明していきます。

生産している工場が多い

アパレル商品は季節や好み等のバリエーションが多く需要が高いので、中国でも広州市や南通市を中心に多くの工場で生産されています。
実際にタオバオやアリババ等でも、無数のアパレル商品が販売されています。それくらい多くの工場で生産されているということです。

多くの工場で生産されているということは、今後OEMを考えている人にとってもメリットが大きいと言えます。
それは、品質やロット数、価格等、条件に合う工場を探しやすいためです。
工場によって品質はピンキリですが、安価で良質な物を生産している工場もちゃんと存在します。
転売でもOEMでも、信頼できる工場で製造されたものを選ぶようにしましょう。

オリジナル商品を作りやすい

アパレル品はちょっとした色の違いやボタン・ポケット、ロゴの有無等で印象が変わるものです。
同じシャツやパンツでも、少し手を加えるだけでOEMとしてでなくてもオリジナル性を出すことができます。
もちろん、中国の工場でデザインの対応をしてくれるところもあるので、輸入でアパレルを扱うメリットがあるのです。

昨今似たようなものが溢れているアパレル業界で差別化を図るには、オリジナル性のあるデザインを出すことがポイントになります。

利益率が高いものが多い

アパレル全てというわけではありませんが、原価が安く利益率が高い物が多いのも魅力な点です。
利益率が高いのは輸入ビジネスをする上で大きなメリットですよね。

工場や仕入れ先によってロット数や掛け率等が違いますが、交渉次第では仕入れ値を抑えることができ、ブランディングが成功すれば商品の価値も上がります。
そのため、工夫次第で他カテゴリの商品より利益率を高くできるのです。

他のジャンルだと、機能を大幅に変えるのは難しいですよね。
たとえば、糖度計は人気がありますが、感度がどうこう言っても具体的に変化を示すことは難しいのです。
差別化を図るにはデザインやパッケージ等並大抵の工夫では意味がありません。

かといって、機能をつけすぎると原価が上がって価格が高騰し、購入されないということもあります。機能面を大きく変更することはできないのです。

ですがアパレル品であれば、機能やデザイン等求められるものの幅が広いので、差別化が図りやすいと言えます。
ただ、素材や機能、デザインだけでなく、季節や流行も価格に影響してくるので注意が必要です。

もし、中国輸入でのOEMのメリット・デメリットについて知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

参考:OEMを中国輸入で行うメリットとは?利益を出す方法も紹介

中国輸入でアパレルを扱うデメリットとは

メリットの次はデメリットも見ていきましょう。
主なデメリットは
・粗悪品に当たる可能性が高い
・品質表示のタグ管理
・売上を出すのが難しい

ことがあげられます。

粗悪品に当たる可能性が高い

中国輸入でアパレルを扱っているとよく見聞きする「粗悪品」の存在。安かろう悪かろうで、安価な物ほど顕著です。

サイズが表記されていたものと違う、縫製が雑、さらには刺激臭のする物まであります。
何度も取引していて、この工場やショップなら大丈夫だという信頼が置ける仕入先であれば、特に問題ないでしょう。

しかし、そういったところがないのであれば、サンプルの取り寄せから仕入れ後の検品まで一つ一つ入念に行うことが必要です。

粗悪品を販売すれば、クレームだけでなくアカウント停止措置になる可能性も十分にあるので、徹底して防ぎましょう。

中国輸入で不良品を避けるために知っておきたいことについては、下記の記事も参考にしてください。

参考:服の不良品の基準とは?定義や縫製不良、不良品率を下げるための方法

品質表示のタグ管理

中国輸入でアパレル品を仕入れると、タグがついていないものが届くことがあります。
しかし、そのままの状態で販売するのは、クレームにつながるだけでなく法律違反にあたるので、必ずチェックをしましょう。

品質表示は家庭用品品質表示法によって定められた義務です。輸入した商品に素材や洗濯表示がなければ、自分でつけるか製造元に依頼してつけて貰わなくてはなりません。
また、表示がついていても明らかに違う素材が表記されていることもあるので、必ず自分の目で確認してください。

消費者目線で見ても、そういった表示がない物は不安です。さらに、タグがないままAmazonで販売すれば健全性が認められなくなるので、細かい部分と思ってないがしろにせず、徹底して管理をする必要があります。

洗濯表示やタグ付け方法の詳細については、下記の記事も参考にしてください。

参考:品質表示タグがないと輸入販売に不利?注意点などを解説!

売上を出すのが難しい

中国輸入でアパレルを扱う上で、非常に問題なのが集客の難しさです。集客は売上につながります。
アパレル関連品は仕入れ先が多く需要もありますが、それだけ参入者が多く似たような商品ばかりになるので、集客に苦戦するのです。

いくら機能やデザイン性の高い商品を扱っていても、商品ページが目に触れ、惹きつける物でなければ売れません。
良い商品だから必ず売れると過信するのではなく、商品ページをしっかり作り上げることも意識しましょう。

中国輸入品を国内で仕入れる方法とは

中国輸入品を扱っている日本国内の卸問屋のサイトがあります。
ここを利用すれば日本語で仕入れができ、商品が届くのも早いので、タオバオやアリババで販売されている物を急に仕入れなくてはいけないときは活用しても良いでしょう。

ただし、国内の卸問屋は中国から直接仕入れるより割高ですので普段使いにはあまり向きません。
参考までに紹介します。

GOMEN Online

GOMEN Onlineは、衣料小売店向け総合卸問屋である、江綿株式会社が運営しているサイトです。

メンズ、レディース、キッズ、ベビーなどのアパレルの他、カバンや財布などの雑貨、パジャマや下着、ギフト用食品、ラッピングや販促用小物など、多種多様な商品や販売グッズを仕入れることができます。

参考:GOMEN Online

CHINAMART

中国最大のインターネットショッピングモール「タオバオ」の商品の購入を代行してもらえるサイトです。

タオバオには8億点以上の商品が安い価格で揃っていますが、商品の国際発送ができず、日本語にも対応していないため、日本から直接購入するのは困難なのが現状です。

当サイトでは、購入から国際発送までを請け負ってくれるため、日本からでも安心して利用することができます。

参考:CHINAMART

Qoo10

世界最大級のオンラインマーケットであるeBayなどを運営するeBay Inc.が、日本国内向けに運営するサイトです。

アパレル、美容から家電、本、eチケットなど、国内外から出品されたあらゆるジャンルの商品が手に入ります。
このサイトだけで、幅広い商品を仕入れることができるのが魅力です。

参考:Qoo10

AKF水着専門問屋

水着やコスチューム、ルームウェアなどの卸サイトです。

商品購入の他、小ロットでのOEM生産もできるため、オリジナル商品を作ることも可能です。
アパレルの他、美容、アウトドア関連商品などもあります。

参考:AKF水着専門問屋

NETSEA

以前はDeNAが運営していましたが、オークファンに買収されたサイトです。
楽天の事業を引き継ぐサイトでもありますが、楽天と同じくらい大手メーカー正規品が販売されており、国内の卸売専門サイトと比較しても品揃えは豊富です。
中国輸入で扱うものでは、アパレル品や雑貨、インテリア等が販売されています。

参考:NETSEA(ネッシー)

スーパーデリバリー

こちらもメーカーの正規品を購入できます。また、大手サイトほどカテゴリは多くありませんが、主にアパレル品に特化したサイトです。

掲載商品は約146万点、出品している企業は3000社を超えるので、探し方次第では良い商品を仕入れられるでしょう。

レディース、メンズのアパレル、水着、コスチューム、キッズの物など細かく分類されているので、困ったときに救世主となるサイトです。

参考:スーパーデリバリー

まとめ

中国輸入ビジネスでアパレルを扱うのは簡単なことではありません。
利益を出していくのであれば知識と経験を積んでOEM商品を出していくことを目標にしていないと厳しいと言えます。

また、リスクを知らずに初心者がアパレルを扱うと、儲からないだけでなく最悪アカウント停止措置にもなりかねないので十分理解した上で扱いましょう。

初心者に相乗りをすすめるブログや業者の言うことを全て鵜呑みにしていては危険です。
特にアパレルは誰にでもできると謳われますが、ビジネスのやり方が安全かどうか、自分で判断していく力も必要になってきます。

また、仕入れ先にも十分注意しなければ粗悪品を掴むことになります。
最低限の知識は身につけてビジネスに臨んでください。

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この記事を監修した人

ビジネスのノウハウを実践ベースで徹底的に追求するのがアクシグ。
世界で最も専門的で網羅的なコンテンツを提供し、ノウハウを惜しげもなく提供していきます。

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